少し遅くなりましたが松尾さんから頂戴したお返事について。 ご理解いただけたと思われる点については省略して、3点ばかり。 まずはこちらからすると伝わり切らなかったように見える(あるいはきちんと伝わっているのかもしれないが、こちらとしては納得し切れない)点について。今回は菅談話への金子議員ほかの反応からはじまって松原議員の南京事件否定論や "THE FACTS" 広告へのコミットメントにもはなしが広がっていったような体裁になっているので、「後出し」的な印象を与えているやもしれず、その点は最初からすべての問題点を提示しなかったこちらのミスでしょう。しかし欧米諸国……と言ってしまうと条件が多様になりすぎてちょっとまずいので単刀直入にドイツを例にとった場合、ある政策の実現のために研究者やジャーナリストがホロコースト否定論者と手を組むという選択が社会に受け入れられるでしょうか? 時と場合によってはそれ