タグ

ブックマーク / d.hatena.ne.jp/semi_colon (82)

  • 医療・健康関連の報道について解説する英国の公的サイト - 蝉コロン

    科学, 医療以前のエントリ「母乳のみで育てると新生児を感染から防ぐことができる」という論文 - 蝉コロンでは、BBCがBBC News - Breastfeeding 'prevents baby infections,' research suggests と報道してて、それに対するNHSの詳細な解説があって、品安全情報blogさん(畝山先生)が日語で要約してくれたのを参考にしました。で、その少し後にまた授乳関係の記事があった。 「ミルクで育てると肥満になりやすい」という論文イギリスでの報道、Baby milk formula could make your child obese by 5 | Mail Onlineや Bottle-feeding babies can lead to adult obesity, says study | Life and style | The

    kubohashi
    kubohashi 2010/11/27
    "NHSは(中略)日々現れる医療に関する勇み足気味な報道へのツッコミというか、冷静な解説記事を提供" 日本にもあるといいのにな。報道への牽制というか、報道する側へも指標を提示するという意味で役立つと思う。
  • ハエは同じエサを食った者同士で交配する - 蝉コロン

    生殖, ゲノム, 科学バイオの世界ではよくショウジョウバエが実験モデルとして用いられています。 さて、1980年代頃の研究からこのショウジョウバエについて以前より不思議な現象が知られていたそうです。ある集団を二つに分けて数世代を別々のエサで飼います。そんで、両者を再び混ぜると、なんと同じ釜の飯をった雌雄同士が交配する場合がほとんどなんだそうです。 そして最近、この理由らしきものが判明しました。Commensal bacteria play a role in mating preference of Drosophila melanogaster ? PNAS 片方を糖蜜で、もう片方を澱粉で飼います。するともう次の世代からは、混ぜちゃっても糖蜜ハエは糖蜜ハエ同士、澱粉ハエは澱粉ハエ同士交配するのです。そして、ハエを抗生物質処理して中の微生物を殺すと、その選り好みは消失してしまうのだ! 抗

    kubohashi
    kubohashi 2010/11/13
    "そんなわけで、水平転移の一歩手前であるところの、宿主+共生細菌を一単位として解析対象にしちゃうのも、面白いかもですね。" わくわくするなあ
  • 聴覚障害者の視覚能力についてネコを使った研究 - 蝉コロン

    科学, 医療聴覚を失うと別の感覚、例えば視覚能力が高くなるいうのは想像出来る話ではあるけれども、科学的にちゃんと理由付けされていたとは知らなかった。 Cross-modal plasticity in specific auditory cortices underlies visual compensations in the deaf : Nature Neuroscience : Nature Publishing Group ニュース - 科学&宇宙 - 聴覚障害者の視覚能力が高い理由(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日語サイト 学術誌Nature NeuroscienceのNEWS AND VIEWSのコーナーで、掴みの文とは言えデアデビル(視力を失い他の感覚が超人的になったアメコミヒーロー)に言及しているのは何だかすごいというか。 研究内容ネコを使った実験。イ

  • 金属板なのに水面かと思って水を飲もうとするコウモリ - 蝉コロン

    科学, 動物面白動物ビデオかと思ったら、コウモリさんがかなり美しくて見とれた。説明によると、コウモリのエコロケーションは虫を捕るときだけじゃなくて、池とか周囲の環境を認識するのにも使用されているとか。洞窟とかで壁にぶつかんないようにも使ってんじゃないのー?と思うけれど、とりあえず今回は水面です。 論文はこちら。Innate recognition of water bodies in echolocating bats : Nature Communications : Nature Publishing Groupマックスプランク鳥類学研究所の仕事です。 板が真平らな場合だけこの水飲み行動をして、でこぼこがあるとしない。つまり鏡のようにエコーが帰ってくる(真下に飛ばした奴が垂直に戻ってくる)ときに、それが水面だと認識しているんじゃあないかという話。コウモリ的には相当このエコロケーションシ

    kubohashi
    kubohashi 2010/11/07
    こうもりのエコロケーションの話/こうもりさんの周りは、金属板並みに穏やかな水面ばっかりなのかーっていう驚きが。
  • ウイルスに感染するウイルス - 蝉コロン

