ノキア シーメンス ネットワークスのSmart Labによるテストで、アップル(Apple)が先頃リリースしたiOS 4.2に、3GPP(3rd Generation Partnership Project)Release 8の仕様に準拠した「ファストドーマンシー」("Fast Dormancy")機能を実装していることが明らかになった。 ファストドーマンシーは、携帯電話端末などで消費電力節減のために使われている機能で、簡単に言うと、端末ーネットワーク間でのデータセッションが途切れると、端末側のモードをすぐに(Fast)休眠状態(Dormancy)に切り替え、それにより電力の消費量を押さえるるというもの(オンライン上には「アクティブ状態から アイドル状態への迅速な遷移」といった説明も見受けられる)。ただし、データセッションのオン/オフ(モード切替)を制御するために送受信される信号(「シグナ