一富士二鷹三なすび(虎柄、お盆の牛仕様)。 本年も窪橋パラボラをよろしくお願いいたします。
前回の サンタさんの本、大人向け。/「サンタクロースの秘密」クロード・レヴィ=ストロース,中沢新一 に引き続き、またサンタ話です。 サンタクロース関連本を並べていこうと思います。 どんだけ好きなんだサンタ。 好きだから調べてるのに調べれば調べるほどわけわかんないよサンタ。 わけわかんないけど面白いよサンタ。 ◇◇◇◇◇ サンタクロースの大旅行 (岩波新書) 作者: 葛野浩昭出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1998/11/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (15件) を見るサンタクロースの歴史を追っかけていったら世界を股にかける大旅行になっちゃった! というこの本。帯の文は妙にキャッチーですが、中身はこしあんのようにどっしりしています。サンタクロース文化を、幅広く、かつ丁寧にまとめてある本です。サンタクロース信仰の元になった伝統行事や、サンタクロ
サンタクロースの秘密 (serica books) 作者: クロードレヴィ=ストロース,中沢新一,Claude L´evi‐Strauss出版社/メーカー: せりか書房発売日: 1995/12メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (18件) を見る 「サンタクロース神話」を分析した本。 2本立てで、前半にレヴィ=ストロースの論文「火あぶりにされたサンタクロース」、後半に中沢新一の「幸福の贈与」が収められている。 ◇◇◇◇◇ 早いもので、もうすぐクリスマスですね。街中もお店も電飾やらはっぱやらの飾り付けでえらいことになっていますが、皆様いかがお過ごしですか。表題に「大人向け」と書いたし遠慮なくぶっちゃけますけども、プレゼント対策に奔走されているサンタクロースなみなさま、どうもおつかれさまです。 「サンタ」と「クリスマス」を快く思っていない方々にとっては苦々し
週末、上野公園に行ってきました。 桜の森は、春とは違う色にうっすら染まっています。 夏の間は出ていた屋台も、秋になると数が減ります。 ここは、いつもアイスキャンディー屋さんがいた場所。 駅前のかき氷屋さんは、あつあつのたこ焼き屋さんになっていました。 寒い日だったので、歩く人たちは、厚着で少し早歩き。 ◇◇◇◇◇ 『……まあ皆さん、少し足を止めていきませんか』 『今から私がヴァイオリンを演奏いたしますよ』 『さあ、お集まりあれ』 ◇◇◇◇◇ 『お気に召したらあそこに……(チラッ) あの、お気に召したらですね……(チラチラ)』*1 【追記】 この大道芸人の方、ディディアさんと仰るそうです。関連記事を見つけました。 フランスから来た芸術派?大道芸人=東京・銀座 *1:100円玉を入れたら、ステキなウィンクをくれました。お人形は水色の目をしていました。
先週土曜日は法事があり、浅草に出た。浅草は寺の町だ。雷門や浅草寺の賑わいを抜け、国際通りを越えると、大小の寺がひしめき合う静かな地区に出る。その中の一つが実家の菩提寺で、父方の祖父母の墓がある。祖父母は私が学生の頃、在宅介護を経て逝った。 法事はいつも私の家族だけで行っているが、今回は母方の祖母も来た。東京に住む大伯母*1が危篤なので、最期のお別れにと上京したのだ。こちらにいる間は母が面倒を見ている。一人で放ってはおけないので、法事にも一緒に出てもらった。 祖母は物事がだいぶわからなくなってきていて、同じ話を何度も何度も、何度も何度も繰り返す。前回会ったときよりも、話がループする間隔が短くなっていた。これが進むと、起きた出来事を忘れ、私達を忘れ、何もかもがわからなくなるのだ、亡くなった祖父母がそうだったように。 私達家族は、数分前に聞いたばかりの話にも、初めて聞くような顔で相づちを打った。
