鳴門市は二〇〇八年度にも、市営バス八路線のうち利用者の少ない三路線を民間に委託する。二十五日の市地域公共交通会議(会長・山中英生徳島大教授、十七人)で了承された。四月以降、住民説明会や事業者の選定に入り、準備が整った路線から始める。 委託する路線は、高島線(鳴門郵便局-高島)と里浦粟津線(鳴門駅-粟津)、運動公園線(同駅-運動公園)。 一便当たりの利用者数は高島線が二・六人、里浦粟津線は二・八人、運動公園線は一・六人と、全路線平均の八・九人を大きく下回る。赤字を補うため、市は乗客一人当たり、高島線八百三十六円、里浦粟津線五百六十九円、運動公園線五百二円の公費を投入している。 市企画調整課は「利用実績や費用対効果を総合的に検討すると、地域の実情に応じた運行形態に変える必要がある」とし、民間委託導入の原案を交通会議に提示した。 市役所共済会館であった会議には、県内のバス会社、県
バス2台を電車のようにつないだ「連節バス」を導入する動きが広がってきた。一度に大量の乗客を運べる輸送力を生かし、ラッシュ時の混雑緩和につなげるのが狙いだ。2台走行させるよりも運転手の人件費が節約できるなどバス会社にとっても利点が多く、検討を始める地域が増えている。(海老沢類) ■「行列」解消へ 全長約18メートルで定員130人超。通常のノンステップバスの2倍近い輸送力を誇る連節バス「ツインライナー」が、2月4日から神奈川県厚木市内を走る。導入するのは、神奈川中央交通(同県平塚市)。小田急線本厚木駅近くのバスセンターと、約5000人が働く市南部のビジネス地区を結ぶ約3・4キロ区間を、朝夕の通勤時間帯に限り往復運転する。 きっかけは、ラッシュ時にできる長蛇の列だ。午前8時ごろになると、小田急線を降りた通勤客が殺到する。約3分間隔という過密ダイヤにもかかわらず乗車待ちの列が200メートルを超えた
航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)を民間共用化して平成21年度の開港を目指している茨城空港へのアクセスを確保しようと、茨城県などは、廃線となった鹿島鉄道の線路をバス専用道路として整備する方針を固めた。バスの運行は民間が行う。線路跡をバス専用道にする手法は鉄道会社が取り組んでいる例があるが、自治体が設置する「公設民営方式」は全国で初めて。 鹿島鉄道は大正13年に鹿島参宮鉄道として営業を開始。昭和4年に全線が開通し、茨城県中部の石岡市と鉾田市の27.2キロを結んでいた。しかし、百里基地への燃料輸送がトラックに切り替えられたことや乗客の減少で今年3月、83年の歴史に幕を閉じていた。 バス専用道として整備が検討されているのは、JR常磐線と接続していた旧石岡駅と茨城空港に近い旧常陸小川駅間を結ぶ7.35キロの区間。県や石岡市、小美玉市が踏切を交差点にして信号機を設置したり、バス停を作るほか、バスの
岩手日報社 〒020-8622 岩手県盛岡市内丸3-7 TEL 019(653)4111 Copyright(c)2007,IWATE NIPPO CO.,LTD.
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県立高と盛岡市立高は14日、2024年度一般入試の合格者を発表した。全日制、定時制を合わせ6194人が合格。各校で掲示された番号を見て、安堵や喜びの表情を浮かべる受験生の姿が見られた。前年度同様、ウェブ上でも合格者を発表した。 全文を読む 力強く生きていこう 笑顔で堂々の卒業証書 盛岡市の河南中 4年ぶりの全員参加で 2024-03-14 盛岡市茶畑の河南中(久慈孝校長)で13日、卒業式が開かれた。3年生徒133人が卒業。保護者らがあたたかく見守るなか、卒業生らは3年間の中学生活、9年間の義務教育に区切りをつけた。 全文を読む 癒えぬ悲しみ抱きつつ人は生きる 3.11大槌取材 応答なき「風の電話」に 国内外から人々絶えず 2024-03-13 春の訪れを告げるような温かく柔らかな風を受け、海は穏やかに波打つ。東日本大震災から13年目を迎えた11日。甚大な被害を受けた大槌町内では、朝早くから
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