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資料と陸上に関するlocke-009のブックマーク (5)

  • 陸上の電波兵器(12)陸戦用の通信機(2) - 軍事とIT(553)

    ここまで11回にわたり「陸上の電波兵器」を紹介してきたが、今回は前回に引き続き、陸戦用の通信機に関する話題を取り上げる。前回は「基」の話だったが、今回はどちらかというと「付随的」な話になる。→連載「軍事とIT」のこれまでの回はこちらを参照。 アクセサリーいろいろ アクセサリーといっても装身具の話ではなくて、通信機と組み合わせる周辺機器のことだ。航空機ではエンジンに取り付ける発電機などの補機をアクセサリーというが、それと似ている。 通信機で音声通話を行う場合、相手の声を聞き取る道具と、こちらの声を送り届ける道具が必要になる。航空機搭乗員であれば、ヘルメットにマイクとスピーカーを組み込まむのが一般的。艦艇では、必要なときだけマイクを手で持って通話すれば済むことが多そうだが、ヘッドセットを使う事例もあるようだ。 では陸戦はどうか。

    陸上の電波兵器(12)陸戦用の通信機(2) - 軍事とIT(553)
  • 陸上の電波兵器(11)陸戦用の通信機(1) - 軍事とIT(552)

    陸戦に限らず、海戦でも航空戦でも通信は必要不可欠な要素。それを実現する手段が通信機だが、陸戦用の通信機には、他の戦闘空間とは異なる要件がある。まずはそんなところから話を始めてみたい。→連載「軍事とIT」のこれまでの回はこちらを参照。 陸戦用通信機における要件 - 個人携行とバッテリ駆動 海戦なら、通信機は艦艇に搭載する。航空戦なら、通信機は航空機に搭載する。いずれもなにがしかの「プラットフォーム」があり、そこに設置場所や電源を確保する。 陸戦でも、通信機を各種車両という「プラットフォーム」に載せる場面はあるが、それだけでは済まない。徒歩で行動する兵士が存在する以上、個人で携行できる通信機も不可欠なものとなる。 これはさらに、複数のカテゴリーがある。まず、市販品のトランシーバーみたいにコンパクトな個人レベル向けの通信機(handheld radio)。こうした通信機は、見通し線圏内の短距離通

    陸上の電波兵器(11)陸戦用の通信機(1) - 軍事とIT(552)
  • 陸上の電波兵器(8)パトリオットはじめレーダーなどの車載化に関わる課題 - 軍事とIT(548)

    洋上では、艦艇にレーダーなどの電測兵装を搭載する。空の上なら航空機に搭載するのが基だが、たまに気球に搭載する等の例外も発生する。では陸上はどうかというと、地上に固定設置する場合、車載する場合、そして車載ではないが移動式にする場合の3パターンが考えられる。→連載「軍事とIT」のこれまでの回はこちらを参照。 車載式と移動式 このうち固定設置については、第542回でレーダーサイトの話を書いたので割愛するとして、残り2パターンについて考えてみたい。 レーダーサイトにレーダー、あるいはその他の電波兵器を固定設置するのであれば、モノが大がかりになっても対応できる。その極めつけが、巨大な送信用アンテナを必要とする超長波(VLF : Very Low Frequency)や極超長波(ELF : Extremely Low Frequency)無線通信の送信所ということになろうか。 また、長崎県の針尾にあ

    陸上の電波兵器(8)パトリオットはじめレーダーなどの車載化に関わる課題 - 軍事とIT(548)
  • 陸上の電波兵器(7)パッシブ・レーダー - 軍事とIT(547)

    今回のお題は、パッシブ・レーダー。その名の通りに受信機しかないレーダーである。「それならESM(Electronic Support Measures)と何が違うのか」と思われそうでもある。第392回など、過去にも少し言及したことがあったが、ちょうど「陸上の電波兵器」という話題が進行中だから、もう少し詳しく書いてみたい。→連載「軍事とIT」のこれまでの回はこちらを参照。 ESMとパッシブ・レーダーの違い ESMは、「レーダー電波を出している誰かさんがいる」ことを知るための機器だ。電波を受信して、発信源の方位を割り出して、(ベースになるデータがあれば)発信源の種類を知るところまでが仕事となる。 ところがパッシブ・レーダーは用途が異なり、「受信した電波を反射している誰かさんの存在を知ること」が目的となる。しかし一般的なレーダーと異なり、自前の発信源は持っていない。では発信源はどうするのかという

    陸上の電波兵器(7)パッシブ・レーダー - 軍事とIT(547)
  • 陸上の電波兵器(5)対空用以外のレーダーいろいろ - 軍事とIT(545)

    対空用のレーダーなら、陸上で設置・運用しても何ら不思議はないのだが、調べてみると、それ以外にも陸上設置のレーダーはいろいろな用途がある。今回は、そんな話をまとめてみた。→連載「軍事とIT」のこれまでの回はこちらを参照。 侵入者検知用レーダー 例えば、駐屯地などの固定施設、あるいは国の重要インフラを防護する目的で、侵入者検知用レーダーを設置する事例がある。 イスラエルの「ELM-2114」 この手の製品としては、イスラエルのIAI(Israel Aerospace Industries Ltd.)が出しているELM-2114がある。サイズは17cm×13cm×5cm、重量1kgと軽量で、使用する電波の周波数帯はKバンドとされる。探知可能距離は人間で0.5km、車両で1kmと短いが、高い分解能は期待できよう。 ELM-2114は固定式の平面アンテナを使用しており、カバーできる範囲は90度となっ

    陸上の電波兵器(5)対空用以外のレーダーいろいろ - 軍事とIT(545)
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