安倍総理大臣は総理大臣官邸で自民党の谷垣幹事長と会談し、党の勉強会で報道機関を批判する意見が相次いだ問題に関連して「沖縄の方たちの気持ちに反する発言があったことは極めて遺憾だ」と述べるとともに、表現の自由に配慮する姿勢を党として明確に示すよう指示しました。 これに対し安倍総理大臣は「これまで沖縄のことを一生懸命考えて取り組んだ先輩がたくさんいる中で、沖縄の方たちの気持ちに反する発言があったことは極めて遺憾なことだ」と述べました。そのうえで安倍総理大臣は「表現の自由は民主主義の根幹であり、自民党としてこれに配慮していく姿勢をはっきりと示さなければいけない」と指示しました。 会談のあと谷垣氏は民主党などがこの問題への安倍総理大臣の対応に批判を強めていることについて「党のことは、私が責任を持って判断する」と述べました。
「ニセ科学本」はデータの扱い方に特徴がある。普通のデータを普通に扱うだけでは、常識をくつがえす大胆な主張は展開できないからである。ここでは『早死にしたくなければ、タバコはやめないほうがいい』(武田邦彦著/竹書房新書)を題材に考察してみる。 データの扱い方 (1)データにモレがある 世界の男性喫煙率について武田氏はモンゴル、中国、韓国、トルコ、トンガ…というランキングを示し、「ややアジア系の国が多いことがわかる」と主張している。しかし出典の「タバコアトラス2002」をみると、4位に入るべきロシアが抜けている。 (p45) 出典:『WHO:タバコアトラス2002』 (2)引用した元データが不正確 世界の肺がん死亡率について武田氏は「世界地図『肺がん死亡率トップ10』」からデータを引用している。ところがこれは正式なデータではなくネット地図ショップのもの。すべて男女が逆になっているというお粗末な間
2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の建設を巡り、下村文部科学相が29日、計画見直し案を明らかにし、デザイン変更を見送ったことで、総工費は895億円増の2520億円まで膨れ上がった。 完成時期も2か月遅れの19年5月末。五輪後に先送りされた開閉式屋根の設置費用はこれに含まれず、最終的な費用が確定しないまま建設を急ぐ形となった。 この日午前、下村文科相は、大会組織委員会の調整会議で見直し案を説明。費用高騰の要因となった巨大アーチ構造などは現行案のままで、8万人収容だった観客席は、可動式の1万5000席分を仮設席に変更する。下村文科相は、デザインを大幅に変更しない理由として、19年9月開幕のラグビーワールドカップ(W杯)に間に合わせるためだとした。
自民党の谷垣禎一幹事長は28日のNHK番組で、党内若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」で報道機関に圧力をかける発言が相次いだことを陳謝した。谷垣氏は同会代表の木原稔青年局長の更迭など、一連の処分を即断。安全保障関連法案の国会審議が大幅に遅れる中、みすみす野党に追及の材料を与えるような軽率な言動だけに、普段は温厚な谷垣氏も、さすがに「与党議員の自覚が足りない」と激怒した。 谷垣氏は番組で、「『メディアの糧道を絶つ』などというのは、権力にある政党として、報道の自由に対する姿勢からしても極めて誤解を招くものだった」と指摘。木原氏の更迭は「大変申し訳ないという思いを込めた」と謝罪した。 民主党の福山哲郎幹事長代理は「これでトカゲの尻尾切りでは収まらない」と批判し、勉強会に出席した加藤勝信官房副長官の責任問題を追及する構えを強調。ただ、維新の党の柿沢未途幹事長は番組後、記者団に「谷垣氏の内心を思うと大
街宣活動中に中学生を怒鳴りつけたとして、福岡県警は29日、政治団体「大日本愛国党福岡県本部」代表の宮崎義隆容疑者(39)=北九州市若松区鴨生田4丁目=を県迷惑行為防止条例違反(粗暴行為)の疑いで逮捕し、発表した。「耳をふさがれ、挑発されたと思った」と、おおむね容疑を認めているという。 公安2課によると、宮崎容疑者は6月13日午前、福岡市博多区で街宣活動中、耳をふさいだ男子中学生(14)に近づいて自転車のハンドルをつかみ、「おい、こら」「お前ら、こんな今の教育でいいと思うんか」などと大声で怒鳴り、中学生に不安感を与えた疑いがある。当時、県教職員組合(福教組)の集会に抗議するため、同団体などが車8台で街宣活動中だったという。
