国土交通省は6日、日野自動車が開発した非接触給電ハイブリッドバスを羽田空港内の無料連絡バスとして運行すると発表した。 非接触給電ハイブリッドバスは、停車中に路面に設置した給電装置から電磁誘導により非接触で車両側のリチウムイオンバッテリーに急速充電する仕組みで、外部からの充電により電気駆動の割合を増やすことで、排出ガス低減性能・燃費性能が格段に向上する。電気のみで走行した場合、市街地では約15km走行可能だ。 同省が02年度から実施している次世代低公害車開発・実用化促進プロジェクトの一環として行うもので、2月15日から約2週間、羽田空港の第1旅客ターミナル・第2旅客ターミナル・国際線ターミナル間の無料連絡バスとして運行する。 このバスは現在、日本に1台しかなく、実際のバス事業に使用されるのは初めて。環境性能、操作性、乗り心地等についてデータを収集し、今後の車両の改良などに活用していく。 《レ
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 俳優の菅原文太さんが筆者に「なぜ戸邊さんを追うようになったのですか」と問うた。偶然に出会ったその日に、何かを為す人と直感したと答えた。間もなく、戸邊さんと菅原さんの対談が始まった。テーブルの上には当コラムのコピーがずらっと並べられている。 菅原さんがパーソナリティーを務めるラジオ番組の収録は、戸邊さんの母親の思い出話から始まった。 「勝手に決めないで」と妻に釘を刺された 戸邊さんとラジオ局の社屋を出て、有楽町界隈を歩いた。 「今朝はきのうの雪のためにJRのダイヤが乱れていて、ラジオ局との約束の時間に遅れるのじゃないかと、ちょっと心配しました」 豪雪地から上京してきた戸邊さんが、わずかな積雪を観測して混乱する都市機能を嘆いた。そして、「都会は消
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 経営危機に陥った銚子電鉄を救うために、多くの人が行動してくださいました。それには、新聞やテレビ、そしてインターネットが連動する「クロスメディア」の力が大きかったということを、前回お話しました。 地方の小さな鉄道会社や、小さな町が生き残っていくためには、テレビや新聞、インターネットを通じた露出が不可欠です。外部の人に知っていただいて、足を運んでもらうようにならなければ、地方鉄道も地方都市も活性化することはないと思います。 しかし、1度や2度紹介されたからといって、事態がすぐに好転するとは限りません。 悲鳴を上げればうまくいく、わけはない メディアでの露出と同じくらい重要なのは、自らの手で情報発信することです。そのためにインター
矢巾町のJR矢幅駅内にある町地域情報発信ステーション「icotto(イコット)」の開業1周年を祝うイベントが16日、同施設であった。「町の日常がアップデートされ続ける地域密着型の情報発信拠点」をコンセプトに、岩手医大と附属病院の移転で交流人口が急増する中で、町内外の人々に町の魅力を発信する活動を続けてきた。当日はオリジナルトートバッグや缶バッジづくり、町内事業者の製品の販売などで施設の節目を祝い、さらなる飛躍を期した。 全文を読む CF型ふるさと納税を予定 ZOOMO内動物病院整備で 盛岡市 4月中にも開始 2024-03-16 盛岡市新庄の市動物公園ZOOMO(辻本恒徳園長)内の動物病院整備に向け、同市は4月中を目安にクラウドファンディング(CF)型ふるさと納税の開始を予定している。実施期間は開始日から3カ月で、最終目標金額は1億1千万円。資金調達の状況を踏まえながら2024年度以降に基
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 徹底した現場主義のボトムアップ型の会社である東急ハンズは、従業員に対し自由を与えます。しかし「より良いものを、より幅広く仕入れる」のは、実際には従業員にとって大変に厳しいことです。 「ある程度売れるもの」を見つけることは、経験を積めばそれ程難しいことではありません(もちろん、そんな商品はハンズに限らず、いろいろなお店に並ぶことになるのですが…)。 しかし、お客様に「提案」できるくらいの「より良いもの」を、「より幅広く仕入れる」ことは、それが、選ぶ従業員にとっては、自らの価値観そのものを問われることと同義です。 これは、大変高いハードルです。 「わたしの顔を見てください」 入社したてのころ、私は上司によくこう言われました。 「