■ ついったショートショート「甘党の男」 ■ その男の仕事場の抽斗には砂糖壷が入っている。 ■ その男は、砂糖水にコーヒーを少し混ぜた飲料を愛飲している。レシピはコップ一杯の湯と、ティースプーン山盛り13匙の砂糖、インスタントコーヒーの粉末が1匙。男はしばしば、それを牛乳で割って飲む。 ■ その男は酒も好きだが、飲み会にはあまり呼ばれない。 ■ その男は飲みの席でも最初からデザートを頼む。アイスシャーベットでビールをあおり、ケーキで焼酎をちびりちびりとやる。周りが気味悪がるので、その男は専ら家で飲む。 ■ その男の妻は、男の昼食のために毎朝サンドウィッチを作る。男はそれを持って仕事に出かける。 ■ その男の妻がサンドウィッチを作れないとき、男は代わりに昼食代1,000円を渡される。家計は小遣い制で、妻が管理している。 ■ その男にとって、昼食代は嬉しい臨時収入だ。コンビニに行き、生洋菓子コ
はじめに: 本日の記事は、id:toroleo様の大人気ニュースブログ「アラビア大学シロクマ予備校で怒りにも似た嘘しか言わない」*1より、「Twitterで生活が一変した 」を始めとする大型潜入企画・twitter3部作にインスパイアされてミーがクリエイトをドゥーしました、なう。 id:toroleo様、勝手にこんなことして申し訳ございません。誠心誠意、本当のことしか書きませんので、どうかお許しください。 はじめに、おわり。 ◇◇◇◇◇ 常連のお客様、毎度ご来店ありがとうございます。すっかり秋めいてまいりましたね。当店のメニューも秋仕様に衣替え。 twitter、はじめました。 冷やし中華は先月いっぱい。今月からは伝統の味、twitterの登場です。当店のtwitterは、かつおだしと白味噌でふっくらと煮含め、優しい味わいに仕上げてございます。水の水割りと一緒に召し上がっていただきますと、
→【目次】 ←前回 次の日の朝、一番にそこに向かった。ホテルからキリング・フィールドまではとても近くて、トゥクトゥクで10数分もかからなかった。 そこは広場みたいになっていた。正面に納骨堂と看板、仏堂が立っていた。私たち3人の他にいるのは、看板の前に集まっている韓国人のツアー客の一団と、木陰のベンチに座っているトゥクトゥクの運転手らしい男性ひとりだけだった。よく晴れた日で、すぐ近くの道は砂埃がもうもうと舞っていたけれど、喧騒はここには届かないようだった。敷地の中はきれいに掃き清められていて、辺りはとても静かだった。 もしここに来ることができたらお参りがしたい、と思っていた。私は典型的なニホン的アニミズム信奉者で(神社で初詣、仏寺でお盆、きよしこの夜でクリスマス、というタイプ)、お参りしたい気持ちはあるけど、決まった作法は持っていない。こういう時はなるべく、その土地のやりかたで手を合わせるこ
→【カンボジア旅行 目次】 さて、前回のトマノンから、お向かいの遺跡、チャウ・サイ・テボーダへと移動します。 チャウ・サイ・テボーダ寺院 Chau Say Tevoda 12世紀前半 スールヤヴァルマン2世 平地型 ヒンドゥー教 ここがまともに見学できるくらいに修復されたのは、つい数年前のこと。「遺跡保存修復オリンピック・中国代表チーム」の功績です。私達が訪れた2008年にも作業は続いていました。 全体の構造が、アンコール・ワットにとてもよく似ていて、アンコール・ワットのミニチュア版といった感じ。と、ここでワットの平面図を並べてお見せできたら格好いいのですが、描いてないので見せられないよーんかっこわるぅー。 中央を横切るように写っている、1mほどの高さに作られた歩道が、「空中参道」というやたらファンタジックな呼び名の構造物です。 参道に昇ってみました。見晴らしがよくて、気持ちいい。楼門の奥
→【カンボジア旅行 目次】 遺跡を歩いていると、足場が組まれた作業現場にたくさん出会います。修復工事の現場です。アンコール遺跡は、浸食や風化による損壊が進む一方で、次々に再建されていく、今も変化をし続けている遺跡なのだなあ、という印象を受けました。 ↑遺跡の中に設置された看板。国旗は、遺跡修復に携わった国・団体のもの。赤と青の国旗はカンボジア国旗です。絵柄はアンコール・ワット。かっちょいい。 ◇◇◇◇◇ アンコール遺跡群で近代的な修復活動が始まったのは1908年、フランス極東学院によるものでした。以来100年近く、保存作業は試行錯誤を繰り返しながら続けられています。技術や修復思想、修復資材は、時代によって移り変わってきました。 現在は、世界各国の研究団体が集まって、発掘調査や遺跡修復/保護活動をしています。アプサラ機構*1のような全体をとりまとめる機構はありつつも、各プロジェクトは独立して
