男性の育児休業の取得促進に向け、厚生労働省は、子どもが生まれた直後に短期間の休暇を組み合わせて、4週間程度休むことができる新たな仕組みづくりなどについて、検討を進めることになりました。 厚生労働省によりますと、去年10月の時点で、育児休業を取得することができる人のうち、実際に取得した人の割合は、女性が83%だったのに対し、男性は7.48%でした。 こうした現状を踏まえ、厚生労働省は、男性が育休を取得しやすい環境作りに向けて、労使の代表などで作る審議会で議論を行っていて、12日に新たな案を示しました。 それによりますと、女性の負担が大きい出産の直後に休みやすいよう、子どもが生まれてから8週間以内は、短期間の休暇を組み合わせて4週間程度、休むことができる新たな仕組みを検討するとしています。 また、 ▽原則1回となっている育児休業を、2回程度にわけて取得する「分割取得」を、出産からの時期に関係な