週刊少年ジャンプ(集英社)で連載中の「一ノ瀬家の大罪」は、旅行中に事故に遭い全員が記憶喪失になってしまった一ノ瀬家の面々を描く家族サスペンス。中学生の少年・翼をはじめとした一ノ瀬家の6人は、全員が病院に運び込まれ、記憶を取り戻すために絆を深め合おうとしていた。結局入院中に記憶は取り戻せなかったものの、みんながいれば“最高の 最強の 一ノ瀬家”と思えるようになっていた翼だったが、自宅に帰ってみると、どうやら自分たちは思ったような家族ではなかったことに気付いてしまう。
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「谷口ジローコレクション」は2021年10月に刊行が開始した、谷口ジローの国内初となる本格選集。第1期は小学館と双葉社から、第2期は集英社、双葉社、扶桑社から統一されたデザインで発売された。 第3期は全10巻にて刊行。これまで同様、雑誌掲載時と同じB5サイズで製本された。またカラーページが完全収録されているほか、特典として小冊子が付属。夢枕獏による書き下ろし評論を筆頭に、数々の執筆陣による原稿が掲載される。 なお第3期の第1回配本として小学館からは夢枕獏原作による「餓狼伝」が、双葉社からは今泉吉晴原案による「シートン ―旅するナチュラリスト― 狼王ロボ」がリリースされた。3月30日には第2回配本として、小学館から「ブランカ」第1巻、双葉社から「シートン ―旅するナチュラリスト―少年とオオヤマネコ」が刊行。その後も4月から6月にかけて、2タイトルずつが登場する。いずれも入手しづらい状況が続い
表紙に登場した豪華絢爛のキャラクターが目を奪われる50周年記念として発行された『週刊少年チャンピオン 創刊50周年記念 伝説の最終回 昭和版』(秋田書店) 現在、刊行されている週刊少年漫画雑誌は「週刊少年ジャンプ」「週刊少年マガジン」「週刊少年サンデー」「週刊少年チャンピオン」の4誌である。これらを総称して“4大漫画雑誌”“4大週刊少年誌”などと呼ぶことがある。2023年2月27日に日本雑誌協会が発表したデータによれば、それぞれの漫画雑誌の発行部数は以下のようになっている。 「週刊少年ジャンプ」:126万部 「週刊少年マガジン」:44万1000部 「週刊少年サンデー」:17万1818部 「週刊少年チャンピオン」:部数未詳(日本雑誌協会にデータがないため) ※いずれも日本雑誌協会発表 2022年10月~2022年12月の3ヶ月毎の平均印刷部数。 週刊少年漫画雑誌では依然として「ジャンプ」が独
手塚治虫が描いた原稿の枚数は? 早速だがクイズをひとつ。漫画界の巨匠、手塚治虫が生涯にわたって描いた原稿の枚数は、何枚だろうか? 1.約10万枚 2.約15万枚 3.約25万枚
同作の舞台は自律思考を持つ重機、通称「野良重機」がそこかしこに存在する町。空が見えず迷宮のように入り組んだこの町で、14歳の日向、13歳の愛梨、12歳の果歩、11歳の真里が日々冒険するさまが描かれる。Nemuki+(朝日新聞出版)で連載されていた。
矢部太郎さん(撮影・新潮社) 矢部 お待たせしてしまってすみません! 自宅の最寄り駅からなぜか逆方向の地下鉄に乗ってしまって……。窓から見える景色に「あれ!?」となって、慌てて次の駅で降りました。 萩尾 いえいえ、時間ぴったりでしたよ。 矢部 憧れの萩尾先生と対談させて頂けるということで、緊張はもちろんですが、心が浮き立ってしまい……。今日はこれを持ってきました。 萩尾 わぁ、赤い表紙の『ポーの一族』ですね。 矢部 中学生の時に、所沢のプロペ通りにある芳林堂で買って、すぐに近くのマクドナルドで読みました。その頃、主人公のエドガーは自分より年上でしかも吸血鬼、舞台はヨーロッパで、エドガーもその仲間のアランも幸せそうなのにずっと寂しそうで……。それまで読んできたどの漫画とも違って、とにかく「すごいなぁ」と圧倒されたんです。 萩尾 かなり年の離れた矢部さんがそんなふうに読んで下さったとは、恥ずか
宝島社が毎年発表している「このマンガがすごい!」の2023年度版の「オンナ編」1位を獲得したのが、マンガサイト「Souffle(スーフル)」で連載中の『天幕のジャードゥーガル』(秋田書店)。13世紀初頭のイランに暮らす奴隷の少女が主人公の物語で、「このマンガがすごい!」で歴史モノの作品が1位を獲得するのははじめてのこと。イランやモンゴル帝国を舞台にした歴史モノという、日本人にはあまり馴染みがないものではありますが、本作を読んだ人たちが続々とその魅力にハマっています。どんな物語なのでしょうか? 奴隷の少女シタラが勉強をしたくない理由。 物語のはじまりは、13世紀のイラン東部にあるトゥースという都市。学者一家の妻・ファーティマが奴隷を探していました。奴隷商人に勧められたのは、愛らしい顔をしたシタラという名の少女。商人は容姿に恵まれた彼女に教養を身に付けさせることができれば、高貴な人の側仕えにで
