29日午前、福島県郡山市で行われたマラソン大会で、73歳の男が運転する軽乗用車が、交通規制を振り切ってコースに進入し、ランナーの男性をはねて軽いけがを負わせました。 男は「用事があって急いでいた」と供述しているということで、警察が逮捕して、詳しい状況を調べています。 29日午前10時半すぎ、福島県郡山市で、およそ5000人のランナーが参加して行われていた「郡山シティーマラソン」のコースに、軽乗用車が進入し、マラソンに参加していた27歳の男性を後ろからはねました。 男性は頭と胸を打って、病院で手当てを受けています。 けがの程度は軽いということです。警察は、車を運転していた郡山市の会社員、渡邉正武容疑者(73)を自動車運転過失傷害の疑いでその場で逮捕しました。 警察によりますと、現場は片側1車線の直線道路で、朝から規制されていましたが、渡邉容疑者の車は、交通規制に当たっていたボランティアの制止