    話題的にちょっと古いですが、ウイルスに感染するウイルスのお話です。棚の整理してたら一昨年のウイルス学会報があって、そういう記事を読んだので。webでも読めるようです。http://jsv.umin.jp/journal/v58-2pdf/virus58-2_219-220.pdf 役者はアメーバと、それに感染するママウイルスと、さらにそれに感染するスプートニクというウイルス。 フランスはパリの冷却塔にアメーバがいました。フランスパリの冷却塔ってとこですでに引っかかるというか、なにそれちょっとオシャレ、な気分がするけれども、多分水が常に溜まっていて、藻とかレジオネラ菌とかがいっぱいいるような汚い所なのでしょう。そういうところから見つかったアメーバです。 このアメーバに、ママウイルスというのが感染していました。これは超巨大なウイルスの仲間です。ママー!そしてさらにこのママウイルスに、スプートニ

    kubohashi
    kubohashi 2010/11/04
    おもしろいなー
  • 海は巨大ウイルスでいっぱいだー - 蝉コロン

    科学, ウイルスここ数年、巨大ウイルスの存在がちらほら報告されている。巨大ウイルスはただおっきいだけじゃない - 蝉コロン ウイルスに感染するウイルス - 蝉コロン 一般的に言ってウイルスは、ゲノムサイズが小さく最低限の遺伝子セットしか持っていない。複製には宿主細胞の機構を利用するので、自分自身はわりとコンパクトにまとまっている。遺伝子10個とかそんな感じ。B型肝炎ウイルスなんて全長3kbくらいで遺伝子4つ。こんなシンプルな(ように見える)構造のウイルスをなかなか排除できないってのも一つの興味ではあるけれども、今回は巨大ウイルスの話。 ゲノムサイズ最大のウイルスであるミミウイルスの仲間、ママウイルスは淡水に棲むアメーバに感染するウイルスで、ゲノムサイズ1200kbで1200個以上の遺伝子を持っている。どうですHBVと桁違いすぎでしょう。で、こういうでっかいのは極めてレアなケースなのか、ある

    kubohashi
    kubohashi 2010/11/04
    ミミだのママだの、ウイルスはスナックの従業員みたいなのでいっぱいだーーー
  • 「うつ病のマウス」の行動解析 - 蝉コロン

    科学先日エントリにしたうつ病モデルマウス研究に関連して、この手のマウス実験では実際どういう行動解析をしているのか調べてみました(うつ病モデルマウスと遺伝子治療 - 蝉コロン)。 不安に関連する行動解析はいろいろあって、中にはうつとそれ以外を切り分けるためにもやってるのもあると思うので、うつ論文のマテメソ眺めてるだけだとわかんなくなりそうなんだけど、いくつか報告を見たところ、うつ関連のマウス行動解析は、強制水泳試験と尾懸垂試験をやるみたい。 強制水泳試験・尾懸垂試験 マウスを泳がせたり、しっぽを固定してぶら下げたりする。通常マウスは逃げようとするが、しばらくすると逃避行動を放棄して動かなくなる。この回避意欲を無くした(行動的絶望という)時間の長さ(無動時間)がヒトのうつ状態の程度を反映するとされている。この時に行動評価をする人はどれが実験群でどれが対照群だかは知らない。例えば正常なB6マウス

  • NASAの実験で望遠鏡が車と衝突 - 蝉コロン

    ぼやぼや4月の話だけども。NASA、科学実験用気球の打ち上げに失敗 | その他 | sorae.jp米航空宇宙局(NASA)は4月29日、オーストラリアのアリス・スプリングスから科学実験用気球を打ち上げたが、離陸に失敗し、観測機器などを載せたゴンドラが近くに止まっていた自動車に激突した。カリフォルニア大学バークレー校が開発したガンマ線望遠鏡が搭載されていたそうです。 なぜ今この話をしてるかというと、先週NASAから報告書が出たものでNASA - NASA Releases Report About Australia Balloon Mishap。長くて読めない。望遠鏡(Nuclear Compton Telescope Payload)の損害額は$500,000 - $2,000,000だって。トータルでは$928,500 - $2,428,500。こんな感じで壊れました。ゴンドラもんど

    kubohashi
    kubohashi 2010/10/31
    関係者の心中を思うと……うわぁ……うわああぁああぁあぁ
  • うつ病モデルマウスと遺伝子治療 - 蝉コロン

