1月26日未明、JR原宿駅前にある歩道橋が撤去された。表参道のイルミネーションを一望でき、観光スポットでもあった歩道橋。明治神宮を臨む景観を損ねていることや老朽化を理由に、撤去要請が10年前から出ていたという。横断歩道ができ、階段をのぼる必要はなくなったが、撤去前の風景はもう二度と見ることができない。 東京ではいま、多くの建築物やインフラの大規模改修が行われようとしている。東日本大震災、2020年東京五輪など、改修の理由はさまざまだが、戦後にできた建築物はそもそも寿命を迎えようとしているといった側面もある。そこで、近い将来消えてしまうかもしれない東京の風景を調べてみた。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/578146/tokyo_02 ◆渋谷駅 2012年、渋谷ヒカリエのオープンで賑わいをみせる渋谷駅周辺。東急東横線などが地下化し、乗り換えに困惑する声も多いが