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日経BP社の出版局(書籍などを担当)にいるK氏が,発行直前の新刊書を送ってくれた。筑波大学 助教授の桑嶋健一氏が執筆した『不確実性のマネジメント~新薬創出のR&Dの「解」』という本である。筆者への伝言として「クスリのものづくりにもマネジメントがあるんだ,という本を作ってみました」とある。 桑嶋氏の論文は,以前に機能材料の競争力を考えるうえで参考にさせていただいているが(本コラムの以前の記事),今回の本は畑違いの医薬品だ。筆者は昔,医師向けの雑誌である『日経メディカル』の記者をしていたことがあるので,医療用薬品の世界は個人的には懐かしいのだが,このコラムの読者である製造業の方々にとってはあまり関係ないかな,と思いながらこの土曜日に読み始めた。ところがどっこい,分野を超えた面白さに一気に読了した。 この本を読んで筆者が最も考えされられたのが,同書のテーマである「研究開発マネジメント」からは若干
楠さんにお誘いいただいたイノベーティブ社会基盤フォーラムというところで、イノベーションについて話している。 そこでまずはイノベーションとは何かということで、メンバーそれぞれが所定のフォーマットでイノベーション・バトンをブログに書くのが私の今日までの宿題である。 (他のメンバーの宿題の成果はこちら: 楠さん、神成さん、中嶋さん、大向さん、許斐さん) イノベーション・バトンの書式は次の通り。 1. イノベーションって何? 2. イノベーションを生む要因 3. イノベーションを妨げる要因 4. イノベーションを生むためにあなたが工夫していること 5. あなたがすごいと思うイノベーション ということで、以下イノベーション・バトン。 ・イノベーションを妨げる環境 ゆうしゃ ほげほげ はあたらしいサービスのこうそうをかかげた! チャラリラリラ (*1) むらびとA「どうせむりだろ」 むらびとB「あいつ
この週末に私が読んでいる本は、私のもう一つのブログでも紹介記事を書いた「The Ten Faces of Innovation」。その本に私がいままで漠然と感じていてうまく説明できなかったことを上手に説明してくれている記述を見つけた。 そこには、自動車産業の父、Henry Fordの言葉「もし私がカスタマーに何が欲しいかと尋ねたら、彼らは『もっと早い馬が欲しい』と言っていたでしょう」が引用してあり、「カスタマー(顧客)の声を聞くことは大切だが、彼らに『何が欲しいか』を聞いても必ずしも答えは出て来ない。それよりも彼らの行動を良く観察し、どんなところで苦労しているか、彼らなりにどんな工夫をして今あるものを使いこなしているかを理解した上で、何を作るべきかを考えるべきだ」と結論付けている。 ものすごく共感できる。この業界にいると、「ユーザーの声を聞くことは大切だ」というセリフは良く聞くが、それを頭
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