    科学, 医療Reversal of Depressed Behaviors in Mice by p11 Gene Therapy in the Nucleus Accumbens ? Sci TM うつマウスの遺伝子治療をしている論文。じゃあこの方法で人間のうつも治療しましょうというのではなくて、メカニズムの一端が解明されたという感じなのだけれど。一応掲載誌であるScience Translational Medicineは基礎研究の知見を医療現場へ応用することを目指すトランスレーショナルリサーチ(「橋渡し研究」とも言われる)の雑誌です。 うつのメカニズムは分かっていないことが多いけれど、神経伝達物質セロトニンのシグナル伝達が重要であると考えられていて、実際多くの抗うつ剤がセロトニンの濃度上昇に作用するものです。一方で、このセロトニンのシグナルを受けるにはセロトニンレセプターが細胞の表面

  • ハネジネズミかわいい - 蝉コロン

    動物英語ではelephant shrewといってゾウトガリネズミとなるんだけど、実際のとこトガリネズミとは系統は遠いらしい。なので誤解を避けるために詮議した結果、sengiとも呼ばれる。ネズミの仲間ではなくて、ハネジネズミ目(長脚目)ハネジネズミ科で独立している*1。アフリカ獣上目というのに属している。アフリカ獣上目にはゾウもいるので、ゾウの祖先もこんな感じだったのではないか!!!と思いたいけれどさすがにちょっと離れすぎているようですね。岩狸の方がゾウに近い。岩狸? 最近新種が発見されたらしく、記事を書こうと調べてたら、ケニアで新種の大型ハネジネズミ発見? (ナショナルジオグラフィック 公式日語サイト) - Yahoo!ニュースに詳報が出ていたので、僕からは特に何もありません。。。ただただハネジネズミの鼻を愛でるのみです。 Giant elephant shrew

    kubohashi
    kubohashi 2010/10/04
    シュテュンプケの言ったとおりだ、ハナアルキは本当にいたんだよ! というネタを思いつきましたがそれよりなによりかわいいかわいい鼻折れちゃいそうかわいいよう
  • 超頑張り屋な動物3つと、怠けもの3つ - 蝉コロン

    動物Hardest Working (and Laziest) Animals « Beyond The Benchより。何やらに秀でている動物3つと、秀でて無さそうに見える動物3つ。なんでこいつらが特に挙げられたのかはよく分かりませんが、まあ雑学ということでひとつ*1。 フンコロガシのパワー力こそパワー!ゾウはたかだか自分の体重の25%くらいの重さのものしか持ち上げることができないが、アリは自分自身の10から50倍の重さでも大丈夫だという。しかし最強はフンコロガシの仲間Onthophagus taurusで、体重の1,141倍の重さのものを「転がす」ことができるのだそうだ。人間(70kg)でいうと二階建てバス6台だって。「体のサイズを同じにしたら」とか「人間の年齢で言えば」とか、そんな単純にスケールアップして当てはめていいのかよ、って思いがなくもないけどまあ他愛もない最強決定戦ということ

    kubohashi
    kubohashi 2010/10/04
    紳士の娯楽雑誌playboyが何でウサギのロゴなのか、知ったときには驚いたなあ
  • みなぎる緊張感!にらみ合うネズミ - 蝉コロン

    動物片手(手!?)を下につくかつかないかが相撲の立会いっぽい。たまに手をほのかに動かすのがかわいい。ところで立ってる時のこいつらの視界はどうなってんの。上とか後ろとか見えてない?見下しすぎてる!みたいなあれか。 それにしてもいろんな毛色がいるな。ええと、毛色遺伝子はAがアグーチ、Bが黒、Cが色あり、Dが濃さアルビノはいないのでみんなC、一匹はアグーチでABCD、黒マウスはaBCD、クリーム色がシナモンがAbCD、灰色っぽいのは淡チョコレートでabCdと見立てましたがいかがでしょうか。

    kubohashi
    kubohashi 2010/09/27
    ちょっと疲れて姿勢が崩れてきた頃に二匹同時にピシッて戻るのが面白い
  • 「希望するすべての子どもに予防接種を!」キャンペーンやってます - 蝉コロン

