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ブックマーク / takagi-hiromitsu.jp (56)

  • 高木浩光@自宅の日記 - 年金機構から基礎年金番号の付番機能を剥奪せよ, 追記(6月29日)

    ■ 年金機構から基礎年金番号の付番機能を剥奪せよ 我が目を疑うニュースが飛び込んできた。 性同一性障害者に年金共通番号 一時ネット閲覧可能に, 共同通信, 2013年5月7日 日年金機構が、性同一性障害で性別変更した人を判別するため、昨年10月から基礎年金番号10桁のうち前半4桁に共通する固定番号の割り当てを始めていたことが7日、分かった。この4桁の番号が性同一性障害者を示すと明記した機構の内部文書が一時インターネットで確認できる状態だった。 「内部文書が一時インターネットで確認できる状態だった」というのが意味不明だなと思いつつ、Twitterを検索してみたところ、この問題と戦っている方々のツイートと、問題提起のブログが見つかった。 GID(性同一性障害)年金基礎番号 強制付番問題について, URAIKADA | FTMTSのために, 2013年4月19日 急ぎで載せました「GID(性同

  • 高木浩光@自宅の日記 - 武雄市役所が組織ぐるみの著作権無視 以前から常習の疑い

    ■ 武雄市役所が組織ぐるみの著作権無視 以前から常習の疑い 「共感の魔法」「面白くて癒される」などと、全国各地で絶賛されている武雄市長の講演。その人気の秘訣はベールに包まれ、他に類を見ない講演がどうしてそう易々とできるのかと不思議に思われていたのだが、1月21日に徳島大学で開かれた講演会「徳島ICT研究協議会「市民の知恵で地方の元気を回復!武雄市モデル 地方自治2.0 とは?」」で、地元の人がこれをスネークして告発したことで、その一部始終が暴露された。 2013/01/21 第5回徳島ICT研究協議会 武雄市長樋渡氏講演書き起こし(リンク切れ), sabonya (@emanon34), 2013年1月22日 「2013/01/21 第5回徳島ICT研究協議会 武雄市長樋渡氏講演書き起こし」へのコメント, Togetter, 2013年1月28日 第5回徳島ICT研究協議会の樋渡啓祐氏講演

  • 高木浩光@自宅の日記 - LINEがこの先生きのこるには

    LINEがこの先生きのこるには 先々週、テレビ東京のワールドビジネスサテライトで、最近流行の「LINE」が特集されていたのだが、経済系の番組であるにも関わらず、「元カレが出て嫌」、「知らない人が出て怖い」という街の声をとって伝え、電話帳アップロードの件にも触れるなど、負の面も扱っていて、とてもよい番組であった。 人気急拡大「LINE」の実力は, ワールドビジネスサテライト, 2012年6月22日 番組を見た後、久しぶりにTwitterを「LINE 知らない人」で検索してみたところ、以前にも増して大量のツイートが出てきたのだが、そのほとんどが、「芸能人のマネージャですが」という詐欺spamが来たという報告であった。ちょうどこのころ、LINEに対して大量のspamが発生していたようだった。そして、LINEの運営元はspam防止に動いたようだった。 @magic_kanata ご報告ありがと

  • 高木浩光@自宅の日記 - ID番号は秘密ではない。秘密でないが隠すのが望ましい。なぜか。

    ■ ID番号は秘密ではない。秘密でないが隠すのが望ましい。なぜか。 俺、実は今日が誕生日なんだ……。 僕らはいったいいつから誕生日を隠さなくちゃいけなくなったんだろう。はてなにもmixiにもGREE*1にもニセの生年月日で登録した*2自分がいる。Facebookの友達にも生年月日を明かさない設定にしている。プライバシーやセキュリティを啓発する立場の者が生年月日を明かすだなんて、匿名主義者達の嘲笑の的にされかねない。そして気付いてみれば、誕生日を祝ってくれるのは、両親とほんの数人の身近な友人だけになっていた。 先月、スマホアプリのプライバシー騒動の件で立て続けてにいくつもの取材を受けた*3が、決まって聞かれるのは、「利用者が気をつけるべきことは何でしょうか」という問いであった。 これに対して私が答えたのはこうだ。「利用者が何か気をつけなくてはならないようではいけない」と。つまり、事業者が解決

