世界への危機感、深く反映 08年春夏パリ 2007年10月15日 7日まで開かれた08年春夏パリ・コレクションは、最近になくメッセージ性の強いショーが多かった。トレンドはナチュラルやアフリカン、現代アート調などさまざま。今季はその表現の背後に、世界状況への危機感が、より深く反映されていたように見える。効率化社会で失われゆく自然や伝統、人間性。とかく表層的といわれるファッションですら、声を出さずにいられないほど現状は差し迫っているのだろうか。 ルイ・ヴィトン ルイ・ヴィトン(後ろ姿) コムデギャルソン ランバン アンダーカバー シャネル アレキサンダー・マックイーン ルイ・ヴィトンの会場の外壁や天井には、今の社会のひずみや矛盾を投影したような「アフターダーク」の世界が描かれていた。ショーの冒頭には下着が透けて見える白衣の看護婦スタイルが登場。前から見ると明るく上品なのに、後からは下着が丸見え
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