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ブックマーク / totodaisuke.weblogs.jp (27)

  • 事例で考えるブログ時代の喧嘩のお作法

    1.  読んだ瞬間に反射的に反応せず、まずは一呼吸おく。 最低、一晩はおく。感情的に反論して、いい結果になった試しはない。どうせやるなら、効果的にやるべきであり、そのためには冷静になることが大切。なお、半年くらいかけて、じっくり反撃の機会を伺ってもよい。 2.  相手の文章を何度も読み返す。 一番かっこ悪いのは、文章をきちんと読まないで批判したり反論したりするもの。そもそもマナー違反だし、相手も、ネット上で喧嘩を観戦する人たちも、「いや、そういうことじゃないでしょ・・・」と思われると、反論が効果的でないだけでなく、自分の株も下げる。むしろ行間を読んで、相手の真意を理解してあげる。あげ足とりはしない。 3.  まずは相手の正しい点、いい点を半分くらいは認めてあげる。 相手が100%悪くて自分が100%正しい、ということは絶対にない。大抵は、6対4とか、51対49とかのせめぎ合いなのである。と

  • 生命保険 立ち上げ日誌: 【超凡思考1-6】決めたらすぐやる。その場でやる。

    いつ頃から知り合いなのか忘れてしまったが、自分で勝手に「弟分」と称して、私のことを「兄者」と呼び、時折オフィスに遊びに来て相談に乗ってあげたりするGという20代後半の若者がいる。もともと、ブログを読んでメールをしてきたのだが、自己プロフィルを載せたパワーポイントを送ってきて、最初にやった「オフ会」の幹事をやってもらったのが縁だったことを、書きながら思いだした。 聞いていないのに、こまめに近況報告メールをしてくる。ちょっとブログのエントリーを皮肉った内容を書いてくることもしばしば。出張先の海外からは絵葉書を送ってくる。同性から絵葉書をもらうのって、あまりないから不思議。仕事上で関係があるわけではないのだが、いつの間にか弟のような気がしているのが、なんか悔しい。日の大学を出てから単身フランスに渡り、現地のミニチュアメーカーの社長と仲良くなり、一人でその会社の日駐在として大手自動車メーカーに

    maki_lax
    maki_lax 2009/02/18
  • 【超凡思考1-5】限界は無限だ。

    留学に行く前、27歳の若い平社員だった頃。いつかを書けたらいいな、と考えていた。とはいえ、持ちネタといえば、投資ファンドの裏話くらいしかなかった。ワード文書で20ページくらい、頑張って書いてみたが、内容は薄く、全然になりそうなものではなかった。やっぱり100年早いのかなぁ、そう思ってあきらめた。 留学が決まった2004年1月。ちょうど「ウェブログ」と呼ばれるものが話題になっていた。自分でもやってみようと思った。かつての上司ランチをして刺激的な話を聞いたので、1目の記事として書いてみた。2004年2月。それから、続かなかった。考えてみれば、子どもの頃から日記が2日以上続いたことはなかった。次に書いたのは、渡米した7月末だった。 大学では卒論がなかったので、当に長い文章をこれまでの人生で書いたことがなかった。メールか、仕事で書いた10ページくらいの投資案件のメモくらいか。書く能力が著

    maki_lax
    maki_lax 2009/02/16
  • 【超凡思考1-1】他人と比較しない。

    これができたら自分はもっと幸せになれるのな、と思うことが、二つある: 1) 「慣れず、飽きず」に、毎回、新鮮な感動を持ち続けられること 2) 他人と比較せずに、自分だけの評価軸で判断すること 前者については、冬のボストンで寒さに震えながら、日を恋しく思っていたことを思い出す。浅い湯船になかなかたまらないぬるいお湯に入りながら、あふれんばかりのたっぷりの熱いお湯いに入れたら、どれだけ幸せなことか!と考えたことを。そして、学校のカフェテリアでさして美味しくないアメリカランチべながら、千円以下で暖かいみそ汁と小鉢、煮魚定べられる日の昼が、どれだけ素晴らしいか!を。 遠く日の日常を恋しく思いだしながら過ごしていた日々を思い出すと、すでに上記二つが当たり前の日常になってしまい、感動する心すら失ってしまったことを悲しく思う。帰国直後の喜びを今でも維持できたいたら、どれだけ毎日のお昼