明石市のコミュニティーバス「Taco(たこ)バス」と九人乗りワゴンタイプの「Tacoバスミニ」の利用者が四日、百万人を突破し、JR魚住駅前で記念式典が開かれた。 コミュニティーバスは地域の公共交通機関が届いていない地域の縮小を目的に、二〇〇四年十一月から試験運行を開始。〇六年四月に本格運行し、同年十月には利用客五十万人を突破した。また、昨年十一月から路線を増やし、現在、一日約千五百人が利用している。 式典では、百万人を達成したバスの乗降客全員にTacoバスをかたどったチョロQなどの関連商品と、Tacoバス回数券をプレゼント。また、乗客を代表して魚住町金ケ崎の主婦後藤恵子さん(45)、梨沙さん(11)親子に花束が贈られた。恵子さんは「Tacoバスは月六回ぐらい利用しています。今まで自転車だったので、便利になりました」と話していた。(大月美佳) (2/5 11:28)
「赤福」事件で不思議に思うことがある。販路に欠品が生じさせないために、製造して瞬間凍結冷蔵したものを解凍した商品とする。 これは食の衛生学上何らかの問題があるのだろうか?遠洋漁業の魚介類だって冷凍処理は当たり前。 そもそもJAS法と食品衛生法とは本質的に異なるにもかかわらず、さもJAS法が食の衛生を担保すると考えていないのだろうか? 三重県が、さも得意げに赤福再開に当たって冷凍庫を廃棄したと公表したが、何か取り違えていないのだろうか? マグロだってアサリだって海外依存の魚介類は立派に冷凍で腐敗・変質を防御している。にもかかわらず一体どうなってるの? クリスマスケーキだって1年前から製造し冷凍庫に保管しているでしょう。 それと販売できなかった余りものの再利用の危険性とは別のモラルと衛生上の危惧感を要求すべきでしょう。 赤福や御福餅が再び不祥事を生じないよう伝統の品を大切に供給していただきたい
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ガソリン国会、あるいは、道路財源国会が始まりました。残念ながら、不毛の争いが続いています。 政府・自民党は、予算を人質に取る作戦に出ています。ガソリン税などの暫定税率を維持しないと、4月から地方政府の財源に穴が開く、だから、暫定税率を通せ、と言うのです。 今年の4月に暫定税率が切れてしまうことは、10年前から分かっていたことです。暫定税率が今後も必要なのか、必要であったとしても、これまでのように道路に使うべきなのかを議論する時間は十分にあったはずです。それをこれまでサボっておいて、びっくりしたように、「4月からお金が足りなくなる!」と言うのです。 民間企業なら考えられないことでしょう。今後10年間の大きなお金の使い方の議論は、2~3年前から始
東北電力が家庭向けの高速無線通信事業に乗り出すことが4日、分かった。山間地などで光ファイバー事業の採算がとれず、インターネットの高速通信が提供されない“ブロードバンド・ゼロ地域”を対象とする。通信事業子会社の東北インテリジェント通信(仙台市)が秋田市の一部で事業化を目指しており、3月に総務省へ電波免許を申請、年内に商用サービスを始める計画だ。 同省は次世代高速無線通信の「WiMAX(ワイマックス)」規格を活用し、僻(へき)地(ち)や遠隔地にも高速通信を普及させる方針で、東北電力は第1号に名乗りを上げた。 東北インテリジェント通信は昨年2月から秋田市雄和地区(旧雄和町)でWiMAXの実証実験を進めてきた結果、モニター民家21戸で安定した送受信を確認。秋田県や市による支援のメドもつき、同地区での事業化を決めた。電力会社のグループとして地域との共生を進める狙いもある。 当面は雄和地区の約500世
「三忠食堂本店」の厨房(ちゅうぼう)で黒沼三千男さんが津軽そばを作る。煮置きのそばは3日は持つという そばは「三たて」がうまい、といわれる。挽(ひ)きたて、打ちたて、ゆでたてだ。“常識”のように思っていたが、生半可だった。あっさり覆されたのである。 青森県西部の津軽地方。この地では、そばは「煮置き」が一般的という。ゆでてから半日以上も寝かせる。そんなそばがうまいのか。最初は半信半疑だった。 津軽藩の城下町、弘前を訪れた。JR弘前駅から15分ほど。肌を刺す寒さの中を歩き、一軒家の食堂に着いた。「三忠食堂本店」。ごく普通の大衆食堂だが、百年の歴史がある。4代目店主の黒沼三千男さん(59)が、「津軽そば」を出してくれた。 小ぶりの丼に入ったかけそばを、すすった。腰がないなんてもんじゃない。驚くほど柔らかい。はしでつまむと切れるほどだ。そして、何ともいえない大豆の香りがふわり。実に優しい味だった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く