はじめに 第1回で解説したように、ソフトウェアテストによって開発を効率良く進めることはできますが、その取り入れ方も効果的なほうが良いでしょう。 そこで今回は、テスト自体による効果ではなく、テストの効果的な取り入れ方について解説します。 ソフトウェアテストの2つのアプローチ ソフトウェアテストだけに限りませんが、何か活動を起こすときには「継続のしやすさ」が重要になります。現時点で皆さんが実施中の活動についてもそうですが、ソフトウェアテストに関する活動を起こし継続させていく際に障害が起きやすい始め方はできるだけ避けましょう。 筆者がこれまでの経験から見てきた障害で多かったものは、次の2つです。 興味がないものを無理やりやっておりモチベーションが上がらない マネジメントや決裁権を持っている人間から反対されて止められてしまう これらは継続のしやすさを下げるものです。筆者はそれぞれに対するアプローチ
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