どれをとっても日常的にある出来事だが、その原因について真剣に考えたことのある人は意外と少ないはず。「遅れた」という結果だけ受け止め、原因を究明しないと、そのツケは自分に回ってくることを認識すべきだ。 そもそも人間は時間に対して、あいまいな感覚しか持っていない。ヒトの体内時計は実は24時間ではなく、25時間周期であって、太陽光によってそれを毎日リセットしている。さらに、個人ごとで時間のとらえ方や感覚は異なる。また、同じ個人でも、年齢、体調、作業内容、時間帯などによって感じる時間の長さが変わる。忙しいベテランビジネスマンは、加齢+仕事への集中という2つの要因で、より時間が短く感じるという。 例えば「そんなの5分もあればできるだろう!」と思っている作業を正確に計測してみるといい。たいがい思っているよりも時間がかかっているものだ。「手短にお願いします」と言って依頼したスピーチが、本当に手短だったこ
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