  • 高木浩光@自宅の日記 - パスモは乗車履歴を第三者提供? 他社のビッグデータに取り込まれる可能性

    ■ パスモは乗車履歴を第三者提供? 他社のビッグデータに取り込まれる可能性 前回の日記の続き。 あの後、パスモ社の担当者と何を話したかというと、同社の個人情報保護方針に反しているのではないかという点と、個人情報保護法に違反しているのではないかという点であった。 電話する前の時点では、「乗車履歴自体は個人情報ではない*1」という見解も出るかな*2と予想していたが、担当者は、前回の最後の部分で示したように、あっさりと個人情報だと認めたため、そこは論点にならなかった。 まず追求したのは、利用目的の明示。 個人情報保護法は、第18条で、個人情報を取得したときは速やかにその利用目的を人に通知又は公表しなけれなばらないと定めており、その例外として、「あらかじめ利用目的を公表している場合を除き」としている。記名PASMOを作って利用を始めると、乗車履歴をパスモ社ほかに取得されることになるが、その乗車履

  • 高木浩光@自宅の日記 - ID番号が秘密なのか、それとも氏名・生年月日が秘密なのか

    ■ ID番号が秘密なのか、それとも氏名・生年月日が秘密なのか SuicaやEdyの登場によって、カードに記載の番号が新たな問題をもたらすであろうことは、8年前に関心を持ち、何度か書いた。 Edyナンバーは易々と他人に知らせてよい番号なのか, 2004年2月29日の日記 Edyナンバーはどのように使われるものか, 2004年7月11日の日記 許諾なしに公表されるEdyナンバーとSuica番号, 2004年7月11日の日記 その後、EdyナンバーやSuicaのIDiは無闇に掲示されることはなくなり、問題は起きなかった。コンビニのam/pmがEdyを用いて独自に展開していた「club ap」でも、利用者登録にはam/pm店舗のレジで印刷してもらう「仮パスワード」を必要とするようになっており、まあ一応ちゃんと設計されていた。*1 ユビキタス社会の歩き方(1) もらったEdyはam/pmで使わない。

  • 高木浩光@自宅の日記 - ミログ第三者委員会の「提言」を許してはならない

    ■ ミログ第三者委員会の「提言」を許してはならない 10月10日の日記「スパイウェア「app.tv」に係るミログ社の大嘘」の件、ミログ社から「第三者委員会報告書」(以下「報告書」という。)が開示された。 第三者調査委員会の調査結果に関するお知らせ, 株式会社ミログ, 2011年12月16日 100ページにも及ぶこの報告書の内容は、「app.tv」と「AppLog」について事実関係を明らかにした上で、いずれも違法行為ではなかったとする結論を導くものであり、加えて、冒頭で、「ユーザーからの同意取得に関する提言」として、一般論を社会に向けて提案するものとなっている。 報告書には次の2つの重大な問題がある。 app.tvの不正指令電磁的記録該当性の検討で肝心の点がすっ飛ばされている。 「ユーザーからの同意取得に関する提言」は到底受け入れられるものではない。 以下、これらを順に明らかにする。 app

  • 高木浩光@自宅の日記 - Wi-FiのMACアドレスはもはや住所と考えるしかない

    Wi-FiMACアドレスはもはや住所と考えるしかない 目次 まえがき これまでの経緯 2つのMACアドレスで自宅の場所を特定される場合 SSIDに「_nomap」でオプトアウト? PlaceEngineはどうなった? まえがき 先週、以下の件が話題になった。 Greater choice for wireless access point owners, Official Google Blog, 2011年11月14日 Removing your Wi-Fi network from Google's map, CNET News, 2011年11月14日 グーグルWi-Fiネットワークの位置情報収集で対応策を公開, CNET Japan, 2011年11月16日 Google's WiFi Opt-Out Process Makes Users Navigate Technic

