西日本各地を襲った豪雨災害を受けて、台湾の外交部(外務省相当)は9日、台湾当局として、被災者支援のために2千万円を日本側へ寄付すると発表した。 蔡英文(ツァイインウェン)総統が7日、ツイッターに「台湾でも豪雨被害は頻発しており、我々もその被害の深刻さを身をもって経験しています。台湾は日本が必要とするあらゆる支援を行う用意があります」と、日本語でお見舞いの気持ちを投稿していた。 2011年の東日本大震災では、台湾の人々から日本へ200億円以上の寄付金が寄せられた。今年2月、台湾・花蓮で地震があった際は、日本側から支援が寄せられた。(台北=西本秀)