2 つのテーブルを結合してデータを取得する方法の中で、指定したそれぞれのテーブルのカラムの値が一致するデータだけではなくどちらかのテーブルにだけデータがある場合も合わせて取得する方法が外部結合です。ここでは SQLite で外部結合を行うための LEFT OUTER JOIN 句の使い方について解説します。 外部結合とは 最初に外部結合について簡単に説明しておきます。外部結合とは2つのテーブルでそれぞれ結合の対象となるカラムを指定し、それぞれのカラムに同じ値が格納されているデータを結合して取得するものです。内部結合の場合は、一致しないデータは取得しませんでしたが、外部結合の場合は一致しない場合もデータとして取得します。 次の図を見て下さい。左側のテーブルと右側のテーブルを外部結合します。結合の対象となるカラムは左側のテーブルが「部署ID」、右側のテーブルが「ID」です。この2つのカラムの値
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