【速報】大川原化工機が勝訴 警視庁公安部に逮捕されたあと起訴が取り消された事件 国と都に約1億6200万円の賠償命じる判決 東京地裁
1980年代に人気を博した新谷かおるさんのマンガ「エリア88」が、8月14〜16日に東京ビッグサイトで開催される日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)88」のカタログの表紙になることが29日、明らかになった。描き下ろしで、コミケが88回目を迎えたことを「エリア88」にひっかけ、サークルとして参加した経験のある新谷さんに打診して実現した。 【写真特集】DVD版の表紙もかっこいい カタログは、紙冊子(7月18日発売)とDVD-ROM(7月25日発売)の2種類があり、それぞれ描き分ける。価格はいずれも2500円。6月30日からカタログを扱う店舗で告知用ポスターも張り出す。 エリア88は、1979年〜1986年に「少年ビッグコミック」(小学館、後のヤングサンデー=休刊)で連載されたマンガ。親友に裏切られ傭兵(ようへい)部隊に入隊させられた戦闘機パイロット・風間真の戦いを描いた。198
百田発言問題第2弾。 朝日、毎日、東京は1面トップ。朝日は2面のほとんど、毎日は3面、5面をつぶして、東京に至っては1面、2面、社会面見開きで詳細に報道。3紙とも社説で厳しく批判している。 朝日「自民の傲慢は度し難い」 毎日「言論統制の危険な風潮」 東京「民主主義への挑戦だ」 「ニュース23」では藤原帰一氏(東大教授)が「言論の自由の圧殺」といい膳場貴子アナが同調。 国会ではさっそく辻元清美センセイがしゃしゃり出た。 「百田さんと首相の書いた本があり、お互いに意気投合し、首相が『同じ意見だ』と評価している。危機感はないのか」 「同じような意見だ」というがこの発言、今回の百田発言に対してのものではない。数年前、全く別なシーンでの発言だ。 二人の対談に立会い、『WiLL』に載せ、本にしたのはぼくだから間違いない。 意気投合したら、後々まで相手の発言にまで責任取らなきゃいけないのか? 錯覚を狙っ
文化芸術懇談会、すでに議員の発言内容を記した「議事録」が出回る。
今月は主要な経済指標が土日をまたぐので、暫定版だと思っていただきたい。家計調査を見る限り、4-6月期の消費は未だマイナス圏にある。その他の需要項目にも、今のところ、特に強いものは見当たらない。したがって、4-6月期GDPはマイナスからゼロになるという見通しである。アベノミクスは再失速し、経済はノロノロとしか進んでいない。 ……… 5月の家計調査は、二人以上世帯の実質消費支出(除く住居等)の季節調整済指数が前月比+2.0と大きく伸びたものの、これは4月がかなり低かったためであり、4,5月平均は、1-3月期平均より-1.1も低い水準にとどまる。これを6月単月だけでゼロまで盛り返すのは、なかなか厳しい。このように、4-6月期の消費はマイナス圏にあり、GDPの6割は消費なのだから、悲観的にならざるを得ないわけである。 消費が増えない最大の理由は、勤労者世帯の実質実収入が伸び悩んでいることにある。5
【北京=鎌田秀男】中国が主導する国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)は29日、北京の人民大会堂で設立協定の調印式を開いた。 創設メンバーとして参加を表明していた57か国のうち、フィリピンなど7か国が設立協定への署名を見送った。 フィリピンは南シナ海の領有権を巡って中国と対立しているが、中国が埋め立てを強行したことで関係がさらに悪化し、署名見送りにつながったとの見方が出ている。ただ、関係者によると、フィリピン当局は「最終的にAIIBに加入するかどうかは、今後も検討を続ける」と含みを持たせている。中国との対立がこれ以上深まれば、経済にも影響する可能性があるためだ。 このほか、デンマーク、クウェート、マレーシア、ポーランド、南アフリカ、タイが署名をしなかった。中国財務省は「手続きが終わっていない一部の国は、年末までに署名する」と説明した。 調印式には参加57か国の代表が集まり、中国の
