以前、Gジャンにジーンズなどと上下デニムで合わせる“デニムオンデニム”がトレンドとなったが、今度は「デニムシャツ」がトレンドになってきた。色あせた古着から色の濃いトラッドなデニムシャツまで種類はさまざま。幅広い層から支持を得ている。 オーバーサイズのデニムシャツにホットパンツとタイツを合わせている。ボトムスをブラックで統一しつつ、スニーカーをブルー系にしてシャツと色を合わせたお手本カラーコーディネートにも注目 デニムシャツはバブル期のトレンディドラマなどで多用されたため、古くさいイメージを持っている人が多いのではないだろうか。米国らしいボックスシルエットで、スリムパンツにインすると強調される上半身が膨らんだシルエットが当時の最先端トレンドの象徴だった。 デニム素材でありながらシャツなので清潔感があり、ナチュラルな着こなしからボタンを開けるようなワイルドな着こなしまで幅広く対応できたのが人気
ダサいと思われがちな「白ソックス」がストリートで人気となっている。あえて見せることで“ダサカッコよさ”を演出。ハーフパンツが増えるこれからの季節にはさらに増えそうだ。 そもそも「ストリートで男性がどんなソックスを履いているか」と聞かれると、答えに窮してしまう。というのも、長ズボンの場合は隠れてしまい、ハーフパンツの場合は裸足か浅めのソックスが使われてきたからだ。女性がミニ丈に合わせるためにレギンスやカラータイツ、ニーハイソックスなど“見せる足下”トレンドを経てきたのとは反対に、メンズの足下は“見せない”傾向が長く続いていた。 それがようやく変化してきたのは、アメトラ(アメリカントラディショナル)ブームでスラックスがストリートで履かれるようになってから。適正なサイジングが求められるパンツなので裾から靴下がチラチラ見え、裸足に合わせるのも難しいため、ボーダーやアーガイルなどトラディショナルな柄
2011年水着のもう1つの注目トレンドは「モノキニ」。正面から見るとワンピース水着、後ろ姿はビキニ、というスタイルだ。ここ数年、海外で人気が高まり、ハリウッドセレブが火付け役となって日本にも波及している。セクシー系のオトナ女性向け、しかも目の錯覚によって、やや寸胴な体型でもスタイルがよく見えるのが特徴とされる。かつてバブル景気時代にはやったモノキニと、今年の“新型モノキニ”はどこが違うの? ※本編は、「2011年ギャル水着最前線」シリーズの続きです。こちらの記事も併せてお読みください。 まずはインポート水着の人気商品から拝見 マルキュー(SHIBUYA109)で人気の水着ショップ「PEAK&PINE(ピークアンドパイン)」を運営するレディース水着メーカー・ミューラーンが、2011年の水着トレンドでイチオシに位置づけるのが「モノキニ」。正面から見るとワンピース水着、後ろ姿はビキニというスタイ
原宿らしくハーフパンツで軽快さを出してトップスをボリュームアップ。上はレザーだが、ボトムはハーフというアンバランスさがこの時期の“鉄板バランス” ゴールデンウィークも過ぎて夏物が出揃い始めた。さまざまなカラーリングが溢れるこの季節、今年は例年以上に「チェック柄」が人気を博している。 ラフな印象を与えるチェック柄シャツだが、去年はアメトラ(アメリカントラディショナル)が多用。ジャケットに合わせるために胸ポケを取り除き、ドレスアップしたアイテムが多かった。その流れを組んで、ショップのドレスコーナーには今春もチェック柄のシャツが揃っていた。 だが原宿のストリートで流行っているのは、アメトラ系というより「渋カジ系」チェックシャツだ。主に“お兄系”が好む、細身で着丈が短く裾を出して着るデザインのもので、羽織る感覚のものが多い。生地もブロードでほぼ統一されているアメトラとは違い、フランネルやブロード、
〈2011秋冬パリ・コレクション〉凛と ハンサムウーマン2011年4月22日10時32分 印刷 Check シャネル コムデギャルソン エルメス イヴ・サンローラン ヨウジヤマモト ルイ・ヴィトン ミュグレー(モデルはレディー・ガガ) 3月初旬に開かれた2011年秋冬パリ・コレクションでは、国際社会の不安が続く中で、それでも前進しようというメッセージなのか、光や輝きが服や演出でも強調された。明るく希望があった60年代調が多く、凜(りん)とした「ハンサムウーマン」が新しい女性像として提案された。 霧が立ち込める暗い森の中の長い一本道。そんな見立てのランウエーを、シャネルのモデルたちは、その両端の白く輝く扉へと凜として進んだ。着ているのは、遠めにはこのブランドとは思えないほどマスキュリン(男性的)なパンツルック。 定番の上品なツイードジャケットは、紳士服のようなパンツスーツに羽織った。カクテル
カジュアルスタイルでは、少し前までシャツは「出すもの」だったが、ここ最近のアメトラ(アメリカントラッド)ブームをきっかけに「シャツイン」が大流行。さらに遠目ではシャツが出ているのかどうかわからない「ちょい出し」も登場している。 ニットからネルシャツをちょい出しのコーデ。パンツやニット、トップスが暗めの色なのでチェックを多用しても落ち着いて見える(拡大すると、各アイテムの詳細データも見られます) そもそもバブル期まではシャツを外に出すのが珍しく、Tシャツでもしっかりとパンツに入れていた。外に出すようになったのは90年代から。カジュアルなコーディネートから「ユルめ」「崩す」といったテクニックの一要素として取り入れられていった。さらに「シャツを入れるのはスーツを着るとき」という認識が広まり、フォーマルはイン、アンフォーマルは出すという使い分けが一般的になった。 それが崩れたのがアメトラブーム。ト
