これができたら自分はもっと幸せになれるのな、と思うことが、二つある: 1) 「慣れず、飽きず」に、毎回、新鮮な感動を持ち続けられること 2) 他人と比較せずに、自分だけの評価軸で判断すること 前者については、冬のボストンで寒さに震えながら、日本を恋しく思っていたことを思い出す。浅い湯船になかなかたまらないぬるいお湯に入りながら、あふれんばかりのたっぷりの熱いお湯いに入れたら、どれだけ幸せなことか!と考えたことを。そして、学校のカフェテリアでさして美味しくないアメリカンランチを食べながら、千円以下で暖かいみそ汁と小鉢、煮魚定食が食べられる日本の昼食が、どれだけ素晴らしいか!を。 遠く日本の日常を恋しく思いだしながら過ごしていた日々を思い出すと、すでに上記二つが当たり前の日常になってしまい、感動する心すら失ってしまったことを悲しく思う。帰国直後の喜びを今でも維持できたいたら、どれだけ毎日のお昼