【アテネ=上地洋実】ギリシャで銀行の預金引き出し制限など資本規制が導入されることが明らかになり、国民の間では、財政破綻への懸念が急速に高まった。 28日夜には、アテネ中心部の現金自動預け払い機(ATM)の前に預金を下ろす人々の姿が途切れることなく続いた。 国営アテネ通信によると、政府は混乱に備え、アテネなどで警察当局に警備強化を要請。同日夜、アテネの市街地のATM周辺では、巡回する警官の姿が目立った。一方、市民はバイクに乗って、紙幣が残っているATMがないか探し回っていた。 預金を引き出しに来たカテリナ・カチオリさん(38)は「こんなことが起きるなんて信じられない。2年間の失業の後、5月にやっとコールセンターの職を見つけた。さらに状況が悪化すれば、どうなるのだろう」と嘆いた。教師のニコス・セオフィロさん(52)も「25日にも預金を下ろしたが、首相の演説を聞いて再び来た。どれだけ銀行が閉まる
私が沖縄の二紙に対して「つぶれろ♪」と発言したものだから、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞その他の新聞、テレビ局なども、一斉に百田尚樹攻撃! まさしく集団的自衛権の行使(^^)
衆院平和安全法制特別委員会は29日午前、安全保障関連法案の一般質疑を行った。民主党は、自民党保守系議員の有志による勉強会「文化芸術懇話会」で報道規制につながる圧力ととられかねない発言が相次いだ問題に関し、勉強会に出席していた加藤勝信官房副長官らの責任を追及した。 加藤氏は、民主党議員の「発言をいさめなかったのか」との追及に対し、勉強会を途中退席したことを説明し、「私の記憶では、マスコミや沖縄に関する発言があったとは認識していない」と述べた。勉強会代表の木原稔衆院議員が自民党青年局長を更迭されたことについては、「懇話会の規律維持の責任を果たしていない、そうした発言そのものが不適切であった、ということで処分が行われた」との認識を示した。
税金を投入する価値ある?万博会場を歩いたら思ってもみない「声」が聞こえてきた 大屋根は「断片」、広がる更地…「国民不在の国家プロジェクト」
ギリシャ債務問題の深刻化を受け、ユーロが売られ、東京株式市場でも株安につながる展開となっている。週明け29日は、早朝の海外為替市場で1ユーロ=133円台後半まで大幅にユーロ安円高が進行。その流れを受け、日経平均株価は一時、先週末の終値より500円超の値下がりとなった。輸出関連銘柄への業績懸念が広まった。アジア諸国でも株安が広がっており、欧米株の動向も注目されている。 午後1時の日経平均は、先週末より452円60銭安い2万0253円55銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は33・23ポイント低い1633・80。午前の終値は、先週末より368円81銭(1・78%)安い2万0337円34銭。TOPIXは28・41ポイント(1・70%)低い1638・62。出来高は13億6千万株。 午後1時の円相場は、先週末の午後5時より2円86銭ユーロ安円高の1ユーロ=135円36
【ワシントン=中島達雄】米国の宇宙企業スペースX社のロケットが28日、打ち上げ後に爆発した事故を受け、同社と米航空宇宙局(NASA)、米連邦航空局(FAA)は合同で原因調査を始めた。 爆発したのは同社の「ファルコン9」で、打ち上げの約2分後、第1段ロケットが燃焼を終える直前に突然白い煙に包まれ、バラバラに分解した。国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人補給船「ドラゴン」も失われた。NASAのチャールズ・ボールデン長官は、「必ず原因を突き止め、飛行を再開する」との声明を発表した。 ISSに物資を運ぶ無人補給船の失敗は、昨年10月以降、米露で計3回となった。来月23日には日本の油井亀美也(きみや)飛行士(45)ら3人がロシアの有人宇宙船「ソユーズ」でISSに向かうが、記者会見したNASAの担当者は「今のところ、ソユーズの打ち上げ日程に影響はない」と語った。 ◇ ドラゴンの積み荷には、千