    医療(社)日医師会ホームページ「希望するすべての子どもに予防接種を!キャンペーン」では予防接種で防ぐことができる病気 (VPD: Vaccine Preventable Diseases) で、苦しむ子どもたちがいます。病気にかかる前に予防接種を受けることで、VPDから子どもを守ることができます。私たちは、希望するすべての子どもが公費(定期接種)でワクチン接種を受けられるよう、国に働きかけてまいります。として署名活動を呼びかけています。リンク先で署名用紙をダウンロードできます。と同時にこれは啓蒙活動でもあるので、僕もちょっとPRに協力したいと思います。 今回の署名活動では、Hib(インフルエンザ菌b型) (髄膜炎予防)ワクチン小児用肺炎球菌ワクチンHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンB型肝炎ワクチン水痘(水ぼうそう)ワクチン流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)ワクチンの定期予防接種化を目指

    kubohashi
    kubohashi 2010/09/27
    ワクチンで防げる病気は防ぎたい。/"経済格差無く接種が受けられるように" なるといいのだけれど。
  • ここ4ヶ月くらいの過去記事紹介 - 蝉コロン

    ぼやぼや8月後半は更新が滞りそうなのでちょっと過去記事紹介でお茶を濁したいと思います。ほら、面白いエントリを見逃しているかもしれないし。ちなみに前回4/24までのまとめはこちら。 ついでに当ブログについての話をすると、やっぱりこれは自分的にははてなブックマークの延長なんですよね。こんな記事あったよ!+自分はこんな感想をもったよ!を少し丁寧に書くためにエントリにしてる(ときもある)。"感想"のノリはこれが学会発表だったら自分はどういう質問するかなーとかいう勢いです。あの質疑応答ってガチの同業者同士だったらそれなりに高度というかマニアックな質問が飛び交うけど、例えば分子生物学会みたいなごった煮のとこだと案外基的な、下手すると発表で言ってたよそれみたいな質問がでるわけじゃないですか、ああいうノリ。ここで紹介している論文なんかは僕自身の専門とは大分離れているので、コメントもまあそんなもんです。

    kubohashi
    kubohashi 2010/08/12
    "下手すると発表で言ってたよそれみたいな質問がでる" /私は学会とは無縁な人生なのですが、崇高なイメージだった学会がなにやら和気藹々とした発表会的なものに思えてきました。きっと思い違い。
  • お酒を用いた実験ができるぞ - 蝉コロン

    研究者タンパク質の実験でウェスタンブロッティングするとき、スキムミルクでブロッキングしますね。BSAしか使わないという方もまあお聴きなさい。スキムミルク、あれ試薬として買うと何千円かになっちゃうよね。500g当たりで。スーパーで買ったら何百円かで済むんじゃないか。ブロッキング目的なら試薬グレードでなくてもいいよなーと思ったり。まあとにかく、これを初めて聞いたときは品的なものが実験材料として使われていることにおかしみを覚えたものです。 それと似たような物がサザンブロッティングなんかのDNAハイブリダイゼーションにも存在します。Irish Creamというやつです。論文によってはBailey'sとも頭に書かれているのでおそらくこれ。wikipedia:ベイリーズ・オリジナル・アイリッシュ・クリーム。アイリッシュウイスキー、クリーム、フレイバーとしてチョコレートやバニラが入っているというリキュ

    kubohashi
    kubohashi 2010/08/12
    酒飲みはどんな手を使ってでも酒を手に入れようとするので良くない、と言っていたひとに、教えてあげたいおはなし。
  • コンニャクは英語で悪魔の舌、学名は - 蝉コロン

    生活以前に留学生の歓迎会があった。その留学生がこんにゃくを指してこれは何だと聞く。とりあえず英語の発音っぽく「コンニャクー(ニャにアクセント)」などを試みるが通じない。すると日滞在が長い留学生がこれはdevil's tongueだと言う。悪魔の舌だって。へー英語だとそう言うんだ。もっともコンニャクの存在を知らない人にはdevil's tongueでもダメだと思うけどね。わかる人ならKonjacで通じる。 その場では、あの黒っぽくてつぶつぶのあるコンニャクが血色の悪い悪魔の舌なのだなと思い、かばかりと心得て帰ったのだけれども、あれ花だね。花の形だ。wikipedia:コンニャクより。悪魔の舌っぽい。ケーッケケケケッケーと笑いそうである。 ここのところ小石川植物園のショクダイオオコンニャクあるいはスマトラオオコンニャクが話題なので思い出したのでした。あれデカイねー(種をまいて16年…“世界最

    kubohashi
    kubohashi 2010/07/24
    舌だったり男性器だったり死体だったり食用以外の用途に使用したり、人類は蒟蒻に色々と求めすぎではないか。
  • 牙をむく線虫 - 蝉コロン

