人気テレビゲーム『クロノトリガー』の続編ソフトを権利を持つスクウェア・エニックス(以下、スクエニ)に無断で開発していた同人グループがある。同人とは、同じ趣味や志を持った人たちが集まったグループのことで、『クロノトリガー』の続編を開発していた同人グループは海外の『クロノトリガー』ファンが集まったグループだ。 そんな同人グループに対し、スクエニから警告文が届いた。その内容は、「即刻『クロノトリガー』の開発を中止すること、今まで開発してきたデータをすべて破棄すること、それに従わない場合は15万ドルの損害賠償を求める裁判をする」というもの。この警告文に対し、同人グループは開発ちを中止し、すべてのデータを破棄したことをファンたちに向けて報告した。 しかし、同人グループはその警告文に対して納得してはおらず、「正直、スクエニの要求内容に納得することはできない。しかしながら私たちは、訴訟費用の負担を避ける