少子高齢化が進む中で、企業には従業員の仕事と子育ての両立を支援する取り組みが求められている。そこでワークライフバランスへの関心が高まっているが、実際に父親が子育てをしやすい企業はどこなのだろうか。 父親が子育てしやすい企業1位は「日立製作所」、2位「松下電器産業」、3位「NTTデータ」であることが、NPO法人のファザーリンク・ジャパンと第一生命経済研究所の調べで分かった。 2年連続で1位を獲得した日立製作所は、育児・介護支援・勤務形態の多様性を実現する制度を拡充。育児休職期間は小学生1年終了時までの通算3年間とし、取得回数の制限はないことなどが高く評価された。日立製作所についてファザーリンク・ジャパンの安藤哲也代表は「人事部や労働組合のスタッフはもとより、従業員ひとりひとりの意識の高さがある」と分析した。 2位の松下電器産業は、配偶者出産・家族看護・学校行事への参加などを理由に年間5日間ま
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