来年1月から始まる長期の資産運用向けの優遇税制、「積立NISA」をPRする説明会が10日、東京都内で開かれました。 「積立NISA」は、個人向けの優遇税制「NISA」を、より長期の資産運用に合うようにしたもので、年間40万円までの投資信託の購入で得られた利益が20年間、非課税になります。 説明会では金融庁の担当者が、積立NISAで購入できる投資信託は販売手数料が無料で、信託報酬が一般的な商品より低く抑えられているほか、値動きの大きい複雑な商品が除外されているなどと説明しました。 また、民間のファイナンシャルプランナーは「商品を選ぶ際は投資対象の特徴をたしかめるとともに、確定拠出年金なども含めた自分の資産全体でリスクが分散できる組み合わせを心がけてほしい」とアドバイスしていました。 参加した40代の会社員の男性は「長期の投資は短期的な投資よりも投機的な要素が少ないので、『積立NISA』は資産