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2006年4月12日のブックマーク (5件)

  • 抵抗としての「怠惰」2 平等と怠惰 - 猿虎日記

    かつてここ*1でとりあげたように、齋藤孝は、ゲームのモノポリーについてのコラムにおいて、「運と勘と交渉術で一等地にホテルを建てることもできるし、一歩間違えば即退場」というこのゲームが「共産主義にケンカを売っているようなゲーム」であり、「だからおもしろいし、熱狂する」と言っている。 考えてみれば、共産主義ではこうはいかない。全員が平等で、計画どおりに働き、時々ストライキやデモを起こしてみるといった程度では、ゲームにならない。あったとしても退屈で、労多くして幸すくなそうだ。つまりゲームの世界においても、資主義は共産主義を凌駕しているのである。 「共産主義」は「平等社会」であるが、そうした社会は「面白く」なく、人々は労働意欲を失って社会は停滞する(旧ソ連のように)……こうした「俗流共産主義批判」は、かつてしばしば聞かれたものだ。 それに関しては、まず第一に、ソ連が「平等社会」であった、という前

    抵抗としての「怠惰」2 平等と怠惰 - 猿虎日記
  • 抵抗としての怠惰1 アフリカ脳 - 猿虎日記

    1961年に出版された『地に呪われたる者』(鈴木道彦・浦野衣子訳、みすず書房)において、フランツ・ファノンはこのように言っている。 パリあるいはエクスで、アルジェあるいは、バス=テールで、幾度われわれは見たことか、黒人の怠惰paresse と言われ、アルジェリア人の、ヴェトナム人の怠惰と言われるものに、植民地原住民 colonisé が激しく抗議する姿を。にもかかわらず、植民地体制のもとで仕事熱心な自営農民(フェラー)、休息を拒むニグロこそ、まさしく病理学的個性にすぎないということは、まるで真実に反しているのだろうか。植民地原住民の怠惰とは、植民地機構に対する意識的サボタージュだ。それは、生物学的にみればみごとな自己防衛の一方式であり、また所詮は、国全体に及ぶ占領者の支配に、一定の遅延をもたらすものなのだ。 (邦訳291-2頁) このように、ファノンは「抵抗」「自己防衛」としての「怠惰」に

    抵抗としての怠惰1 アフリカ脳 - 猿虎日記
  • ▼CLick for Anti War 最新メモ - 「根深い侵略主義」とどう決別するか

    ・・・真下の記事によれば、 ↓CIAによるイランの軍事情報の確保を困難にしたのは、 ほかならぬブッシュである。 ▼プレイムゲート:漏洩司令官ジョージ・W・ブッシュ @暗いニュースリンク http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2006/04/w_f052.html ・・・にもかかわらず、ブッシュはこんなことを口走りだした。 ▼ブッシュ政権、イランへの核攻撃を検討か=米誌報道 http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20060408/060408061934.4atjkq7n.html?fr=rk >それによると、ブッシュ大統領と政権幹部はイランのアハマディネジャド大統領(写真)を「アドルフ・ヒトラー型」の危険性を秘めた指導者とみなすようになっており、問題を解決するためには、「イランの権力構造を変え

    ▼CLick for Anti War 最新メモ - 「根深い侵略主義」とどう決別するか
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  • 教育基本法は動き出すのか

    報道されているように、いよいよ教育法が動き出すのだろうか。反対組・保利氏に「顧問」要請へ=教基法改正の与党検討会-自民 自民党は13日、郵政民営化に反対して同党離党に追い込まれた保利耕輔元文相に対し、教育法改正に関する与党検討会の「顧問」格での参加を要請する方針を固めた。改正案の通常国会提出に向けた調整を加速させるのが狙いだが、同党執行部は反対組に一貫して厳しく対処してきただけに、例外措置は波紋を広げそうだ。 (時事通信) - 1月14日1時1分 自民党の主張では なぜ改正が必要なの?深刻な教育荒廃に対応(一部略) 核家族化・少子化の進行など社会状況は大きく変化し、高校・大学進学率の著しい上昇など教育のあり方も変容しており、時代に適合しきれていない面が出てきています。 一方、経済的な豊かさを達成してきた過程で、現在の社会を築いた世代を尊敬する意識が失われ「自分さえ良ければ」という自