サイボウズは無償のWebグループウェアを2010年前半に提供すると発表した。社外の取引先や友人、家族などとスケジュールを共有できる「セカンドグループウェア」を売りに、無償公開で利用者を幅広く集めたい考えだ。 サイボウズは11月26日、社外の人や家族、友人とスケジュールやアドレス帳を共有できるグループウェアの新たなWebサービスを2010年前半に提供すると発表した。グループウェア上で特定のグループを作成し、情報を共有できる仕組みで、20人までのグループの作成は無料でできる。グループウェアのWebサービスを無償で提供することで、自社製品の潜在ユーザーの獲得を図る考えだ。 発表したWebサービスの名称は「サイボウズLive」。スケジュールや掲示板、ファイル共有といったグループウェアの機能をグループ単位で使えるのが特徴だ。利用者がプロジェクトや案件ごとに作成した任意のグループに利用者を招待すると、