鹿児島西署は20日、鹿児島市明和1、南日本銀行行員、山下俊彦容疑者(57)を道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。 発表によると、山下容疑者は9日午後6時15分頃、同市薬師2の市道を乗用車で走行中、渋滞のため停車していた市内の会社員女性(43)の軽乗用車に追突。軽乗用車と、追突の弾みで玉突き衝突となった前方の2台に乗っていた計5人に首のねん挫などのけがを負わせたうえ、現場から逃げた疑い。 同署幹部によると、山下容疑者は事故後、車を市内の修理工場に出していたが、軽乗用車の後部に、山下容疑者が乗っていたトヨタ「レクサス」のエンブレムのLの文字やナンバープレートの数字の一部が刻印されていたことから、同容疑者を割り出した。 調べに対し、山下容疑者は容疑を認め、「脇見運転をしていた。気が動転して思わず逃げてしまった。飲酒はしていない」などと供述している。 南日本銀行によると、山下容疑者は、同行本部