ファミレスにはビールを頼むと2杯目以降安くなる文化がある。100円安くなったり、なんなら半額になることもある。 ビールはファミレスでは高価なお酒である。ファミレスで飲むべきはワインといわれわれわれビール一派は涙をのんできた。 2杯目以降安くなる文化により、この常識が覆されようとしているのではないか。ファミレスでこそビール、その歴史の萌芽のときを一緒に目撃しよう。
うんめー、うんめー。コーラだいすき。だって冷たいから。しかし、ある日ハッときづいた。 (……そもそもこれ何味なんだ?) ああ一体私は何をしていたのか。何味かわからないものをうまいうまいと飲んでいたなんて。あほの魔法がとけた私はメーカーにきいた。 「私、デイリーポータルZの大北と申しますが、そもそもこれ何味なんですか?」 未だあほの魔法はとけぬようだがとにかくきいた。
文房具関係者にとって日本最大のお祭が、年に一回ある。 それが、今年で24回目の開催となる『ISOT(イソット=国際文具・紙製品展)』という文房具関連の見本市だ。 18歳未満は入場不可、基本的に関係者と招待客以外は入場不可、というハードコアなヤツだが、それでも3日間で7万人以上が訪れる本気の文具祭である。 その文具祭に、今年も行ってきた。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:鉛筆の削り屑鑑賞 > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 今年のISOTは6月の26日から28日の3日間、お台場のビッグサイトで開催である。 何年か前までは最終日を土曜にして、一般開放日(関係者
東京都足立区梅島に足立区の区役所がある。以前から足立区の学校給食はスゴイのだと聞いていた。聞いていたが、僕はもうオッサンなので給食を食べる機会がない。 ところが、足立区の区役所にあるレストランで給食と同じメニューを出しているというのだ。それは食べに行くしか無いだろう。 足立区役所に行ってきました。 あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。(動画インタビュー) 前の記事:ハッピーターンの粉を作りたい > 個人サイト keiziweb DIY GP
ロンドンといえばテムズ川。パリといえばセーヌ川。 どちらも街の顔として大きな川が東西に流れる都市で、川のクルーズは定番コースとして観光ツアーに組み込まれることが多い。 そんな川の街の小さな運河では、いまも現役で運河周りの古い設備が動き続けていた。しかも、古さのレベルが東京とは違っていた。なんたって、産業革命の時代から歴史があるのだ。
パリの郊外に、ル・コルビジェという建築家が建てたサヴォア邸という建物が存在する。 昭和6年(1931年)に建てられた古い建物なのだが、見に行ってみたらどう見ても現代建築、いやそれ以上に未来な建物で驚いた。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:ピレネー山脈を越えて西の果てへ(サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼 後編) > 個人サイト 閑古鳥旅行社 Twitter
エイプリルフールに勢いでポーランドに行った。 時間の制約もあってホテルのあるワルシャワからあまり離れられないなあ…などと思っていたら、事前に取材する場所を見つけられないまま出発することになってしまった。 ならば当たって砕けろだと、見知らぬ土地しかも外国でぶらり途中下車したらどうなるのかをやってみることにした。 観光とは違った目的のなさが旅っぽくていいじゃないか。
ナマステ&ジェンドブレ。デイリーポータルZはデリーとポーランド情報を伝えるデリーポーランドZに生まれ変われました。略してデリポって呼んでください。亜寒帯気候とステップ気候からいまの話題をお届けしています。 デリーには安藤、西村。ポーランドには林、べつやく、大北、藤原、地主。人数のバランスが取れてない2チームが現地に駐在中です。 電波状況がよかったらときどきUSTREAMもする予定です(ポーランドからの放送はこちら、デリーからはこちら)。USTREAM機材提供:CEREVO
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:ストリートビューの人実写版
何年も家族で外国に転勤していた友人が教えてくれた話。ニューヨークにいた頃どうしてもラーメンを食べたくなったのだけど、中華麺が手に入らなかったのでスパゲティでラーメンを作っていたのだそうな。 それはラーメンではなく中華風スープスパなのでは?と思ったら、どうもそうじゃないらしい。聞いてみると、お湯に重曹を入れてスパゲティを茹でると中華麺になるのだという。 ホントだろうか。なんかエイプリルフールのネタみたいな話だけど、あんまり真剣に言うのでやってみました。半信半疑で。 (松本 圭司) 原理的には確かに中華麺になる気もする 中華麺は小麦粉に「かん水」を混ぜ作る。普通に小麦粉を練って麺を作るとウドンになってしまうが、かん水を混ぜることでコシがあって黄色い中華麺になるのだ。 かん水は炭酸ナトリウムが主成分で、それが良い具合に化学反応を起こして小麦粉を中華麺にするらしい。 一方、重曹は炭酸水素ナトリウム
子供にとってお菓子のおまけの引力はいつの時代も変わらないものだと思う。 子供の頃に遊んでいた70~80年代のグリコのおまけを並べて、眺めてみた。 (ほそいあや) おもちゃのかんづめ(自作) 子供のころからずっと捨てられなかった、こまごまとしたおもちゃ。ほとんどがお菓子のおまけです。 一方、普通におもちゃ屋で買った大きいおもちゃはほとんど残っていない。成長するにつれ、処分する時が来ても未練はなかった。 でもおまけだけはこの先も捨てることはないと思う。自分がこの小さいおもちゃに執着する理由って何なんだろう。
乗り鉄、撮り鉄など、いろいろ細分化された鉄道趣味界に、駅めぐりというジャンルもある。特徴的な駅舎を観てまわったり、終点駅、秘境駅をめぐるなんてのも人気だ。 しかし、鉄道が運ぶのは人だけではなく、貨物もある。つまり僕たち一般人が乗り降りする駅だけでなく、貨物を積み降ろしする駅もあるわけだ。 そこで、貨物になった気分で駅を観てまわる、貨物駅めぐりをしてみよう。 (萩原 雅紀) 人は乗り降りできない駅 線路がたくさんある光景が好きで、少し前からそんな場所の写真を撮って歩いている。 ひとくちに線路がたくさんある場所、とは言っても、大規模な駅や電車の車両基地、機関車が休む機関区などいろいろあって、特に最近、なぜか惹かれるのが貨物駅だ。
子供の頃、望遠鏡を買ってもらえなかった僕が手にしたのは望遠レンズ。これが意外なほどに、星が撮れる。 このレンズで子供の頃あこがれだった、あの星を撮ってみたい。 強く思った僕は、真冬の筑波山に登っていた。 目標は水星だ。 (加藤まさゆき) 手持ちのデジカメで天体写真が撮れた 去年の冬のこと。 義父からもらった望遠レンズで月の写真を撮ったら、思った以上にキレイに撮れて、にわかに興奮した。
ドライフルーツは果物を乾燥させたものだ。 ということは、そのまま水で戻せば「ドライ」が「ウェット」に、つまり生に近い状態に戻るのではないか、椎茸みたいに。 試してみた。 (安藤 昌教) ドライフルーツいろいろ集めました ドライフルーツは携帯や保存に便利なだけでなく、生の果物よりも栄養価が高まるものもあるのだという。それに加えて乾燥させることで味や香りがぎゅっと濃縮されておいしくもなる。いいことずくめだ。
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