「小姑みたい」という言い方がありますが、なぜ小姑は面倒くさい存在の代名詞なのでしょう。嫁にとって「小姑は鬼千匹」なんて言葉もあります。 小姑の特徴を考えてみると、「どうでもいいことにいちいちケチをつける」「小さな権力(舅や姑の実の娘であることとか)を振りかざす」「自分の現状への欲求不満を無自覚にぶつけている」といったところでしょうか。頭では「人間として恥ずかしい」とわかってはいても、なんせどれも甘美な行為なので、その誘惑に抗えず、今日もたくさんの小姑のみなさんが「絵に描いたような小姑的な言動」をしてしまっています。 小姑的な言動は小姑、つまりお嫁さんの義理の姉妹の専売特許ではありません。それこそ小姑的なイチャモンをつけられないように申し上げておきますが、女性だからそういうことをするわけではなく、男性だって得意だし大好きです。会社の中や近所や、あるいは身内に、当てはまるひとがいるケースも多い