――とあるシェアハウスのリビングで、無精髭を生やした一人の男が、ワードプロセッサの画面を開き、神経質そうに画面を睨んでは眉毛をいじり、抜き、その抜けた毛を眺めては哀愁の念を漂わせている―― というのがよくありそうな小説執筆の姿ですが、Ubuntuを使うと、もっと人間的な執筆風景にすることができます。ということで、今回はUbuntuでの創作活動として「学園Ubuntuラブコメ うぶんちゅ!」でも取り上げられた「Ubuntuでの小説執筆」について[1]取り上げて行こうと思います。 なお今回は「うぶんちゅ!」作中に登場した文芸部員達のアプローチとして、恩田兄弟のようにワードプロセッサを使うパターンと、京極かなめさんのようにテキストエディタを使うパターンと2つ紹介していこうと思います。 LibreOffice Writer編 その前にワードプロセッサのほうにどういった利点があるか挙げてみましょう。
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