  • 高木浩光@自宅の日記 - テレビ録画機「トルネ」の視聴ジャンルが無断公開されている

    ■ 何が個人情報なのか履き違えている日 昨日の日記の件、みなさんからの声により、PlayStation 3をテレビ録画機にする製品「トルネ」についても同じ問題があり、どんなジャンルの番組をよく視聴しているかや、視聴時刻までもが公開状態になっていることが判明した。これについては後述する。 それより先に今言いたいのは、こういうことが起きるのは、何が「個人情報」なのかを、日の事業者や行政がみんな揃って履き違えているためではないかということだ。 今回の件について、ソニーはこう釈明するかもしれない。「オンラインIDは個人情報に該当しない。オンラインIDに氏名などの個人情報を含めないよう登録画面で注意書きしている*1」と。しかしそういう問題でないのは明らかである。 日の事業者はどこもかしこも、「個人情報」に該当しなければ何をやってもいいという誤った道に進み始めている。そして、日の個人情報保護法

  • 高木浩光@自宅の日記 - なぜソニーが駄目でアップルやマイクロソフトは良いのか

    ■ なぜソニーが駄目でアップルやマイクロソフトは良いのか 8月14日の日記を書いた翌週のこと、なんとなく「hiromichu」でググってみたところ、以下のページが見つかり、魂消た。 hiromichu - PlayStation®Home オフィシャルサイト, http://playstationhome.jp/community/mypage.php?OnlineID=hiromichu このページで「トロフィー」のところをクリックすると、なんと、私がどんなゲームで遊んでいたかまで表示されてしまう。URLの「OnlineID=」のところに任意のIDを指定することで、全ての人のゲームプレイ状況を閲覧できてしまう。(このサイトにログインしていなくても。) プレステ3を買ってPlayStation Networkを使い始めてかれこれ何年にもなるが、これまで、全くこのことに気付かないまま、いくつ

  • 高木浩光@自宅の日記 - 心から利用者に説明する気なぞ微塵もない日本の事業者たち

    では、この「利用規約を見る」ボタンを押せば、「端末情報を取得します」というのが何であるのかが、わかるようになっているのだろうか。 このボタンを押すと、Webブラウザが開くようになっており、表示されるのは以下のWebページであった。 セカイカメラ サービス利用規約, セカイカメラ サポートセンター このページの内容をくまなく見てみたが、どこにも「端末情報」という文字列は存在しないし、「UDID」の文字列もなければ、「端末識別」という文字列もない。内容的にUDIDに関係しそうなところを探して*5も、次の記述しか存在しない。 8. プライバシー 8.1 登録ユーザーが当社に届け出る情報および当社が取得したユーザーに関する情報は、当社が別途サービスにおいて掲示するプライバシーポリシーに従って取り扱われるものとし、ユーザーは、かかるプライバシーポリシーに基づく個人情報の取扱いにつき同意するものとし

  • 高木浩光@自宅の日記 - スパイウェア「app.tv」に係るミログ社の大嘘

    ■ スパイウェア「app.tv」に係るミログ社の大嘘 株式会社ミログが9月27日に提供開始した「AppLog」がスパイウェアまがいであるとして、朝日新聞10月5日朝刊に以下の記事が掲載された。 アプリ利用時間や回数丸わかり「アップログ」に批判, 朝日新聞2011年10月5日朝刊 AppLog: insidious spyware rolled out in Japan by Milog, Inc. *1, The Asahi Shimbun, 2011年10月5日 スマートフォンの利用者がどんなアプリ(ソフト)をいつ、何回使ったかを記録して好みを分析し、興味を引きそうな広告を配信する。そんなプログラムが現れ、インターネット上で批判を集めている。プログラムは電話帳など無関係に見えるアプリに組み込まれ、アプリ利用者への説明が十分ではないからだ。(略) 問題視されているのは、利用者に存在が見えに

