あらゆる業界でAI(人工知能)を駆使した技術革新が目覚ましいが、気になるのは、AIをいとも簡単に利用できるかのようなイメージを与えている点だ。しかし、AIはタダではなくお金がかかる。「資金力によって“AI格差”も生まれてきます」と指摘するのは、アップル元社員でITジャーナリストの竹内一正氏だ。同氏が近著『物語でわかるAI時代の仕事図鑑』(宝島社)の内容を紹介しながら、AI社会と働き方の未来シナリオを予測する。 * * * お金のない大学生が立ち上げたフェイスブックが大成功したのは、タダ同然で使えるインターネットという“孵化器”があったからだ。ツイッターにしても同様である。 しかし、AIはタダでは使えない。そのうえ、AIに入力する膨大なデータを集めるには金がかかる。データ量が多ければ多いほどAIは力を発揮するが、より多くのデータを集めるには、より多くの金が必要になる。
日本史のおもしろさは、ずばり「人」にあります。 何か「すごい」ことを成しとげた人は、歴史に名前が残ります。でも「すごい」だけの人なんて、この世にひとりもいません。むしろ、ものすごい失敗をしたり、へんな行動をしたりして、まわりから「やばい」と思われているような人が、誰にもできない偉業をやってのけていることもあります。だって、人生は長いのです。いい日も悪い日もあるし、年とともに変化だってあります。いろんなことを考え、行動し、ときに失敗し、そこから学び、たまに成功する。カッコいい一面もあれば、ダサい弱点もある。 だからこそ、人はおもしろいのです! 「すごい」と「やばい」の二面から、日本史の人物の魅力に迫る『東大教授がおしえる やばい日本史』から、今回特別に内容を一部お届けします。 ● すごい土方歳三 新選組を率いて江戸幕府のために最後まで戦った 時代が江戸から明治にうつるとき、彗星のように現れ、
日本ではAI研究であまり話題にならないマイクロソフト。しかし、25年にわたるAI研究の技術が騒がれないのには理由がある。マイクロソフトは、「その先」を狙っているのだ。なぜマイクロソフトのAI研究は圧倒的に強いのか。なぜ、技術はあってもAIスピーカーを作らないのか。マイクロソフトが目指すのはどんな世界なのか。3000人以上を取材したブックライターの上阪徹氏が、日米幹部への徹底取材で同社の全貌を描きだす新刊『マイクロソフト 再始動する最強企業』から、内容の一部を特別公開する。 ● AI研究のカギとなる、1日数億人規模の巨大データ テクノロジーの領域で近年、最もホットな話題になっているものといえば、AIだ。 スマートフォンでの音声認識や顔認識、AIスピーカーの登場、さまざまな機器にAIが組み込まれるなど、AI関連の話題はすっかりお馴染みになってきているが、AIがこれからのテクノロジーの進化のキー
今、顧客減、会員減に悩んでいる企業は多い。中でも定額課金=サブスクリプションモデルで利益を上げている場合には、会員取得ばかりに目を向けて、離れてしまう顧客には、なかなか有効な手を打てない現状だ。 元WOWOWグループ初の女性取締役であり、顧客を引き留める「リテンションマーケティング」で実績を上げた大坂祐希枝氏が初の著書である『売上の8割を占める 優良顧客を逃さない方法 利益を伸ばすリテンションマーケティング入門』を発売。 この連載では、この著書から一部抜粋してご紹介する。 ● 良いものを安く売ればいい時代は終わった かつてのWOWOWは、今までの成功体験にとらわれて、社内の「新規顧客」が重要で、「既存顧客」への対応が手薄になっていたというお話しをしました(詳しくは前回(第6回)を参照)。 WOWOWは、開局以来、ハリウッド映画や海外のスポーツ、人気アーティストのライブなど、お金を払ってでも
「寝耳に水だが、違和感はない」。それが総務省内部の最初の受け止めだった。 菅義偉官房長官が8月21日の札幌市内の講演会で、携帯電話料金について「4割程度下げる余地がある」と発言したのは総務省にとっても突然だったが、携帯料金の高止まりがクローズアップされたことが、同省への追い風になったのは間違いない。 政治が携帯料金に介入するのは2度目になる。2015年9月に安倍晋三首相が経済財政諮問会議で「家計負担の軽減」のため、携帯料金の引き下げを指示したのが最初で、以来、総務省は、高額キャッシュバックや実質0円端末の規制に踏み切ったほか、ライトユーザー向け料金プランの導入や、MVNO(格安スマートフォン)の参入を促す方針を相次ぎ打ち出してきた。 それでも、依然として携帯料金の値下げは進まない。総務省の家計調査によると、携帯電話の通話料は17年に初めて年間10万円を突破しており、携帯の家計負担は軽減され
