印刷 関連トピックス北朝鮮金正日リビア 2008年9月から今月まで平壌に駐在した英国のヒューズ前駐北朝鮮大使が28日、ソウルで記者会見した。北朝鮮の現状について、住民の間で失政に対する不満がうかがえるものの、中東の民主化革命のような事態は北朝鮮で起きないと分析した。 ヒューズ氏は「北朝鮮住民は盗聴などで統制され、市民社会が形成されていない」と指摘。一方で北朝鮮の高官は同氏に「カダフィ氏が核を放棄したから、リビアは北大西洋条約機構(NATO)の空爆を受けた」と語ったという。 ヒューズ氏は「北朝鮮は朝鮮半島全体の非核化を唱えているが、詳細に見ると全世界から核がなくなるまでは放棄しないという意味に聞こえる」と語った。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連記事〈ロイター〉カダフィ政権は既に崩壊、3日以内にリビア解放へ=元国連次席大使(8/24)