仏パリのオルセー美術館(Musee d'Orsay)の館内(2012年9月24日撮影)。(c)AFP/JOEL SAGET 【1月30日 AFP】フランス文化省は29日、パリのオルセー美術館(Musee d'Orsay)が今月26日、反貧困団体の招待で訪れた家族に退出を求めたことについて、同美術館に説明を要求した。 オルセー美術館側は、他の来館者から「臭う」という指摘があったため、外に出るよう促したという。仏文化省は同美術館の館長に対し、オレリー・フィリペティ(Aurelie Filippetti)文化・通信相宛てに詳細な説明を送るよう求めている。 退出を迫られたのは貧困家庭の夫婦と12歳の子どもで、家族を招待した国際NGO「ATD第4世界(ATDカールモンド、ATD-Quart Monde)」は美術館側の対応を「あからさまな差別」だと批判している。 ATDの広報担当者は「これは最貧層の人
![貧困家族を「鼻であしらった」美術館に支援団体が怒り](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d0b6507a03c08838ad0f540eb74be2119acce83e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2Fb%2F1000x%2Fimg_9be67a43cc23307cbfb28fa1d3370dd6166122.jpg)