世界でも最速のペースで高齢化が進む日本は、間違いなく「介護先進国」である。「日本の介護」を中国やアジア諸国に“輸出”する動きもあり、中国には日本の介護事業者も相次いで進出している。今年からは外国人技能実習制度で介護職の受け入れも始まった。「日本の介護」は、現時点では相対的に優れているのかもしれないが、それほど圧倒的に優れているのだろうか。日本と中国の介護事情に詳しい日中福祉プランニング代表の王青氏に、あえて日本の介護事業者に対し、“遠慮のない辛口視点”で寄稿してもらった。 ● 「日式介護」の施設は 中国では苦戦している 日本は、中国より20年早く高齢化社会を迎えた。2000年にスタートした「介護保険制度」もアジアの国々から注目され、「先行モデル」のような存在だ。こうした事情もあって、日本政府は「アジア健康構想」を立ち上げ、介護予防やリハビリなど高齢者の自立支援ノウハウ中心とした「日本式介護
● サービス残業の意外な実態 本当に多い「業種」「職種」は? 日本企業の働き方の特色として、残業手当がつかない労働時間、いわゆる「サービス残業」の多さは長く指摘され続けてきました。一方で、サービス残業時間は、正確な把握が極めて難しいデータとしても知られています。 【図はこちら】 まず、企業の勤怠管理には反映されません。多くの公的な統計データにも反映されません。多くの研究者は、企業が回答する厚生労働省の「毎月勤労統計」と個人が回答する総務省の「労働力調査」の差を見る、という苦肉の策とも言える手法で、サービス残業時間の把握を代替しています。 そこでパーソル総合研究所と中原淳・立教大学経営学部教授の共同調査では、サービス残業時間を「残業手当がつかない労働時間」と定義し、管理職ではないメンバー層の従業員を対象に計1万人人の大規模な定量調査を行い、直接的にサービス残業時間を回答してもらうかたちでその
日本語でも悩むメールがスラスラ書ける!総合商社で磨き抜かれた「生きた英語」とは? 「値下げ要求をスマートに断りたい」「代金の未払いをやんわりと伝えたい」「商品をさりげなく売り込みたい」。あなたならどう書きますか? 三井物産の商社マンとして、約40年間、第一線で活躍し、退職後は慶應義塾大学、早稲田大学のビジネススクールで教鞭をとる定森氏の新刊、『人を動かす英文ビジネスEメールの書き方ー信頼と尊敬を勝ちとる「プロの気くばり」』から、内容の一部を特別公開する。 ● 日本語でも難しいクレーム処理。英語だと? 今日のテーマは、「顧客からのクレームを拒否する」です。 顧客からの苦情には、可能な限り顧客の立場や主張を尊重するのが原則です。しかしときには、要求の正当性が認められない場合もあり得ます。顧客の希望に沿えないメッセージを送るときの「気くばり」は、相手の感情面と理性面の両方を重視した説明を心がける
『週刊ダイヤモンド』2018年9月8日号の第一特集は「まだまだあった不動産投資の罠」です。社会を揺るがせた「かぼちゃの馬車」問題など、数々の不動産投資の罠の全貌を明らかにしています。ただ、相続対策として、アパート建設や投資用不動産が有効に働くケースがあることも事実。そこで、今回、相続対策のためにアパート経営に踏み切る前に、きちんと押さえておきたい不動産節税術策を解説します。過大なリスクを取らずとも、不動産を活用した十分効果の大きな節税策はあるのです。(本記事は『週刊ダイヤモンド』2017年6月24日号「相続・副業の欲望につけこむ 不動産投資の甘い罠」より一部抜粋です) 【図はこちら】 相続対策の王道といえば、今も昔も不動産を抜きにしては語れない。 なぜならば、現金や預貯金は額面そのまま相続財産として評価されてしまうが、ひとたび土地にかたちを変えれば、実勢価格の80%で相続財産として評価され
約1000万円の仮想通貨が盗まれた出野達也(23歳)。人生を波乱万丈へと導く首謀者・Aに誘われたのは、六本木の社長人脈が集う西麻布の地下のお店だった。「お金0.0」、連載24回目。今回、出野の新しいバイト先が極秘裏に決められようとしています。 第24回 投手不在 ——-先週からのつづき まろ「うん。たとえばさ、この300万円借りたとき、お金を増やしてくれるもの買った?」 出野「はい!全部仮想通貨にしてすごく増えました!1,000万円になったとこで盗まれちゃいましたけど…」 まろ「なんか残ってる?」 出野「借金…ですかね…」 まろ「辛いな。なんか飲むか」 出野「いただきます!」 まろ「なんかちゃんとしたこと教えてやろうかとも思ったけど、あれだね。お前みたいなタイプは酒に逃げるってのもいいかもしれないね。次の人生で頑張ればいいじゃない」 チカ「それもそうですね♡」 出野「!!!…できれば、わた
いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第65回 現代人は自分から生まれる言葉をすべて思考だと思い違いをしています。テレビやネットで色々な情報に触れていると、頭の中に「ああした方がいい、こうした方がいい」「ああすべき、こうすべき」という思考が生まれます。そして、それを満たせていないスポーツ選手などを見て、「そんなこともわからない馬鹿なやつ」と見下します。どこと名指しせずともあちこちのWEBサイトやSNSで繰り返されている光景です。 しかし人を呪わば穴二つ、他者に対する振る舞いのツケは自らで払わなくてはなりません。人間関係は鏡であり、他者に使った評価基準は無意識のうちに自分自身にも利用されます。誰も自分のことを棚上げになんてできません。
普通のサラリーマンでも油断しているとあっという間に人生が終わってしまうかもしれない。裏社会の取材を得意とするノンフィクション作家の草下シンヤ氏によると、私たちの身近なところにも足を踏み外してしまう危険が潜んでいるらしい。 「人口比率的に考えて、裏社会の顧客の多くは表社会の人間。裏同士でやり合うケースもありますが、身内で食い合っているだけでは意味がない。彼らが外に目を向けるのは当然です」 いつの時代でも身を崩す入り口と言われているのが「ギャンブル・クスリ・オンナ」の誘惑だ。草下氏によると、時代とともに誘惑を介するツールは変化していても、それ自体は今も変わっていないらしい。そして、その周囲を取り巻く裏社会の人間たち……。では、私たちが気を付けなければいけないことは何なのか。 一般人が歩いている大通りでも、脇道にそれれば裏社会につながっている場合もある。たとえば、カジノだ。カジノ法案が成立したと
不倫がバレるシチュエーションは多岐に渡る。その中には実父の不倫がきっかけで、自らの不倫までバレてしまうという不幸な事例も…。 「70歳の父親の不倫が発覚して、激怒した母親が離婚届けを突き出したんです。とうとう親族会議になりましたが、その席上で、まさか自分の不倫もばれてしまうなんて……」 そううなだれるディーラーの鹿島秀雄さん(仮名・35歳)。親族会議の席上で何が起きたのだろう。 大学時代にラグビーをやっていたという鹿島さんは、筋肉質の大柄な体格。だが、自身の不倫の顛末を語り始めると、猫背になって、一回り小さく見える。 「70歳の父親が15年前に同窓会で再会した女性と不倫関係になってしまって。それが72歳の母親にバレて、母親が『別れる!』と離婚届けに判を押すように、父親に迫ったんです」 鹿島さんの父親は昔から不倫を繰り返し、そのたびに母親と大喧嘩。だがいつも母が子供たちのことを考慮して父を許
OSSデータベース取り取り時報 第37回MySQL Server 8.0.12リリース、PostgreSQL 11ベータ3リリース MySQLは、2018年7月にMySQL Server 8.0.12などの各マイナーバージョンのリリースがありました。PostgreSQLは、次期メジャーリリースPostgreSQL 11に向けたベータ3がリリースされました。 [MySQL]2018年8月の主な出来事 (第36回の原稿締切後の)2018年7月末に、現在サポート対象となっている全てのMySQL Server、MySQL Cluster、接続分品群のMySQL Connectorsや各種クライアントツールのマイナーバージョンがいっせいにリリースされました。商用版のバックアップツールMySQL Enterprise Backup 8.0.12も、あわせてリリースされています。 MySQL Serve
スマートフォンが普及してから、映画や音楽、ゲームや書籍といったエンタメコンテンツはすべてスマートフォン1つで楽しめるようになりつつあります。 なかには「テレビよりもスマートフォンで動画配信サイトを視聴する」「コンシューマーゲームはやらないけどスマートフォンでゲームはする」という方も多いのではないでしょうか。 スマートフォンでエンタメコンテンツを楽しむことが当たり前となった今、企業はどのようなことを意識してコンテンツやプラットフォームを提供していくべきなのでしょう。 2018年8月24日に株式会社フラー主催のカンファレンス「スマホファーストの次を探そう。」が開催されました。 エンタメコンテンツ制作に関わる4社が「スマホ×エンタメの未来」をテーマに セッションした様子をレポートします。 関連記事: 「共通デバイスはスマホが最後かも」スマホファーストの先にあるメディアの未来 #FMC2018 登