「こみっくがーるず」は、4コマ作家・萌田薫子、少女マンガ家・恋塚小夢、TLマンガを描く色川琉姫、少年マンガ家の勝木翼といった作家仲間の少女たちによる寮生活を描いた4コマ作品。2014年に執筆が開始され、2018年にはTVアニメ化された。3月27日には単行本最終9巻と画集「こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~」の発売が予定されている。 また今号では、つみきつきによる新連載「性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。」が開始。会社をクビになってしまいカツカツの生活をしている女性・つくしが、女の子にも男の子にも見える性別不明の美しい殺し屋・ユーリと出会ったことから始まる物語になっている。同作は過去にゲスト作品として2話分が掲載されており、バックナンバーはWebで公開中だ。
男は少女漫画を読まない? 何だかTwitterで「男性は少女漫画を読まない」、「いや、読む」という論争が巻き起こっているようです。 これ自体、いままで何度も延々と繰り返されている話で、とくべつ興味がないので、リンクも張りませんが、まあ、読む人は読むし、読まない人は読まないという、それだけの話であることは自明でしょう。 もちろん、「少女漫画(笑)」みたいに少女漫画を一段下に見る人はいまでもまだ生き残っているかとは思いますが、おそらくサルから進化しそこねた手合いだと思われるので、無視して良いかと。 少女漫画は現代日本が生み出したおそらく最高の文化のひとつです。 とはいえ、まあ、なかなか手を出しづらいという人の気持ちもわかる。そこで、いまだ少女漫画の広大な沃野を知らない男性読者に向けたオススメ作品リストを作ってみました。 Googleさんに伺ってみるとすでに同種の記事がいくつも見つかるわけですが
togetter.com somethingorange.biz めっちゃ厳しいコメントがついてて自分にも刺さって胸が痛い…… マニアの良くないところが現れている記事。 1:無駄に喧嘩を売る(サルから進化しそこねた手合いだと…) 2:初心者にはとっつきにくい古い名作を薦める 初心者の男性でも楽しめる!少女漫画名作・傑作40選。 - Something Orange[アニラン2][世代][🤔] 労作に口を挟むのはアレだけど、「少女漫画が読まれない」という際に「この少女漫画は楽しめる」って紹介するなら、せめて2015年以降縛りくらいでないと、大概な古典が現代少女漫画へのゲートになるとは考えづらい。2022/01/14 12:27 初心者の男性でも楽しめる!少女漫画名作・傑作40選。 - Something Orange 女性の自分が読んでも面白くない作品が半数以上且つ古い作品が多すぎるよ。マ
【レビュアー/和久井香菜子】 お仕事で「少女マンガ研究家でーす」とか言ってると、「イケメンの胸キュンセリフを教えてください」みたいな仕事を依頼されることがあります。 まあ即答するなら「シラネー」です。そういうファンタジー嗜好は成人式の会場に置いて来ちゃいました。 イケメン名セリフとか心躍るキスシーンとかでコラムの依頼が来たときは、けっこう毎月書くのが辛かったです。 男子高校生が偉そうに女の子をもてなしてるのとかを読むと、「でもお前は親からお小遣いもらってパンツ洗ってもらってるんだろ?」って思ってしまいます。 先日、「世界で一番美しい少年」というドキュメンタリー映画を観てきました。 映画「ベニスに死す」で一躍スターになったビョルン・アンドレセンの人生を追っています。証言者の中に日本人が登場するのですが、ビョルンに対する外見搾取の筆頭のような紹介のされ方でした。ビョルンは少女漫画のキャラのモデ
歴史の中に“もしも”を想像する漫画が面白い。NHKでドラマが放送中の『大奥』も、原作はよしながふみの漫画で、江戸時代の歴代将軍が実は女性だったという架空の歴史を、史実の上にさもあり得たかのように描いて、過去を想像する楽しさを感じさせてくれた。同じことは、聖徳太子を描いた山岸凉子の『日出処の天子』や、15世紀のイングランド王・リチャード三世を取り上げた菅野文『薔薇王の葬列』にも言える。史実の隙間を想像する漫画の読みどころとは――。 歴史は科学であって文学ではない。過去に実際に起こったことを、残された文献なり、出土した史料から究明して現代に蘇らせるものであって、「織田信長が本能寺の変を生き延び天下を統一して幕府を開いていた」といった解釈は許されない。もっとも、信長が密かに本能寺を脱出して帰蝶とともに外国に逃げ延び、静かに余生を送ったといった想像は成り立つ。 歴史の見えないところに根拠を仮定して
青騎士(KADOKAWA)で、レコードを軸にしたマンガ「音盤紀行」を連載中の毛塚。「音街レコード」は、その毛塚が商業連載を始める前に書き溜めた自主制作マンガの数々を、「A面」「B面」の2冊に分けて届ける作品集だ。上巻にあたる「A面」には、“記念すべき一作目”だという「高架線下の音盤」、セール中のレコード屋を訪れた音楽好きの心理を描写する「まとめ買いの見えないルール」、CD世代の少女がアナログレコードを初体験する「GET BACK」など7編を収録。7インチレコードを模した正方形の特殊判型で、描き下ろしのカラーピンナップも収録された。一部書店では特典も用意されている。「B面」は2月20日に発売。 また発売を記念したイベントが1月29日に開催。毛塚が登壇するほか、ムーンライダーズの鈴木慶一がゲストとして登場し、音楽愛・レコード愛をテーマにしたトーク等を繰り広げる。イベント終了後には毛塚のサイン会
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