菅義偉官房長官は29日、沖縄県名護市を訪問し、同市長選(来年2月4日投開票)に立候補予定の元自民党系市議、渡具知武豊(とぐち・たけとよ)氏(56)と会談するなど、てこ入れを図った。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設が選挙の最大の争点だけに、菅氏は「戦える体制になってきた。(自民、公明両党で)全力で取り組んでいく」と記者団に語った。 菅氏は同市で建設中の自動車専用道路を視察し、「2021年夏までに完成させる」と前倒しを表明。辺野古周辺3地区の区長との会合では、国から市を通さずに交付する補助金を活用し「生活環境の保全や地域振興にできる限り配慮したい」と約束した。
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