2018.09.04 01:15 ゴルフ5が嚆矢だった!? 最近、排気量の小さいクルマが増えている理由を考える 車の排気量といえば、以前は基本的には性能やグレードに直結していた。しかし最近、昔に比べて、「車の排気量」が全体的に小さくなっているようには感じないだろうか。コンパクトカーでも高い走行性能を持つものがあるし、かつては2L前後が一般的であったファミリー向けの乗用車にも1.5~1.6L程度のものも存在する。そもそもエンジンを持たない電気自動車が市民権を得ているこの時代に、「排気量」ってどのような意味を持っているのだろうか……? 車のクラスを表す基準として、確かにかつては排気量を用いることが一般的であった。この「車の排気量」とは、エンジンのシリンダーの内径と気筒数、ピストンの上下運動の長さを掛け合わせたもの。例えば、「1.5L未満ならコンパクトカー」というように、エンジンのパワーを示す数
“企業の情報発信”と一言で言えど、プロダクトの認知向上やコーポレートブランディングなど、その目的は多様です。最近では、「採用ブランディング」を目的とした発信も増えています。 採用ブランディングでは、社員インタビュー記事を作成する機会もあります。社員の声を通じて、新製品の開発秘話やプロジェクトの裏話、社員の働き方の紹介など会社のストーリーを伝えることで、会社のリアルを感じてもらいやすくなります。 とはいえ、編集やライティングの経験がなければ、社員インタビューを実施して記事を制作するのはハードルが高く感じるかもしれません。今回は、未経験者に向けて、社員インタビュー記事を制作する際のポイントを解説していきます。 参考: 潜在層へのアプローチを狙う。「採用ブランディング」には継続的な情報発信が不可欠 社員インタビュー基本の制作プロセス インタビュー記事を作成する際の流れは大きく以下のように分割でき
このランキングは、ランニングから水泳、ロッククライミングまで、人気スポーツの消費カロリーをまとめたものだ。 カロリーを消費するのに最適な運動は、多くの人が定期的にやってもいいと思えるくらい一般的な運動だ。 自分を追い込んだり、休憩を挟みながらやることで、運動の強度はいつでも調整できる。 からだを動かすことのメリットは大きい —— それは人間にとって"魔法の薬"とも言えるようなものだ。 目的次第では、結果を出すのに数カ月かかることもあるが、すぐに効果が得られることもある。 ただ、ワークアウトの最も基本的な目標の1つは、カロリーを消費することだろう。 だとすれば、ベストな方法は何だろう? 大半の専門家は、自分が楽しめて、定期的にやろうと思える、長続きする運動を選ぶよう勧めている。もし選択肢がいくつかあるなら、カロリーを最も多く消費できるものを選ぶといい。 アメリカの大手総合病院メイヨー・クリニ
MAKI NAKATA(マキ・ナカタ) [アフリカデザイン会社、Maki & Mpho LLC共同創業者・代表] Sep. 02, 2018, 09:00 AM キャリア 15,182 いつかは海外で働いてみたい。でも留学経験もないし、帰国子女でもない自分に果たしてできるだろうか——。そんな思いを抱き、一歩を踏み出せない人は少なくない。 全く海外経験もないままにシンガポールで現地就職、さらには海外でパラレルな活動をしている1人の日本人女性がいる。彼女はなぜ一歩を踏み出せたのだろうか。 8月9日、建国記念日の休暇でお祝いムードが国中に溢れるシンガポールのビジネス街の一角にある、モダンなベジタリアンレストランで、1人の日本人女性に会った。 米系のエキスパート・サーチ会社Guidepoint Globalのシンガポールオフィスに勤務する小川麻奈(33)だ。彼女は2015年、現地採用で今の会社に就
本当は何を考えているのだろう? Strelka Institute for Media, Architecture and Design/Flickr 相手のボディーランゲージを読み取るのは、簡単じゃない。 例えば、相手が腕組みをしていたら、あなたは彼が人を寄せ付けないタイプだと思うかもしれない。だが、実際はただ寒かっただけかもしれないのだ。 とはいえ、相手が示すボディーランゲージと口に出して言っていることがマッチしないとき、相手にもう少し注意を払う価値はある。 以下、専門誌『Psychology Today』や研究論文、書籍をもとにBusiness Insiderがまとめた、19のボディーランゲージとその意味を紹介しよう。