Toy Knits: More Than 30 Irresistible and Easy-To-Knit Patterns 作者: Debbie Bliss出版社/メーカー: Griffin発売日: 1995/09/15メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリック: 2回この商品を含むブログ (15件) を見る イギリスのニットデザイナーDebbie Blissさんによる、編みぐるみと、おもちゃ。 全作品、ニットパターン付き。 収録作品(目次より): Large Teddy in Sailor Outfit Small Teddy with Sweater and Wellingtons Sailor Doll Pirate Rat Small Rabbit with Sweater Farm Play Mat Sheep Pig and Piglets (私が編んだものは→こちら)
元ネタ→ http://www.library.pref.fukui.jp/reference/mosikasite.html ◇◇◇◇◇ 映画、CDのタイトルがよくわからない、うろおぼえ。ツ○ヤのカウンターで出会った覚え違いしやすいタイトルなどをリストにしました。また、質問にお答えする際のTipsもまとめましたのでご参照ください。(5,6年前の情報です。ご了承ください) 注意事項: 扱っている商品の特性上、お客様は、身振り手振り、モノマネ、鼻歌を駆使して質問をされることがしばしばです。が、 ※決して笑わないでください。※ 一番恥ずかしいのはお客様ご自身であることを忘れないでください。そうまでして当店でお借りくださるお気持ちを、大切にしましょう。 一般的な質問の対処法 あいまいな質問のときには、新作かどうか(レンタル開始されているかどうか)を、まず確認してください。劇場上映とレンタル開始の
今年のお盆は地震に大雨にと、まあ妙な按配でございましたな。よくお休みになれましたか。え、お仕事で。そりゃあお疲れ様でございました。うちは都合よくお休みがいただけましたんで、向こうの実家に顔を見せに参りました。親戚まわりをしてみたりね、人付き合いは煩わしいような、久しぶりに顔を揃えるのが楽しいような、ま、帰る場所があるというのはいいものでございます。 えー、どこの家もどっかしら、おもしろおかしいところがあるものでして、うちのに言わせればあたしンとこの実家もたいがいおかしいようですが、あたしから見りゃあ、あれの実家もなかなか面白うございます。義母と義父が二人暮らしをしておりまして、それからビーグル犬が1匹、これはあたしの義理の妹でございます。 ● この義母といいますのが、あたしたちに美味しい物を食べさせにゃならんという、強い信念を持っておりまして、のべつまくなし、ひっきりなしに、食べろ、食べろ
→【カンボジア旅行 目次】 トランジットの待ち時間の話。 ◇◇◇◇◇ 日本とカンボジアをつなぐ定期直行便はない。*1私達は、行きはハノイ、帰りはホーチミンで乗り継ぎをした。 ハノイ空港は人が少なく、照明も暗くて静かだった。空港内には、土産物屋と免税店が数件、レストランとネットカフェと閉店した本屋が一件づつ。 成田を出発してからまだ3時間しか経っていない。旅行初日の緊張と興奮で、私達は落ち着かなかった。ぶらぶらと店先を冷やかし、ネットカフェでディズニーチャンネルを眺めながらマンゴーシェーキを飲み、いよいよやることがなくなって搭乗口へ向かった。狭い空港なのですぐに着く。がらんとした空間に、たくさんのベンチと、数人の個人旅行客。話している人がいないので、私達も自然と小声になる。タカハシはタバコを吸いに喫煙室に行き、私は本を読んで時間をつぶすことにした。 しばらくしたら、斜め後ろから日本語が聞こえ