  • 高木浩光@自宅の日記 - 「Tポイントカード3人に1人が持つ」は本当か、街角で聞いてみた

    ■ 「Tポイントカード3人に1人が持つ」は当か、街角で聞いてみた 先週、マイナンバー制度(納税番号制度(aka 共通番号制度))のICカード配布の話の流れで、(住基カードが4%しか普及していないのに)TSUTAYAのTポイントカードは「今や国民の3人に1人が持つ」という話*1が話題になっていた。「共通番号を官民で使えばカードを1枚にできる」などといった主張も出ていた。 その一方で、当にそんなにたくさんの人が持ってるのか疑問だとの声も出ていた。「レジから聞こえてくる声に耳を傾けていると、Tポイントカードを持ってる人なんて存在しないんじゃないかと思えてくる。」という声もあった。(「Togetter - 「「ポイントカードはお持ちですか」への反応」」参照)。

  • 高木浩光@自宅の日記 - ウイルス罪法案、どうしてこうなった

    ■ ウイルス罪法案、どうしてこうなった 前回で書ききれなかった「どうしてこんなことになったのか」の件。 結論だけ先にざっくり言えば、ワーム(自己増殖能力を持つもの)を想定していた人と、トロイの木馬(伝染の手段として人による起動を要するもの)*1を想定していた人が混在していて、その認識の違いを確認することなく議論してきた(法制審や国会において)結果であろうと思う。 それはどういうことなのか。 私はこの問題を最初に理解した2006年10月22日の日記「不正指令電磁的記録作成罪 私はこう考える」で、「法制審議会の議論はプログラムには多態性があるという視点を欠いている」と書いた。 つまり、この不正指令電磁的記録の罪が、文書偽造罪や通貨偽造罪とパラレルに設計されているといっても、偽造文書や偽造通貨は、作成された時点で偽造文書かそうでないかは確定するのであって、誰にどう渡すかによって偽造文書になったり

  • 高木浩光@自宅の日記 - 富士通総研が研究員のコラムを削除、国民ID・共通番号制度を巡る現況

    富士通総研が研究員のコラムを削除、国民ID・共通番号制度を巡る現況 先週の金曜日、富士通総研のコンサルタントらによるコラムのサイトに掲載された、「国の礎としての共通番号制度を構築すべく、抜的な議論の見直しを」という記事が、その日のうちに説明なく削除されるという事件があり、いったい何があったのかと憶測を呼んでいる*1。 国の礎としての共通番号制度を構築すべく、抜的な議論の見直しを, 榎並利博, 富士通総研, 2011年5月13日(現時点では「エラー404 お探しのページは存在しません」と表示される) 政府からの圧力を疑う人が続出していたが、私の感触では、番号制度*2をめぐる現在の状況では、そういうことは考えにくいのではないかと思う。それよりも、この記事の主張の組み立て手法に見られる典型的な不味さが、富士通総研やその周辺の関係者に見抜かれたためではないか。私はそう憶測する。 榎並氏の3

  • 高木浩光@自宅の日記 - やはり起きていた刑事的萎縮効果による技術停滞 岡崎図書館事件(13)

    ■ やはり起きていた刑事的萎縮効果による技術停滞 岡崎図書館事件(13) 12月12日の夕方、Twitterの#librahack界隈で以下のサイトが発掘された。 杉並区立図書館 新着図書 更新情報 (非公式), http://www.naotaka.com/library/ 更新停止のお知らせ 突然ですが、2010年6月22日をもちまして、「杉並区立図書館 新着図書 更新情報 (非公式)」の更新を停止させていただきます。 当ページをご利用の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 6月22日といえば、librahack.jp が公開された翌々日だ。東京の杉並区立図書館といえば、使われている図書館システムは三菱電機ISのMELIL/CS(新型)だ。 このサイトの公開された当時に書かれたサービス説明が、以下にある。 杉並区立図書館の、「その日の新着図書」がわか

  • 高木浩光@自宅の日記 - 岡崎市に求められているものは何か 岡崎図書館事件(12)

