C# のデリゲートとは? ボタンクリックなどのイベント処理では実行時に、システムがイベントを検出したときに、ユーザー定義のメソッドを呼び出して実行する必要があります。 通常はユーザー側のコードが API を呼び出すのに対して、システムがユーザーのコードを呼び出していることになります。こうした呼び出しを「コールバック」という言い方をします。 当然ながら、システム (フレームワーク) 側には,ユーザー定義のコードがあらかじめ埋め込まれているわけではありません。それにも関わらず、システムはユーザーのコードをコールバックすることができます。 なぜ、ユーザー定義の関数をシステム側からコールバックすることができるのでしょうか。 C# では、これから説明する「デリゲート」を利用することで、コールバックを実現することができます。 平たく言えば、デリゲートは関数のプレースホルダのようなものと考えることができ