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ブックマーク / pub.ne.jp (7)

  • 道場主雑記: Steam Greenlight

    Steamではインディーズ会社を支援する各種システムを近年起ち上げているが、それについての紹介と感想などを書いてみたい。 今回はGreenlightを採り上げる。これは全く内容を知らないという人の方が多いと思うので説明から。定義としては「Steam Greenlight は新たにSteam上にリリースされるゲームを決定するため、コミュニティの協力を借りるシステムです。」, 「Steam Greenlight は以前の提出プロセスに代わるものとなります。Steam の利用は初めてで、ゲームを提出してみたいという全ての開発者及びパブリッシャーは、Steam Greenlight を通して提出しなければなりません。」とあり、2012/08からスタートしている。http://steamcommunity.com/workshop/about/?appid=765&section=faq 以前のSt

    道場主雑記: Steam Greenlight
  • 道場主雑記: FPSキーワード探究 第一回 「FOV」

    第二回の予定もまだ立っていない段階だが、とりあえずFPSにおいて重要なキーワードを掘り下げていこうという企画の第一弾として、まずはFOVを採り上げてみようと思う。FOVの持つ意味やプレイへの影響から、近年のFOVが狭いゲームの増加というトピックまでいろいろと。 最初に医学的な見地からの基礎事項。FOVとはField of View(視野)の略語であり、当然垂直と水平の2方向が存在するが、FPSの世界ではFOVと言ったら普通は水平方向を指す。人間が頭部を動かさずに眼球だけを左右に動かして見られる水平方向のFOVは200度程度だが、同時に見られる範囲は当然それよりも狭くなる。眼球を動かさずに見る時のFOVは150~160度位となり、その全範囲にフォーカス(ピント)を合わせられる訳でもない。フォーカスが合うのは60度程度とかなり狭くなり、端の方ほどボヤケて見え難くなる。それと視覚情報は脳で処理さ

  • 道場主雑記: もっとも気楽なゲーム

    ここ数年、個人レベルでの動画制作が格段に普及してきている。その理由はいろいろとあるが、中でも制作した動画をアップロード可能なサイトが増えており、またその際のデータサイズも増加しているというのが大きい。記憶装置の大容量化&回線速度のアップと共にその低価格化が進み、それによってサーバー運営側が規定する動画のアップロード可能サイズが上昇しつつあり、動画を制作してもそれをアップロードする為の無料で借りられるスペースが無い(足りない)という過去の状況は消えつつある。高画質(大容量)動画を多数アップロードするとなると有料会員になる必要があるサイトも多いが、無料の範囲内で個人がアップロード可能なサイズは増加傾向にあるし、今後も当然増して行くだろう。 ゲーマーが制作するゲーム動画に関してもそれは同じ。そしてこの様に動画の容量がアップすると、これまでにはアップロードが難しかった画質の良い動画や、かなり再生時

  • 道場主雑記: 易しくなれなければ生き残る資格がない

    ゲームの製作予算は日に日に上昇を続け、それを回収する為に掛ける宣伝広告費も巨額になりつつある。AAAと称される大物タイトルにおいては、製作予算が数十億という単位なら、マーケティング費用も全世界で数十億という時代が既に到来している。それでも黒字にするにはとにかくゲームを売らないとならない訳で、売り上げ目標に400万とか500万といった数字が出て来る御時世だ。 それが作られるゲームのデザインにも影響を及ぼしつつある。大量に売るとなったら、相当な売り上げを見込める人気シリーズ物でも無い限りは、広範囲のユーザーに対してPRしないとならない。そのすそ野は現在ではライトユーザーと呼ばれるレベルから、更に下がってゲーム初心者クラスにまで向けられている。コアなゲーマー向けに制作して100万売れれば大成功という時代ではなく、例えばコアゲーマー向けに300万売って、そこに加えてライトユーザー以下の層に1

  • 道場主雑記: 多勢に無勢

    FPS&TPSといった3Dアクションが好きなPCゲーマーにここ数年問題視されている点として、ゲームのマルチプラットフォーム化というものがある。PCオンリーで制作されるのではなく、Xbox 360やPS3との同時開発となるゲームの事で、もはやそれが当たり前という所まで来ている。機種がPCのみという3Dアクション物は、コンソール市場が発達していない東欧諸国からというのがほとんどというのが現状である。 PCゲーマーにこのマルチプラットフォーム化が嫌われる理由は、一言で言うなら「コンソールをメインターゲットにしてゲームが制作されるので、PCユーザーが蔑ろにされる」という事にある。例えばXbox 360やPS3よりも能力が高いクラスのPCを持っていても、それを限界まで使うようなゲームが出て来ないといった点が挙げられる。  しかしこのマルチプラットフォーム化という点について、近年ではその様相が変わって

  • 道場主雑記: 神はゲームをやらない

    一般的なゲームレビューサイトとは異なった視点からレビューを行っているサイトの第二弾として、今回はキリスト教という観点からのガイドを記載している所を紹介してみたい。日においてはキリスト教は広まっている宗教では無いので、その意味で前回の親視点からのレビューに比較すると、レビュワーの視点や感覚が一般的な日人からは分かり難いという面を持っている。またキリスト教と一口に言ってもその教派は多岐に渡っており、カトリックとプロテスタントという分類に止まらず、思想の違いによって幅広い教派が存在している。それぞれの考え方には大きな違いもあって、単純に「これがキリスト教だ」とは定義するのは難しい。 前回の親視点からのレビューは、ある程度の割合以上の親側の共通した意見という面が強かったが、今回はそういった多彩な思想の違いというのもあるので、「ゲームに対してこういった受け取り方をする人もいる」といった意味合いの

  • 道場主雑記: HUD消失

    前回の「自動回復方式」に続いて、近年のゲームデザインのトレンドを探る第二回では「HUDレス」というテーマで書いてみたい。 HUDの原義は“Heads Up Displays(ヘッドアップディスプレイ)”、視界に重ねて情報を表示する方式の意味だが、コンピューターゲームにおいてはオーバーレイと呼んだ方が適当かもしれない。ゲーム画面に重なって表示される情報の事で、ヘルスの値・武器の残り弾数・ミニマップ・ステルスメーター等が代表的な物となる。一般的には画面の四隅や下端に置かれて、プレイ中の画面に重なって邪魔にならないようにされているが、ここ2, 3年の間にこの様な表示を出来るだけ排除しようという意図を持ったFPS及びTPSゲームが増えて来ている。 具体例としてデザイン的にHUDの表示を出来る限り無くそうと試みているゲームでは、Dead Space, Mirror's Edge, Alone in

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