Abstract 設計原則やデザインパターンは重要なものであると言われています[要出典]が、原則やパターンを学ぶだけでは、なかなか「どのように開発現場に生かせばいいのか」が見えてこないというのもまた事実ではないでしょうか。 あるいは、原則やパターンを適用しようと頑張った結果、高まるはずの保守性が低まってしまった、というような話も、よく聞くように思います。たとえば、DRY原則を知った直後に、なんでもかんでも「共通化」を行い、あとからそこが負債化してしまった、というような体験は、多くの開発者の「苦い思い出」として残っていたりするのではないかと思います。 このセッションでは、開発要件やコードを多く例示しながら、原則やパターンと実際の開発の間の溝を埋めることを目指します。 また、原則同士の有機的なつながりや、原則とパターンの間にある関係にも光を当てることで、「カナヅチを持ったらなんでも釘に見える」
![開発現場で役立たせるための設計原則とパターン - builderscon tokyo 2018](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/66e7803d067f7e3c3953c5639b7827243397c7b2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.ytimg.com%2Fvi%2FqUKpgGFGHVo%2Fsddefault.jpg)