ウディネーゼ戦で後半37分から出場するも、2分でイエローカードを出された本田。過密日程のせいか、万全のコンディションではまだプレーできていないようだ。 世界中のリーグで起きつつある現象が、コッパイタリア準々決勝の舞台でも繰り返されていた。 ここ数年、守備を重視したローリスク型のチームが勝てなくなり、多くのクラブが攻撃を前面に押し出したハイリスク型のスタイルに切り替えようとしている。ACミランのセードルフ新監督の抜擢も、その流れのひとつと言えるだろう。 だが一方で、モデルチェンジが簡単ではないことは、サッカー界の新たな常識になりつつある。短い時間ならば意識したことを実行できても、ふと集中が切れた瞬間に体に染み付いた癖が出る。それが隙やミスとなり、支配率は相手を大きく上回っても負けてしまう。 ウディネーゼ相手に66.7%を支配しながら、1対2で敗れたミランのように……。 今、ミランの新スタイル
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