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ブックマーク / blog.a-utada.com (6)

  • ウェブで成り立つ課金メディア: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    「ウェブの情報はタダ」とみんなが思うようになり、 ネットでは課金サービスが成り立たないと信じられている。 しかし、かならずしもそうではないのかもしれない。 ●いかがわしいネット・ビジネスが秘めている可能性 新聞が衰退し、「焼け野原」状態になったニュースメディアからどのような新しい芽が出てくるのか。ここ何回かそうしたことを書いてきたが、ひそかに流行しているあるネットビジネスが近未来のニュースメディアのひな型になりうることに気がついた。 それは「情報商材」だ。 情報商材というのは、「こうすれば儲かります」といった謳い文句で、儲けるためのマニュアルなどを売る情報ビジネスだ。 こうした情報商材の宣伝・販売をしているサイトやメルマガはかなりの数にのぼる。「情報商材って何それ?」と思った人も、言われてみると、そんなのを見た記憶があるのではないか。 「あんなものが近未来のニュースメディアのひな型か」と思

    kurima
    kurima 2009/06/29
    マネタイズだいじ。
  • 近未来のニュースメディア: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    近未来のニュースメディアの雛型を見せてくれるのは、どういうサイトなのか。 新聞社には期待できず、むしろ意外な小サイトが可能性を示しているように思われる。 ●新聞社に過大な期待はできない 新聞やニュースの未来についてここ何回か書いてきて、はっきりわかってきたことがある。 それは、少なくとも日の大手新聞社を見ていても、ネット時代のニュースメディアの将来は見えてこないだろうということだ。 できるだけ長くできるだけ多くの社員にできるだけ高い給料を払うためには、1000万部とか800万部も出ている新聞は、できるだけ長く印刷版の新聞を出したほうがいい。ネットをあまりに使いやすくしてしまえば、印刷版の読者が減ってしまう。以前から言われていたことだが、共いはやはり起こる。紙の新聞が苦しくなっていくことは避けられないが、とはいえ「死」を早めるようなことをするのはメリットがない。ネット広告が十分に得られる

  • 「ネットは無料」の潮目が変わろうとしている?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    ネットのニュース記事を有料化しようという動きがアメリカで出始めた。 新聞をめぐる状況がここまで危機的になれば、 そうした動きが出てくるのも当然か。 ●ウェブだけでほんとうにやっていける? 前回、「フリー」というを出版しようとしている米ワイアード誌編集長クリス・アンダーソンの「95パーセント無料、5パーセント有料で黒字転換がウェブ2・0企業では望ましい」という説を紹介した。ニコニコ動画の決算を見たらそんなふうな数字になっていて、何やら説得力があった。 しかし、これはあくまでも「ウェブ2・0企業」、つまりコンテンツを作らず、投稿によって成り立っている場合だろう。コンテンツを作るメディア企業の場合には、これですむのかどうか。 すんでいるのかどうかはともかく、米ウォールストリートジャーナル紙も「5パーセント有料」に近い数字になってきたようだ。同紙は、無料で読める記事を大幅に増やしたものの、いまも

  • ニュース記事を有料に戻す方法: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    「新聞の危機」を超えてもはや「ニュースの危機」だとまで言われ始めたアメリカの大新聞で、有料化実現のために「談合を認めろ」という声まで上がっている‥‥ ●未来の喪失 経済危機によって、「この半年ほどのあいだにまったく別の世界になってしまった」と思っている人は現在、世界中に数多くいるだろうが、ニューヨークタイムズの幹部もまたそう思っているにちがいない。 少なくとも昨年前半までは、アメリカの大手新聞や雑誌はネットの広告収入に自分たちの未来を託そうと、無料で読める記事を大幅に増やす方向に向かっていた。この欄でも紹介したように、ニューヨークタイムズは2007年9月に有料課金を基的にやめ、過去の記事についても1851年から1922年までと87年以降は無料でアクセスできるようにした。タイムやニューズウィーク、スポーツ・イラストレイテッド、ポピュラー・メカニクスなどの雑誌も何十年分もの記事に無料でアクセ

  • ウェブが街なかに出て行くとき: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    ネット端末を置けばそこにウェブ情報を表示できるし、 顔認識技術を使えば、どんな人が通ったかもわかる。 こうした技術が組み合わさって、近未来に何が起こるのか? ●普及し始めたデジタル・サイネージ ウェブが街なかに進出するとどんなことが起こるのか。 湯川鶴章氏の『次世代マーケティングプラットフォーム』では、そうした近未来を予感させる動きが報告されている。 デジタル・サイネージと呼ばれる広告ビジネスが注目されている。デジタル・サイネージというのは書きかえ可能なデジタル看板のことで、アメリカでは小売店やバー、レストランなどに設置され始めている。 電子看板そのものは、日でも珍しいものではない。もっともふつうに目にするのは、駅や空港の発着案内だろう。古い便の案内が順次消えていき、時々刻々更新されていく。駅や空港のいたるところにある発着案内すべてを手動で変えようとすればとてつもない手間だが、瞬時にいっ

  • 記事を無料で見せると、やっぱり損をする? : 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    ウォールストリートジャーナルを手に入れたマードックは、 サイトの無料化を主張したが、説得され、課金に同意した。 言いだしたら聞かなさそうなボスが納得したのはなぜか。 ●記事アーカイヴ公開で利用者増をはかる米メディア ニューヨークタイムズは、苦しい決算発表をして投資格付けが大幅に下がり前途が危ぶまれるといったことを書いてきたが、この新聞は、自社のことも含めた新聞の末路を記録に残していくつもりなのかもしれない。いろいろな角度から記事にしている。 前回書いたように、ニューヨークタイムズは有料課金を大幅に縮小し、1851年から1922年までと87年以降の記事に無料でアクセスできるようにした。こうした記事アーカイヴによってどれぐらいアクセスを集めることができ、お金になるのか。 今年3月の記事「ウェブのためにアーカイヴのホコリを払う」によれば、「スポーツ・イラストレイテッド」誌のサイトは、ヤフー・スポ

    kurima
    kurima 2008/12/08
    どの数字に重きをおいてサイトを運用するかが問題か。UUでもなくPVでもなく、別の何かが必要なのか?
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