大人カジュアルに欠かせないアイテムとして人気のニット。ジャケットなどの下に着込むのに重宝するアイテムだが、今年は定番のクルーネックやVネックニットのほかに、「カーディガン」をインナーとして着る人が増えている。 頭を通して着るプルオーバータイプのニットはインナーとしての側面が強く、アウターの中に着込むのが主流だ。カーディガンよりも密閉率が高くて防寒性に優れることと、頭を通して着るという行為がインナーを連想させるのだろう。 一方、軽く羽織る印象が強いカーディガンはインナーというより、春夏のアウターとしてシャツやカットソーに合わせて着るケースが多かった。そのカーディガンがインナーとして使われるようになった理由は、ジャケットスタイルの定番化が大きい。 トラッドスタイルがトレンドとして長く続いている原宿ではジャケットにシャツを合わせるのが当たり前になっていて、フォーマル路線に向かっている。ニットでイ
ピンク地に白のハートが水玉模様のようにちりばめられた派手なスカート、ドクロマークが描かれたTシャツ…。10代後半から20代前半の女性が好みそうなファッションが今、おしゃれな女子小学生に大人気という。最近では、女子と小学生の頭文字を組み合わせた「JSファッション」という言葉が、子供向けファッション雑誌で頻繁に登場している。 JR大阪駅南側に建つ阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)。6階の「ベビー・こども服売場」を見渡すと、他の百貨店の子供服売り場とは一線を画す品ぞろえに驚かされる。 通常、百貨店の子供服売り場ではクマやウサギなどをあしらった「母親が子供に着せたくなるような、かわいらしい服装」(阪急阪神百貨店)が主流だ。これに対し、梅田本店では中折れ帽やピンストライプ(細いしま柄)のスーツなどをそろえた「チャビーギャング」、ハート柄のキャミソールや鮮やかな色使いのエナメルバッグなどを扱う「ロニィ」
絵の具箱を広げたようにカラフルなドレスがズラリと並ぶ。ここは提案型のレンタルドレス店。来店する客のタイプは千差万別だ。スタイリストは、一人ひとりを晴れの舞台で輝かせるために、どんなワザを発揮するのか。“似合うドレスの法則”はあるのか? 話を聞くと、その「色」選びには、男性のオシャレにも役立つノウハウがあった。 ※本編は、「提案型が人気、女性を夢心地にするレンタルドレスの“魔法のしかけ”」の続きです。そちらの記事も併せてお読みください。 似合うドレス選びのポイント[その1] ~最初に“似合う色”を見極める 提案型のレンタルドレス店「ドレリッチ」は、衣装や小物をただ貸し出すだけではない。スタイリストが客一人ひとりの個性、要望、目的に応じて、ドレス・ボレロ(あるいはスカーフ)・靴・バッグ・アクセサリーまでの一式をトータルでコーディネートする。女性客のタイプは千差万別だ。背が高い、低い、色白、色黒
MONEYzine サイトサービス終了のお知らせ 2022年4月20日をもってMONEYzineは終了しました。 長い間、MONEYzineをご利用およびご購読いただき、ありがとうございました。 翔泳社では複数のデジタルメディアを運営しております。よろしければご覧ください。 翔泳社のメディア:https://www.shoeisha.co.jp/media
ホワイト色のフィッシャーマンニットにスカートを合わす、という難易度の高い着こなし。ベレー帽も雰囲気作りに一役買っている(拡大すると、各アイテムの詳細データも見られます) 寒い日が続く1月。防寒着が最も活躍する時期で、ダウンジャケットやライダースピーコートなどの防寒性重視の重衣料が多く見られる。そんななか、昔ながらのアイテム「フィッシャーマンニット」がナチュラル系スタイルとして支持を得ている。アイテム自体はオーセンティックだが、着こなしに今らしいアレンジがなされている。 フィッシャーマンニットとは、その名の通りアイルランドやスコットランドのフィッシャーマン(漁師)が着用していたニット。漁で使う網の模様や縄のようなデザインが特徴だ。太い毛糸で編まれていて凹凸がはっきりしており、立体的なデザインになっているところが他のニットとの一番の違いだろう。同じように太い毛糸で編まれたもので「カウチンセータ
伝統がベース カジュアルに 2011年秋冬メンズ スタート2011年1月25日10時20分 印刷 Check ボリオリ ALBERT ARTS トラサルディのランウェイショー=大原広和氏撮影 エルメネジルド・ゼニア=大原広和氏撮影 バーバリー・プローサム=大原広和氏撮影 プラダ=大原広和氏撮影 ドルチェ&ガッバーナ=大原広和氏撮影 2011年秋冬のコレクション発表が、メンズからスタートした。伊・フィレンツェで行われた世界有数の展示会「ピッティ・ウオモ」と、それに続くミラノ・メンズコレクションでは、伝統的な柄やアイテムをベースにした服づくりが目立った。ただし、数シーズン続くカジュアル化の流れは健在だ。(ミラノ=竹端直樹) ◆ピッティ 79回目を迎えたピッティ(1月11〜14日)。会場でまず目に付いたのは、タータンチェックを使用したコート、ジャケット、シャツの多さだ。数シーズン続く「軽さ」志向
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く