  • 仕事のできる人、できない人

    あなたが考える、「仕事のできる人」の条件とは?できる人とできない人との決定的な違いは? 取材で聞かれたことの一つで、いろいろと考えさせられた。仕事が「できる」ということも多面的であるので人それぞれ定義が違うだろうが、私が最近「この人、できるなぁ」と感じた人の顔を思い浮かべて出た答えは、 スピード × 突破力 メールをしたらすぐに返信が来るとか、「今度~しようね」といったら当にすぐ企画を実行に移すとか、何か仕事をお願いしたら想定よりも早く出してもらえると、「やるなぁ」と思わされる。もちろん、早いだけで質が低ければ話にならないのだが、「スピードとクオリティのトレードオフ」を上手に取れていることが望ましい。イメージとしては、50点のものを1日で出すか、80点のものを2~3日で出すか、100点のものを1週間で出すか、という選択があるとすれば、私は80点のものを数日で出してくる人が好き。 あとは、

    maki_lax
    maki_lax 2008/09/05
    たとえば、「会社のHPにこんな映像が欲しいな」と思ったときに、企画を丁寧に練り上げて、業者を色々探して予算のことばかり考えているよりも、まずは会議室にデジカメを持って自分で撮影してみてYoutubeにアップしちゃ
  • 脱・ノウハウ本

    「あのブログには毒がないからつまらない」 「どこか優等生的になってしまった」 といった批評を、あるブログで頂いた。全くその通りだと痛感しているので、つい気にしてしまった。 確かに、留学中は無責任な立場だったので、言いたい放題・書きたい放題だったのだが、今は多方面に気を使っており、ついつい無難な発言が多くなってしまう。リスク取って世相に切り込んでみても、炎上リスクはあってもメリットがそれほどあるわけでもなく、割に合わない、などとついつい考えてしまう。思えば、つまらない人間になってしまったものだ。 しかし、せっかく?なので、最近考えていた、ちょっと毒のあることを書かせてもらおう。題して、「脱・ノウハウ」。 勉強とか仕事術ブームだが、その効用はよく理解した上で読んでいる人がどれだけいるのか、疑問に思っている。勉強を読んで勉強ができるようになったという人には会ったことがないし、仕事術の記事や

    maki_lax
    maki_lax 2008/08/28
    本当の勉強は、マニュアル本を読むよりもずっとつらいものです。昔の受験勉強のように、頭を苦しいくらいにすり減らして。自分に負荷がかかっていると感じたら、しめたもの。そうではなく、マーカーだけつけるだけの
  • ベンチャーに向いてない人、向いている人

    これまでの採用活動を経て、ベンチャーに向いてない人と、向いている人の特徴が、かなり明確になった: ・ いま、目に見えるものでしか判断できない人と、目の前にあるものを基盤として、将来何が作れるかまで見通せる人。 ・ 悲観的で物事のネガティブな点や人の欠点ばかりが気になる人と、とかく楽観的で物事のポジティブな点や人の長所をくみ取れる人。 ・ 現状に飽き足らず不平・不満ばかりがいつも口に出る人と、たんたんと目の前にある仕事をこなしつつも、その不満な現状をつくりかえようとする人。 ・ メジャーなブランドが好きな人と、メジャーでないことがむしろ好きな人。 ・ 自分なりの明確な判断軸を持っていないのでいつまでも決められない人と、ぶれない軸をもって即決できる人。 ・ 指示されないと動けない人と、指示がない方がむしろ動ける人。仕事を与えられないと動けない人と、仕事を自分から創っていける人。 ・ 将来へのレ

    maki_lax
    maki_lax 2008/06/10
  • 生命保険 立ち上げ日誌: 気鋭のベンチャー経営者たちに学ぶプレゼン術

    Infinity Ventures Summit の目玉企画が、10~15社のベンチャーが新商品・サービスを6分で発表する、Launch Padという企画。先ほど終わったのだが、15社もの6分プレゼンを立て続けてに聞いていて、「心を打つプレゼン術」のツボが少し整理できたので、ここで共有。プレゼンを聞きながらこのメモを書いていたので、気分はジャーナリストっぽいブロガー。 1.  サビ、クライマックスから入れ たとえば映画であれば、オープニングにまず、盛り上がる「ツカミ」のシーンをもってくる。そこでいったん観客を引き込んでから、「話は10年さかのぼって」と、ペースがゆっくりのシーンに戻っていく。 楽曲をCMに使う場合であれば、必ず「サビ」の部分を使う。HBSの授業も、第一回は教授の自己紹介もコース概要の説明もなく、まずいきなりケーススタディに飛び込んだ。しかも、コース全体を通じてもっとも面白く