2018年第2四半期、インドの経済成長率は8.2%だった。 予想の7.6%だけでなく、第1四半期の7.7%をも上回った。 アナリストらは、製造業部門の好調と目下の貿易をめぐる緊張から切り離されていることが、その成長を後押ししていると指摘する。 インド経済は、2018年4月~6月期に8%以上成長した。好調な製造業が、世界で6番目の経済大国の2年以上にわたる急速な成長を後押しした。 8月31日(現地時間)に発表された政府データによると、インドの2018年第2四半期のGDP成長率は前の年に比べ8.2%増と、第1四半期の7.7%増を上回った。アナリスト予想は7.6%増だった。これは第2四半期に6.7%増となった中国よりも伸び率が大きく、インドは世界で最も急速に経済成長している国だ。 CLSAのアナリスト、クリストファー・ウッド(Christopher Wood)氏は、インドの株式市場の回復は、他の
手元のスマートフォンがあなたの生産性に悪影響を及ぼしている可能性がある。 GaudiLab/Shutterstock スマートフォンは、いつでもすぐに繋がり、無限の情報へのアクセスを可能にし、思い通りの暮らしを支えてくれる。 しかし、ソーシャル・メディアに時間を使い過ぎたり、通知を常に受け取ったり、スマートフォンを近くに置いて眠ることは、思った以上にあなたの生産性を落としているかもしれない。 あなたの生産性に悪影響を及ぼしているスマートフォンでの10の習慣を見てみよう。 スマートフォンがなかった時代を想像することは難しい。 多くの人が、この小さなコンピューターをほぼどこにでも持ち歩き、日々のタスクをこなしている。 だが、いつでもネットサーフィンができ、愛する人と24時間365日つながっていれば、集中力は簡単に失われてしまう。結果として、生産性は落ちる。 「生産性はしばしばフロー状態にあると
メタップスが提供するウォレットアプリ「pring」のウェブサイト。福島、北九州での実証実験を実施中だが、みずほ銀行、三井住友銀行に続く大手行との連携を発表した。 pring HP ウォレットアプリを通じたQRコード決済事業を手がけるメタップスのグループ会社「pring(プリン)」は9月3日、メガバンクに続く大手の一角であるりそな銀行、同行グループの埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行とサービス接続したことを明らかにした。 関連記事:メタップス、北九州でQRコード決済の実証実験を開始——過熱する「九州キャッシュレス化」競争 pringは、SNSや電話番号を用いた送金機能や、加盟店でのQRコードを用いたスピーディーな決済を実現するもの。銀行口座と直結しているため、アプリへのチャージや口座に戻しての現金化がスムーズに行える。送金や支払い、口座からアプリへのチャージ、アプリから口座への戻し入れにも一切手数
「コミュ力」をめぐる根本的な疑問 現代においては、「コミュニケーション能力」がかつてないほど重要になっていると感じている方が多いと思う。実際問題として、近年多くの企業が新卒求職者に求める能力として挙げてきたのが、まさにコミュニケーション能力なのであった。 経団連の「2017年度 新卒採用に関するアンケート調査」の結果によれば、実に82.0%の企業がコミュニケーション能力を挙げたという。そしてこの傾向はここ10年ほぼ変わっていない。全20項目のなかで「コミュニケーション能力」が1位となったのは15年連続である。 インターネット上で「コミュニケーション能力」を検索してみると、多くのコミュニケーション能力向上ハウツーサイトに容易にたどり着くことができ、なかには「コミュニケーション能力認定講座」なるものまである。もはやコミュニケーション能力は現代人に求められる必須のスキルであるかのようである。 し