奈良公園(奈良市)一帯に生息し、国の天然記念物に指定されている奈良のシカ。公園周辺では、観光客が買った鹿せんべいに群がる姿を日常的に見る。その様子に、「なぜ販売所を襲わないんだろう」という疑問がわいた人もいるのではないだろうか。インターネット上でも「奈良のシカは、販売所を襲わない」という噂がまことしやかに書かれている。だが、奈良の鹿愛護会などによると、「それは全くのデマ」。奈良のシカと販売所の間では、目に見えない戦いが、日々繰り広げられている。 油断は禁物鹿せんべいを販売して10年という60代の女性は「シカは思った以上に利口。油断すると(鹿せんべいを)持っていかれる」と話し、周囲に目を光らせる。 観光客の多い休日は、シカは販売所の近くに寄ってはきても、並べられている鹿せんべいに手を出すことはない。ところが、観光客が少ない平日、鹿せんべいがもらえずに空腹になると、売り物を狙い出すという。 販
今夏、富士山富士宮口8合目の診療所「富士山衛生センター」に勤務する国際山岳医大城和恵さん(48)=札幌市=が23日、富士宮市内で講演し、富士登山者を受け入れる県内関係者らを対象に「山岳医療の基礎知識」を伝授した。 大城さんは冒険家三浦雄一郎さんのエベレスト登頂をチームドクターとして支え、山梨県側の富士登山道で山岳医療に従事した経験などを基に、富士登山者に多く見られる「高山病」「脱水症状」「低体温症」の対処法を解説した。 同センターで毎年、診療件数が最も多い高山病の予防策として、▽ゆっくり登る▽登山初日は高度2500メートル以下で睡眠を取る▽登山前と登山中の水分補給―などを挙げた。30センチ先のろうそくを吹き消すイメージで息を3秒間はき、酸素を吸い込む「努力呼吸」の仕方も紹介した。 講演会は安全な富士登山を啓発しようと、富士宮市と表富士宮口登山組合が主催。県内の山小屋経営者や県警山岳遭
駅舎近くの献花台には、多くのファンが花束を手向けた(28日、和歌山県紀の川市の貴志駅前で)=今村真樹撮影 和歌山電鉄貴志川線の貴志駅(和歌山県紀の川市)で、ネコの駅長として人気を集めた三毛猫「たま」の社葬が28日、同駅で行われ、約3000人が別れを告げた。 たまは2007年に駅長に就任。廃線寸前の駅を、観光客でにぎわう駅に再生させ、昨年度までに年間の利用客を30万人以上増やしたが、22日に死んだ。人間では80歳程度に相当する16歳だった。祭壇には、遺影や遺骨が置かれ、葬儀委員長の小嶋光信・和歌山電鉄社長が、「たまちゃんのおかげで全国の地方鉄道に光が当たった。9年間一緒に働けたことを誇りに思う」と弔辞を述べ、最後の辞令となる「名誉永久駅長」を発令した。
首から提げた“手のひらサイズのお守り”が登山客を遭難から救う――。空前の登山ブームに沸く長野県が、iBeaconを使った遭難防止の実証実験を実施した。雪崩に巻き込まれた人の救助にも役立つという。 今、登山が空前のブームだ。以前からシニア層の人気が高かったが、最近では“山ガール”と呼ばれる若い女性層にもブームが波及。海外からの観光客も増えており、登山人口は増加の一途をたどっている。 数々の名峰を抱く長野県も、登山ブームに沸いている県の1つだが、今、大きな問題に直面している。登山客の多様化に伴って急増している遭難事故への対応だ。2013年には、死者・行方不明者が74人に上るなど事態は深刻で、県が対応を急いでいる。そして、遭難事故を防ぐためのIT技術として注目されているのが「iBeacon」だ。 クーポンなどのプッシュ配信に使われるiBeaconを、長野県はどのような形で遭難防止に役立てようとし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く