PostgreSQLのロール管理とその注意点(Open Source Conference 2022 Online/Osaka 発表資料)NTT DATA Technology & Innovation
さて、今回は多くの人が悩まされる統計情報と実行計画について、 お話していきたいと思います。 なお、基本的に対象のVerは10.2です。 なので、10.1でも通じるものはあると思いますが、 9.2以前の方は他を当たってください。 11.1以降の方もこの絡みだと、SPM(SQL Plan Management)とか新機能があるので、 他(インサイトテクノロジーとか)のサイトを当たってみてください。 では本編へ。長いぞー。 10gR1から、オプティマイザ統計の自動収集という機能が 新たに追加されてまして、デフォルトで動作する状態になっています。 まず、ここから説明しておきたいと思います。 10gから、RBOがサポートされなったため、ユーザはCBOを使用しなければなりません。 CBOは統計情報を元に実行計画を作成するため、ユーザが何も意識しなくても、 統計情報が取られた状態で、CBOが使えるように
1)パスワードに関する各種設定などは、プロファイルによって設定 通常、SYSTEMユーザには "DEFAULT" というデフォルトのプロ ファイルが割り当てられています。 デフォルトでは、パスワードの有効期限(PASSWORD_LIFE_TIME)は180日。 念のため、下記のSQLを実行してプロファイルの内容を確認。 A.ユーザに割り当てられているプロファイルを確認。 下記のSQLの結果では、SYSTEMユーザにはDEFAULTプロファイルが 割り当てられています。 SQL> select username,profile from dba_users; where username = 'SYSTEM' USERNAME PROFILE ------------------------------ ------------------------- SYSTEM DEFAULT 1行が
Oracleにはラージ・プールとか共有プールとかさまざまなメモリ領域が必要ですが、 これらを0で設定し、代わりに10gより追加されたパラメータ「SGA_TARGET」にメモリ割り当てサイズを設定することで、Oracleが自動的にさまざまなメモリ領域にメモリを効果的に割り当てます。 ただしSGA_TARGETはパラメータ「SGA_MAX_SIZE」を超える値を設定できませんので、 SGA_MAX_SIZEもあわせて増やす必要があります。 SYSDBAユーザーでログインし、以下の流れで設定を変更していきます。 (ここでは1GBに拡張する例を示します) -- SGA最大サイズを変更 alter system set sga_max_size = 1024M scope = spfile; -- SGA_TARGETを変更 alter system set sga_target = 1024M s
SGAはインスタンスの再起動が必要です。 まず現在の設定を確認します。 SQL> show parameter sga_ NAME TYPE VALUE ---------------- ------------ ------ sga_max_size big integer 1536M sga_target big integer 1536M SGAサイズsga_max_sizeは動的変更(scope=both)できません。 初期化パラメータをサーバパラメータファイルで管理している、かつ、SGAの自動共有メモリ管理(ASMM)を使っている場合、sga_targetは動的変更できます。 SQL> alter system set sga_max_size = 4G scope=spfile SQL> alter system set sga_target = 4G scope=spfile
データファイルを作成する際は、実際の運用に配慮する必要がある。これから解説する注意点に留意することで、運用時のトラブルを回避することも可能になる。 前回は、Oracleシステムを支える基本かつ非常に大事なファイルであるパラメータ/コントロール/REDOログファイルについて説明しました。それぞれOracleを管理するうえで欠かすことのできないシステムファイルです。 今回は、データベースユーザーにとっては一番身近で重要な領域、実際にユーザーのデータが格納されるデータファイルについて説明しましょう。 データファイルとテーブルスペース データファイルは、実際にユーザーのデータが格納される場所です。Oracleの内部では論理的に「テーブルスペース(表領域)」を作成し、その中にテーブルなどを格納することになります。 右の図にあるように、テーブルスペースはOracle内部に「論理的に」作られるため、複数
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