  • だらしない人のための仕事術(まずは5つ)

    仕事時間を賢く楽に節約する10の方法」というエントリーを読んで、書かれていることはもっともなのだが、これは自分を厳しく律することができ、高い集中力をもって全力投入できるタイプの人向きのノウハウばかりで、どちらかというとムラがある自分にはなかなか適応できないと感じた(そういえば、小学1年生の通信簿にも、「よくできますが、ムラがあります」と書かれていた。人間、なかなか変わらないものです。) 代わりというわけではないが、ムラのある自分の仕事のスタイルを振り返ってみた: 1.  思いついたら、すぐやる。その場でやる。 友人から「あの人を紹介してほしい」という依頼の電話がかかってくる。電話を切った直後、3分以内には紹介メールを発信する。あるいは、会の日時を確定する返信が来たら、もらった直後に目当ての店に電話をし、予約を確定させ、すぐに返信する。実際、「え?もうやったの?」と言われることがよくある

    maki_lax
    maki_lax 2008/06/03
  • やっぱり、空気は読もう

    土曜日の朝日新聞be、掲載頂いたページの後ろに、興味深いアンケート記事が。 「KYでも世の中、渡っていけると思う?」 という質問に対して、「はい」と答えた人が47%(回答者数:4,837人)。その理由としてあげられたのが、 「空気」と大局的判断は異なる 1,094人 個性を主張できる社会が健全 401人 無意味に気疲れするだけ 259人 他人に合わせるばかり 249人 KYの方が国際社会を生き抜ける 134人 とのこと。 「KY」の意味をどうとらえるか、人によってずいぶんと違うのだなぁ、という印象を受けました。以下は、あくまで私の理解。 空気を読むことは、①大きな流れをどう捉えるか、②それを受けて、自分の言いたいことをどう伝えるか、の二つに分かれる気がする。 ①については、もっとも大きな意味では、「世相を読む」ということ、まさに、「大局的判断」を意味するのではないか。前首相が非難されたのは

    maki_lax
    maki_lax 2008/05/26
    せっかくいい意見を持っていても、皆がそれを聞きたがっているタイミングで、上手にそれを伝えることができなければ、宝の持ち腐れとなる。100のアイデアでも、伝え方次第では10にしかならない。だとすれば、50のアイ
  • 不安や怖れを直視する

    留学中、伝説的なヘッジファンドのオーナーと話をする機会に恵まれた。20年間、リターンがマイナスだった年がなく、もっとも悪い年でも、+3%の利回り。あなたはなぜ、このような驚異的な運用実績をあげることができたのですか?投資でもっとも大切なことは、何ですか? 彼の答えは、今でも印象に残っている。 「自分自身が不安に思っていること、怖れていることに対して、正直に耳を傾けることこそが、もっとも大切だと思う。 誰しも、どこかで「おかしいな」と分かっていながらも、『大丈夫、大丈夫』と自分に嘘をついて、言い聞かせてしまう。投資で失敗するのは、このパターン。 自分の不安や怖れを直視することほど、難しいことはない。しかし、これができるようになると、当に客観的な意思決定ができるようになる」 確かに、自分のこれまでの経験でも、「ん?」と思ったときに、「まぁ、きっと大丈夫」とその疑問を詰めなかった場合は、あとか

    maki_lax
    maki_lax 2007/12/21
    誰しも、どこかで「おかしいな」と分かっていながらも、『大丈夫、大丈夫』と自分に嘘をついて、言い聞かせてしまう。投資で失敗するのは、このパターン。
  • 一皮むけた

    今日は、会社の忘年会だった。オフィスの近くでやったので、早めに戻ってくることができた。 もっとも大きな収穫は、同僚のIが大きく成長し、みんなの前で「芸」をやったこと。 タンクトップにスパッツをはいて、海パンのあの人がやる関係性に関する芸を見事に演じきった。僕らは、後ろで彼をサポートして踊っていただけ。 これまではまじめキャラで通していた彼の晴れ姿を見て、昔からよく知る人々は、「ネットライフに入って、これだけの短期間で、彼がここまで脱皮したとは・・・」と、声を揃えて感激していた。 実は、留学中のもっとも大きな収穫の一つが、「恥を捨てて、皆の笑いを取ること」ができるようになったことだった。最初はもじもじしていたのだが、商社出身の友人たちに促されて、どんどんとできるようになった。 振り返ってみると、いかに自分が見栄を張っていたことか!そして、それを(いくらかは)捨て去った今、どれだけ身軽で自由に

    maki_lax
    maki_lax 2007/12/19
    自分を捨てた宴会芸は、実に日本特有の文化なのだなぁと、留学中に気づいた。そこには、自己変革に関する、重要なヒントがあるのだ。
  • ブログ・コンプライアンス

    maki_lax
    maki_lax 2007/12/12
    しかし、その影響力は絶大で、常に大勢の人に見られるかも知れない、ということを認識しておく必要があろう。当社もまだ営業開始前だから問題ないのですが、営業をはじめてしまったら、本ブログも、もっと気を引き締
  • 感動力×定着力

