新潟県を走る北越急行が、超低速「スノータートル」を運行。途中、その遅さを活かした様々な企画を実施しました。なぜ同社はこのような鈍足列車を走らせたのでしょうか。背景には、逆に“速さ”を象徴する列車の存在がありました。 最初は冗談だった“超低速” 新潟県内を走る北越急行ほくほく線で2015年11月7日(土)、“快速”ならぬ“超低速「スノータートル」”が運転されました。 その名の通り超低速で走る、まるでカメのように鈍足な列車で、通常であれば1時間程度しか要しない犀潟~六日町間59.5kmをその4倍、4時間4分もかけて走行しました。 超低速「スノータートル」にはカメも乗車。愛嬌を振りまいた(2015年11月7日、恵 知仁撮影)。 2015年3月から北越急行は、そのほくほく線(犀潟~六日町、59.5km)と前後のJR線を合わせた越後湯沢~直江津間84.2kmを、わずか57分で結ぶ超快速「スノーラビッ
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