水道管破裂の被害が続出する 当たり前の公共サービスの一つである「水道」。水道がない生活など考えられないが、現在、そのサービスは大きな危機に直面している。老朽化が原因である。 水は水源から採取されて、浄水場、配水池、水道管路を経由して各家庭や事業所に供給される。給排水の途中には圧力を加えて送るためのポンプも必要となる。こうして日本中で膨大な設備投資が行われた。 「蛇口をひねれば、そのまま飲める水が好きなだけ手に入る」という世界的にもまれな恵まれた環境はこうした努力の末に実現した。 しかし、それぞれの水道施設はコンクリートや金属など寿命が有限の資源で作られているので、時間が来れば次第に劣化していく。水道管に開いた穴は管を破裂させ、水を勢いよく噴出させる。 噴出する水を止めるためには、水道管をどこかで遮断する必要がある。遮断すればその地域は断水する。遮断できなければ、あるいは遮断するまでの間、水
上海OL「墨汁事件」の衝撃 今回は、北京レポートの最終回である。 中国は「トランプ爆弾」が炸裂し、大揺れだった。ただでさえ、7月から8月の前半にかけての「中南海」は、「権力闘争の季節」である。それは、8月上旬に、「北戴河会議」が開かれるからだ。 北戴河会議は、現役幹部と、すでに現役を引退した長老たちとが、河北省北戴河の幹部専用避暑地に赴いて、中国の諸問題を話し合う場だ。従来は3日間しか行われないが、今年は1週間以上にわたって、侃々諤々の議論が交わされた。 それはひとえに、トランプ政権から「宣戦布告」された貿易戦争にどう対処するかを話し合うためだった。 実は、今夏の「中南海」の激震は、米中貿易戦争が「開戦」する二日前の7月4日に始まった。上海で起こった「墨汁事件」である。 この事件は、日本のメディアでも、何度もその映像が報じられたが、再度振り返ってみよう。 湖南省出身の上海のOL、董瑶琼さん
国や企業だけでなく、自分の仕事の未来予測にも使える経済指標。「数字がニガテ」な人のために、新聞から効率よく情報を仕入れ、身につける方法を教えます! 「情報源をスマホに頼るのは危険」なワケ 「ニュースはスマホで読んでいます」という人は多いだろう。しかし、帝京大学の山本博幸教授は、「情報源をスマホに頼るのは危険」と警告。その理由は、「読むべき記事」よりも「読みたい記事」につい目が行ってしまうから。エンタメや実用系の記事や、その関連記事につられて経済ニュースが後回しになりがちな人は、紙の新聞(日本経済新聞)がおすすめという。 「世の中に大きな影響を及ぼす記事を目立たせているので、どこから読むべきかが直感的にわかります。毎日読むのが大変なら週1回でかまいません。土曜日の朝刊なら経済指標のほかに書評ページなどもあって楽しめます」 新聞を手に入れたら、まず1面をじっくり読み、次に数字の入った見出しを追
幸福な人生とはどのようなものか。古代ギリシャの哲学者たちは、ただ生きるということではなく、よく生きることが重要だと考えた。そのための道具が「理性」だ。理性があれば、富や名誉、食欲、性欲などに振り回されずに生きることができる。だがこれは裏を返せば、それだけ理性的な行動が難しいということだ。現代の私たちはどうすればいいのか――。 透明人間になれたら何をするか もしも透明人間になることができたら、あなたは何をするか。この素朴な思考実験を、正義や道徳に関わる問題として扱った哲学書がある。古代ギリシャの哲学者・プラトンの代表作『国家』だ。 この本のなかで、プラトンの兄・グラウコンは、はめると透明人間になれる指輪に関する伝説を紹介したうえで、「この指輪を、正しい人間と不正な人間がはめると何をするだろうか」と問いかけている。 グラウコンの考えは、この指輪をはめてもなお、正義にとどまるような意志強固な人間
滋賀県出身の映像クリエイターで、30代の日本人男性S氏が北朝鮮で拘束されたのは8月10日のこと。それから2週間ほどが経過した8月26日の夜、北朝鮮の国営「朝鮮中央通信」がS氏の国外追放を決めたと公表した(8月28日に日本帰国)。 「拘束されたのは北朝鮮西部の南浦という港湾都市。中国系の旅行会社のツアーを利用して入国したとされており、S氏には複数回、北朝鮮への渡航歴があるという情報もあります」(全国紙記者) 南浦には海軍造船所などの軍事施設があり、S氏はそれらを撮影したためにスパイ容疑で拘束されたという。当初は公安スパイ説やお騒がせなユーチューバー説など様々な憶測が飛び交った。 S氏のホームページなどを辿ると、映像クリエイターとして、アイヌの伝統音楽を取り入れた楽曲や映像作品を制作する音楽ユニットと活動していたことがわかる。普段は江戸川区の自宅と都内の仕事場を行き来していたという。 「S氏が
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