前回までに、VPC環境とALB(アプリケーションロードバランサ)を構築し、ECSコンテナ上で動くパブリック・プライベートサブネット用の2種類のアプリケーションを作成した上で、Dockerコンテナイメージを作成してDockerHubレジストリにプッシュするところまで解説しました。構成イメージは以下の通りです。 続く今回は、ECSクラスタを作成します。 ECSクラスタの作成 ECSクラスタは、パブリックサブネット/プライベートサブネット双方に作成します。EC2起動型のECSクラスタ自体は、ECSコンテナ(Dockerコンテナ)を実行するEC2インスタンスそのもので、EC2と同様、実行するマシンのスペックなどを選択して、各アベイラビリティゾーンごとにプロビジョニングします。 今回はサンプルのため、パブリック/プライベートサブネット共にクラスタは1つのアベイラビリティゾーンにのみしか配置しませんが