    ある雑誌の取材を受けた。テーマは、「勉強の仕方」。さしてノウハウがあるわけでもないのだが、「ビジネスパーソンとしての勉強」については、日ごろ考えていたことを整理して話すことができた。 大切だと思うのは、 ① 感受性 あるいは あるものを見て 感動する力 ② それをその瞬間だけに留めず 定着させる力 ③ インプットよりも アウトプット重視 ビジネススクールの教室にいて感じたことは、まったく同じ内容の授業を聞いていても、人によって受け止め方はまちまちだということ。自分と仲間が「すごい!」と感じた内容でも、ほかのひとは「そんなの当たり前だ」「つまらない」と言ったりする。 どうせ同じものを見ているなら、「そんなの知っているよ」というよりも、「これは面白い!」「自分のビジネスにこのように適用できる」と感動できた方が得ではないか。 次に、せっかく感動しても、その場限りで終わってしまってはいけない。何ら

    maki_lax
    maki_lax 2007/12/02
    最後に、一般的な教養を身につけるという目的ならさておき、ビジネス分野で学ぼうとするのであれば、机上の学びで終わってしまっては仕方がない。必ず、自分が日々取り組んでいるビジネスに役立てなければ意味がない
  • 何が何でもやりぬくこと

    かつての職場の先輩に言われたことで、印象的に残っていることがある: 仕事をしていく上でもっとも大切なのは何だか分かる? それは、頼まれた仕事は何が何でもやりぬくこと。そして、それを通じて「任せられる」と信頼されること。 仕事の出来栄えが100点である必要はまったくなく、80点でも、70点でもいいのかもしれない。とにかく人に仕事をお願いする立場から見ると、「あいつに頼めば何が何でもやってくれる」と信頼できるかどうか、こそがすべてなのだよ。 会社に入りたての頃は、頼まれたことをやるのは当然だと信じていたのだが、色々な人と接するようになって、必ずしも皆ができているわけではない、ということに気がついた。ちょっとした仕事でもなかなか手をつけてくれなかったり、そもそも口約束だけでやらない人もいる。 ビジネスパーソンとして頑張っていきたいと考えている人は、とにかくどんな仕事でも、頼まれたら必ずやり抜く、

    maki_lax
    maki_lax 2007/12/01
    ビジネスパーソンとして頑張っていきたいと考えている人は、とにかくどんな仕事でも、頼まれたら必ずやり抜く、そして締め切りまでに結果を出す、ということをお勧めしたい。
  • 締め切り効果

    なぜ、人間は締め切り直前にならないと、持っている力を100%発揮できないのだろうか。 締め切りがそこにあることは、手帳にも大きく書かれているから、ずっと前から分かっていたはずなのに、それでも間近にならないと、エンジンはかからない。 某編集者の方には、「絶対に締切よりも早く送ってくる人と、絶対に締切間近(直後?)にならないと送ってこない人、二パターンに分かれる。そして、前者の人の方が、概して仕事の質は高い」とご指導頂いたものの、やはり治らない。 そして、当社の隔週メルマガの原稿を書くとき、いつもそう思ってしまう。というのも、今成田の搭乗ゲートで搭乗時間の1分前。さきほど、ようやく原稿を完成し、送信したばかりだったのだ! いつか近い将来、一つ一つの仕事を締切よりもずっと前に処理していける、そんなビジネスパーソンになりたいものだ。というわけで、今日はブログはこれしか更新できないまま、飛行機に搭乗

    maki_lax
    maki_lax 2007/11/10
    某編集者の方には、「絶対に締切よりも早く送ってくる人と、絶対に締切間近(直後?)にならないと送ってこない人、二パターンに分かれる。そして、前者の人の方が、概して仕事の質は高い」とご指導頂いたものの、や
  • 有言実行するために