→初蚊の日 銀座で、学生時代の友人たちと久しぶりに集まる。おいしいランチに舌鼓を打ちながら各自近況報告。一人は「7ヶ月なのぅ」と膨らんだおなかを撫でる。私も撫でさせてもらう。ぽっこりしていて、少し硬い。めでたい。 銀座から有楽町までぶらぶら歩く。その間に、左腕に3箇所、右足に1箇所。あああかゆい。かゆいかゆい。左腕の二つが特に痒いぞ! 「銀座って蚊がいるんだ? 聞いたことないわー」と、からかう友人。 うっさいわ。めっさかゆいわ。 「街を歩いてただけでなんで刺されるの?」と、大爆笑の友人。 うっさいわ。こっちが聞きたいわ。 家に帰ってきてから、刺された部位を示して 「ねえ、タカハシ、腫れてきた」と訴えたところ、 「なにぃ、禿げてきただと!」と勝手に聞き間違えて怒っている。 そして心なしか傷ついている。 タカハシが禿げてきたのは事実なので、 「うん、ハゲてきた、ハゲてきた、やーいやーい」と 更
→【カンボジア旅行 目次】 ニャック・ポアン寺院 Neak Pean 12世紀末 ジャヤヴァルマン7世 平地型 仏教(観世音菩薩) ◇◇◇◇◇ アンコール遺跡旅行を書くためにブログを立ち上げて早10ヶ月、未だに遺跡の記事を書いていませんでした。のんびり更新がモットーとはいえのんびりすぎる。我ながらびっくりだ。 最初に取り上げるのは、独特な造りが印象的な遺跡、ニャック・ポアンです。ワットやバイヨンの威厳に満ちた姿と比べると、優しい雰囲気の寺院です。「かわいい」って言ったら語弊があるかなあ。 ニャックポアンに向かう参道。のどかです。道の脇に牛が繋がれていました。ニワトリは基本放し飼い。ひよこも走り回っています。 牛は普通の牛と水牛とがいて、遺跡のまわりでよく見かけました。主に役畜として飼育されているようす。あっくん*1は、子供のころ西バライの近くの原っぱで放牧してたって言ってたなあ。大型農機具
→【カンボジア旅行 目次】 私が旅行に行く前/行った後に参考にした資料を集めました。 ※随時変更・追加予定 リンク 東京外国語大学カンボジア語専攻公式サイト クメール語、現代カンボジア文化に関する情報・読み物など。 ゼミ生のインタビュー集「いい話はカンボジアにある(参照)」、「カンボジア缶(参照)」が読み応えあり。ブックリスト(参照)では、時事問題から小説、料理本まで様々なジャンルのカンボジア本が紹介されている。 カンボジアウォッチ ロコモ社(カンボジア専門旅行会社)が管理運営している、カンボジア情報のポータルサイト。 各地のタウン情報や時事ニュースなど、扱う話題は幅広い。就職情報も。 旅行情報 旅の指さし会話帳19カンボジア (ここ以外のどこかへ!) 作者: 福富友子出版社/メーカー: 情報センター出版局発売日: 2001/08/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 11回この
Pattern in "Toy Knits" by Debbie Bliss 日本の編みぐるみではあまり見かけない、 棒針編みの編みぐるみの子ブタ。 ◇◇◇◇◇ はぁい、ぶたです。 スリーサイズは 高さ6cm、長さ12cm、横4.5cm ってとこかしら。 糸と針は本が指定してるものよりずいぶん細いのを使ったらしいわよ。 「らしい」っていうのはあれよ、忘れたの。 2,3日で編んだんじゃなかったかしら。 その辺に余ってた毛糸で編んだのよ。 詰め物だって、使い古したまくらに入ってたそばがらよ。 適当よね。やんなっちゃう。 その割には可愛く編めたんでご満悦なんですってよ。 特にこの、丸まったしっぽがお気に入りなんですってよ。
折り紙は! オノレとの! たたかいと知れッッ!! 今回の相手は川崎ローズだ! …という予定を変更して、 「インタビュー・私と複雑系折り紙との出会い」をお送りします。 ◇◇◇◇◇ K橋さん(以下K): 私が小学校の、ええと、低学年の頃だったと思うんですけど、両親が1冊の本をくれたんです。「ビバ! おりがみ」っていう。折り紙の設計理論が数式を交えて書いてあるような本で、もう見るからに大人向けなんですよ、表紙からして凄みがあって。「悪魔」が大写しにされてるんですけど。悪魔、知ってます? 折り紙の金字塔っていうんですか、そういう有名な作品で、前川淳さんって方が作った折り紙で、めちゃくちゃ怖い造形なんです。目がつり上がってて、口からベロがダラァーって出てて、尻尾もついてて。あと指が、両手指5本ちゃんとあるんです。ぐわーって掴みかかってきそうな手をしてるんですよ。(→参考画像) ビバ!おりがみ (19
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