■ 盤双六の歴史 以下は『すごろく』(増川宏一著)をベースに、様々なサイト、書籍を参考にさせていただきました。 重要だと思った項目は随時追加していく予定です。 ◆ 古墳時代(~591)飛鳥時代(592~710)奈良時代(710~784) 雙六(盤双六)は古墳時代から飛鳥時代にはすでに日本に伝わっていたらしい。 日本に現存する最古の双六盤は奈良時代の聖武天皇が愛用した「木画螺鈿雙六局」であり、正倉院に収められている。 689 『日本書紀』(720)に「雙六禁断」との記述あり。 757 養老律令(718)の中に、喪中に行なってはならないものとして「双六囲碁之属」との記述あり。 ◆ 平安時代(794~1192)および鎌倉時代(1192~1333) 雙六は日本の各地で大流行していたらしい。『枕草子』(996)や『源氏物語』(1001)の中に雙六が登場することからも推察できる。また雙六は武家の間にも