「Curiosity killed the cat」という英語のことわざがあります。好奇心はネコを殺した、転じて「あまり詮索しすぎると面倒なことに巻き込まれかねないよ」という意味です。 けれど、実際にはそうばかりでもなく、ときには驚くべき発見につながることもあるようです。なんと、好奇心あふれるネコたんが、2000年の歴史はあるローマの遺跡を見つけちゃったというではないですか! イタリア・ローマのピエトララータという街の近く。10月のある日、この辺りに住んでいる2人のローマ人がいなくなった飼いネコを探していました。どうやらこのネコたん、近所にある石灰岩の洞窟の中に入っていってしまったようです。飼い主のひとり、ミエルコ・カーティさんがミャーミャーというネコの鳴き声にしたがって進んでいくと……そこで彼が目にしたのは葬儀で使うような骨壷や人骨らしきもの! さっそく考古学者たちが調べてみると、それは