番組終了直後からの「見逃し視聴キャンペーン」やHulu日本事業買収などで、テレビ局の常識を塗り替え続ける日本テレビ。 一連の戦略を手掛けるのは日本テレビ 編成局メディアデザインセンター メディアマネジメント部担当副部長の太田正仁氏。今回は同氏に、動画配信事業の戦略についてお話をうかがった。 同氏は元リクルートで住宅系のサービスやWeb版R25の起ち上げを担当した、ネットを知り尽くしたテレビマンだった。 テレビの視聴率は「今後増える」 –日本テレビさんは、番組を無料で配信する「日テレいつでもどこでもキャンペーン」や「Hulu」日本事業買収など、動画配信事業を積極的に展開されていますが、その狙いはどこにあるんでしょうか? 番組の無料配信にについては、見逃した人のキャッチアップ視聴を目的とした「視聴率向上キャンペーン」と銘打っています。Huluも含めて、コンテンツの視聴機会の拡大を目的としていま