あってもいいけれど、なくたって全然構わない。そういうものは多い。 自尊心や自信というのも、そうしたもののひとつだと思う。もちろん、子供に自信を持たせることができればいいこともあるかもしれない。けれども、せいぜいが「かもしれない」程度のものである。むしろ、役に立つのは自尊心や自信なんかよりも「積極性」ではないかと、個人的には思う。そして、「積極性」と「自信」は必ずしも相関関係にあるわけではない。自信なんかなくても「やってみよう」と思うことはできる。にもかかわらず、いたずらに「自信を持つことは大切だ」などとやるから「自信がないからできない」だとか、おかしなことになる。むしろ逆効果ではないか。 教育で「自尊心」や「自信」を植え付けようとすることは、それらを「持つべきもの」と規定することになる。つまり、「それでも自尊心や自信を持てなかった人」は、ますます委縮することになるだろう。教育が100%うま
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