    ■ 岡崎市に求められているものは何か 岡崎図書館事件(12) 9月の20日の週、遅れた夏休みをとって帰省した私は、東海環状道をひとっ走りして、岡崎市立中央図書館を訪問した。そこのカフェで中川氏と面会するためだった。中川さんからは、じっくり事件の詳細*1をうかがったのだが、せっかく図書館にいるのだからということで、その場の思い付きで、三浦主任に会ってみますかという話になり、カウンターに伝言を残したところ、三浦主任はカフェまでお越しくださり、夜遅くまで3人でお話をした。 実は、中川さんは、釈放されるときに、真っ先に図書館へ謝りに行く*2つもりだったのだそうだ。ところが、釈放の間際に、O警部補から「図書館には行かなくていいから」「俺が代わりに伝えておいてやるから」「図書館には言っておくから」と、止められたのだという(「Librahackメモ」の6/14「不起訴で釈放された」に詳細な記述がある)。

  • 高木浩光@自宅の日記 - 逮捕時報道で疑問を挟めなかったメディアは一般紙だけではなかった 岡崎図書館事件(9)

    ■ 逮捕時報道で疑問を挟めなかったメディアは一般紙だけではなかった 岡崎図書館事件(9) このところ、公安資料Winny放流事件のこともあり、新聞社やテレビ局から何度か取材や問い合わせを頂く機会があったが、そういうなかで、記者から岡崎図書館事件のことについて触れられることもあり、新聞が最初の逮捕時報道で疑問を挟めずに警察発表をそのまま流したことを恥じ入るといった趣旨の言葉を頂くこともあった。 その一方で、「技術屋と法律屋の座談会(第2回)」で会場のフリーライターの方から「マスコミ報道が悪いと言われても、まあストレートニュースってそういうものよね」という発言が出たように、警察発表を短時間で記事にしていくという警察担当記者の日常作業からすれば、たしかにそんなものなのかもしれない。実際、警察がそういう発表をしたという事実は伝えられるべきであるし、もしあの報道がなければ、私たちはそういう逮捕事案が

  • 高木浩光@自宅の日記 - かんたんログイン方式で漏洩事故が発生

    ■ かんたんログイン方式で漏洩事故が発生 ガラケーからiPhoneに乗り換えた人々が「ガラケーサイトが見れない!!」とご不満らしいという話は、聞いたことがあったし、そういう方々向けに「ガラケーサイトを閲覧できる」と謳うスマホ用の専用ソフトが提供されたというのも、どこかで見た記憶があった。 そんな10月9日の夜遅く、ある方から、「iPhone用のSBrowserというアプリで、クロネコヤマトのサイトを使ったら、知らない人の個人情報が出てきてびっくりした。どうしたらいいか」という相談が舞い込んできた。 早速、iTunes Appストアで「SBrowser」の商品説明ページを見に行ったところ、数々の雑言レビューが付いており(図1)、この種のアプリの需要とユーザ層が見えた。

  • 高木浩光@自宅の日記 - 三菱電機IS曰く「2005年に想定した設計・構築、製品に欠陥とは考えていない」

    ■ 三菱電機IS曰く「2005年に想定した設計・構築、製品に欠陥とは考えていない」 8月11日の日記に書いた件がその後どうなったか確認してみた。 いくつかの図書館では、/robots.txt が修正されたことにより、検索サイトで正常に閲覧できるようになった。 以前は、8月11日の日記に書いたように、三菱電機ISの図書館システム採用の図書館の多くが、/robots.txt によってすべてのクローラを排除していたため、図1の「ビフォー」のように異常な検索結果になっていた。 なぜそんな設定をしていたのかは、このシステムでは以前からアクセス障害が発生していたためであり、朝日新聞が次のように伝えている。 ソフト会社、図書館側に不具合伝えず アクセス障害問題, 朝日新聞, 2010年8月21日 MDISは06年、不具合を解消した新ソフトを開発。東京都渋谷区など全国約45カ所に納入した。しかし、一部では