飲食チェーン「しゃぶしゃぶ温野菜」のフランチャイズ店舗でアルバイトとして働いていた大学生が、「1日12時間4カ月間休みなし」の勤務や、食材の「自腹購入」を強いられたなどと主張している問題で、フランチャイズ本部の「レインズインターナショナル」(横浜市)は11月4日、外部の弁護士でつくる「第三者機関」がまとめた調査結果を公表した。 大学生が加盟する労働組合「ブラックバイトユニオン」は、首都圏にある「しゃぶしゃぶ温野菜」のフランチャイズ店舗で働いていたアルバイト学生が、1日12時間という長時間労働で4カ月間休みなく働かされたうえ、約20万円にものぼる食材の「自腹購入」を強要されていたと主張している。 一方、レインズ社のホームページに掲載された第三者機関の報告書の概要は、「1日12時間4カ月間休みなし」「食材を自腹で購入させられた」などいった大学生側の主張について、「事実として確認できていない