    科学Natureより、Co-option of the hormone-signalling module dafachronic acid–DAF-12 in nematode evolution多くの生物は、過酷な環境条件のもとで長期にわたって生き延びるために、休眠状態をとることができる。線虫(Caenorhabditis elegans)の幼虫が耐性幼虫になると、摂は停止するが活動性と運動性は維持され、しかもストレス耐性となって極めて長生きし、老化しない。 環境条件が悪くなると休眠状態をとることができる生き物がいるぞ、って話は聞いたことがあると思います。クマムシとか。モデル動物でおなじみの線虫は、幼虫時代にエサがなくて個体密度が高いみたいな悪い環境にあると、耐性幼虫と呼ばれるものになります。1%SDSに数時間漬けても大丈夫。 耐性幼虫は餌をべず貯蔵した脂肪からエネルギーを得ている

    kubohashi
    kubohashi 2010/07/13
    がぶりっと。
  • 低酸素適応ゲノム - 蝉コロン

    科学, ゲノムGenes for High Altitudes -- Storz 329 (5987): 40 -- Science人類はまあいろんなところに住んでいるわけですが、エクストリームな環境の一つが高山地帯で例えばチベット高原。標高3500から4500mの所にチベット民族が住んでいます。常に酸素が薄い環境。そこに住んでいる人なら低酸素に適応する遺伝子変異があるんじゃないかということで、チベット人のゲノムを調べました。 この研究、Scienceに2グループから同時に出ていて*1、先に紹介する方は米ユタ大学と中国青海大学の共同研究で、後者はゲノム解析で飛ぶ鳥を落とす勢いの中国BGI。結論としては、低酸素誘導性因子hypoxia-inducible factor (HIF)のサブユニット、あるいはそのpathwayに関与する遺伝子が低酸素適応と関連するものとして見つかった。HIFについ

  • 日本の高級キノコがスウェーデンに自生 - 蝉コロン

    Japanese gourmet mushroom found in Swedenって書いてあったら松茸のことかなと思うじゃんね。ホンシメジでした。無学なものでホンシメジの価値を知りませんが、キロあたり$1000くらいそうです。イェーテボリ大学*1の学生さんが発見!ホンシメジ! TRUE SHIMEJI、学名Lyophyllum shimeji。「香り松茸味しめじ」と言われるしめじの中でも真のしめじ。キングオブキングス、シメジオブシメジス。 学生が見つけたキノコはモレキュラーなテクノロジー*2を使って日のホンシメジと全く同一であることが判明したのです! 実は1999年にも似たようなことがあって、スウェーデンでTricholoma nauseosumと呼んでいたものが実はTricholoma matsutakeと同一だったのです。やっぱり来た松茸!どうなってんだスウェーデン。 wikipe

    kubohashi
    kubohashi 2010/07/13
    わたしも「味しめじ」はブナシメジだと思い込み、かばかりと心得て帰っておりました、お恥ずかしいお恥ずかしい。
  • 数ナノグラムのサンプルリターンでも - 蝉コロン

    科学はやぶさは満身創痍ながらも新技術の実証に成功し、イトカワのデータも収集できたわけで主要な任務はすでに完了していると言えます。でもやはり気になるのが、小惑星サンプル回収。イトカワ表面での弾丸の打ち出しに失敗し、グラム単位(ピーナツサイズ)での採取は恐らく駄目だっただろうと言われています。 http://news.bbc.co.uk/2/hi/science_and_environment/10307048.stm及びAsteroid probe begins return from rendezvousはやぶさについてわざわざ海外の報道を見なくてもいいかな、と思ってたのだけれど、NASAのZolenskyという人のコメントがそこここにあったので、興味を引きました。 この人は、NASAのStardust計画、Wild2彗星の核230km付近まで近づいて塵を採集するミッションで持ち帰った試料

    kubohashi
    kubohashi 2010/06/17
    思わずくしゃみを我慢しちゃうようなお話。