    「ブログは朝に書こう!」と宣言してから早数日、夜22時のアップになってしまった。自分で何かをやろう!と決めても、それを実行するのは簡単ではないし、自分自身も得意ではない。そこで、どのようにすれば有言実行できるか、いくつかアイデアを考えてみたい。 1.  大きい声で宣言する ブログなどで「やるぞ!」と声高く宣言することによって、自らを追い込み、プレッシャーをかける。人目を気にする人であれば、これはある程度の効果があるはず。友人などに、「あれ、どうした?」と突っ込んでもらうようにもしよう。但し、今回のエントリーのように、継続できないことをむしろ開き直って、それをネタにしてブログを書くようでは意味がない(笑) 2.  予定に組み込む ブログを毎日更新している某社長の方は、毎日17時~17時半をブログ執筆の時間と前もって充てているそうだ。とはいえ、多忙な身なので突然予定が入ることはしょっちゅう。そ

  • アクティビズムを殺すな

    先週のスティールパートナーズの判決に続き、村上ファンド事件の判決が出た。事案や争点はもちろん異なるのだが、共通するのは、「アクティビストファンドが派手に動いて儲るのはけしからん。市場や社会の秩序を保つためには利益至上主義を断罪しなければならない」という正義感に基づいた価値判断ではないか。法律構成やあてはめは、その価値判断から導かれた結論を正当化するものに過ぎない。仮に裁判所がこのような価値判断を持っているのだとすると、それには賛成しかねる。 スティールの事案では、以下のように語られていた: 『抗告人関係者(スティール)は、投資ファンドという組織の性格上、当然に顧客利益優先の受託責任を負い、成功報酬の動機付けに支えられ、それを最優先にして行動する法人であり、買収対象企業についても、対象企業の経営には特に関心を示したり、関与したりすることもなく、様々な策を弄して専ら短中期的に対象会社の株式を対

    maki_lax
    maki_lax 2007/07/23
    機関投資家は背後にいる資産委託者のために、利益を最大化することを目的とする存在である。彼らにはそれ以上の義務はないし、求めるべきではない。短中期で利益を上げるために、安いときに買って高い時に売ることは
  • 立ち上げ日誌: ブログは嘘をつかない

    「ブログはどうせ自分にとって都合のいいことしか書いてないだろうから、その人の当の姿が分からないのではないか」 そんな風に言われた。 確かに、悲しいことや悩んでいること、大失敗したことについてはあえてブログでは書かない。他方で、たまにしかないビッグニュースや嬉しいことがあると、積極的にブログで取り上げるので、読んでいる人はまるで頻繁にそのようなことが起こっているかのような錯覚を覚えることもある。ブログがおよそ作者が読者を意識して書いている文章である以上、ある程度の「化粧」がなされていることは否めない。 ただ、ずっと自分でブログを書き続けて、そして知人友人のブログを読み続けて思うのは、文章ほど人の個性や性格が出るものはないと思う。一の論文やエッセーならまだしも、ほぼ毎日文章を綴るなかで、偽りのないその人の人柄を読み取ることは十分に可能だと思う。むしろ、毎日自分の姿を偽り続けることの方が難し

    maki_lax
    maki_lax 2007/07/21
    一本の論文やエッセーならまだしも、ほぼ毎日文章を綴るなかで、偽りのないその人の人柄を読み取ることは十分に可能だと思う。むしろ、毎日自分の姿を偽り続けることの方が難しいと思う。
  • 感動をメモしよう

    土曜の夜は、今年の夏からハーバードビジネススクールに留学されるClass of 2009の皆様にお招きされ、壮行会。家族連れで行ったのだが、皆さんも恋人・婚約者・配偶者連れで来ていて、MBAらしい家族的なイベントとなった。 印象深かったのは、新入生のバックグラウンドがこれまでよりも多様化していること。銀行・証券・商社・コンサルなどの出身者だけでなく、会計事務所や中小企業、また地方のファミリー企業出身者がいたこと。皆さんには日を幅広く代表してもらいたいので、その意味ではこの傾向は望ましいといえるだろう。 当日は、「パソコンは買っていった方がいいのか、現地で買った方がいいのか?」といった事務的な質問から、「どうやって授業を乗り切るか?」という質問まで幅広くお話したのだが、一つだけ皆さんへアドバイスということでお伝えしたのが、「一つ一つの感動を書き留めておこう!」ということ。 留学生活は非日常

    maki_lax
    maki_lax 2007/05/27
    どんな形でもいいので、一日一日、身の回りで感じたこと、クラスメートとの対話、学びになって将来役立ちそうなことを書き留めておこう。