東日本大震災で津波に襲われた仙台平野は、約2千年前の弥生時代の津波でも同程度浸水していた可能性があることが、東北学院大の松本秀明教授(地形学)らの地質調査でわかった。仙台平野は869年の貞観(じょうがん)津波でも同規模の浸水が起きている。 松本教授らは、今回、津波が海岸線から約4キロ内陸まで到達した仙台市若林区で、津波の到達した距離と津波で運ばれた砂や泥の関係を調べた。海岸線から約3キロまでは砂だったが、その先は粒子が細かい泥が堆積(たいせき)していた。 この調査結果と、仙台市教育委員会と数年前に調べた約2千年前に津波に襲われた水田跡がある沓形遺跡のデータを比較。海岸線から約2.5キロ内陸まで砂が到達した約2千年前の津波は、約3.3〜4.1キロ内陸まで達したと結論づけた。 貞観津波も同じ規模だったと見られることから、松本教授は「地震の起こり方がはっきりわからないので、千年周期で津波が
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建築 新説! ストーンヘンジはこうやって建てられた!? 2011.01.22 18:00 [0] [0] Check シェア Tweet イギリスの有名な物のひとつストーンヘンジ 用途も明らかになっていないし、どうやって建てたのかもはっきりしていない神秘的な存在ですが、この度Andrew Youngさんという学生が、どうやって建設されたのか新しい説を考えだしたようです。 Youngさんは、石器時代の人達は車輪は持ってなかったけど木製のボールが転がってるレールなら造ることができたのでは? そして、そのコロコロ転がるボールの上で巨大な石滑らせ、レールの上を進めていったのでは? と考えました。 彼は、新石器時代のストーンサークルでボール状に削られた石をを観た時に、このアイディアを思いついたそうです。 僕は沢山の石のボールの重さや大きさを計測しているうちに気がついたんです。全部、直径が約70ミリメ
1989年に大量の人骨が見つかった東京都新宿区戸山の旧陸軍軍医学校跡地で、厚生労働省は近く、初めての発掘調査に着手する。この場所を巡っては軍医学校に勤めていた元看護師が「終戦後、進駐軍に見つからないように人体標本が埋められた」と証言している。発掘調査を求めてきた市民団体によると、戦時中に中国で細菌や毒物の生体実験をしたとされる関東軍防疫給水部(七三一部隊)の日本における研究拠点があった場所にあたるという。 発掘調査のきっかけは、戦時中に軍医学校に召集されて勤務していた女性が2006年、「終戦後に軍医学校付近の少なくとも3カ所で解剖した遺体の標本が埋められた」と初めて具体的に証言したこと。それを受け、当時の川崎二郎厚労相が調査の実施を明言した。 女性が証言した場所は、都立戸山公園に隣接する国有地(1)、その約250メートル東に位置し、89年に100体分以上とみられる人骨が掘り出された場所
松山市考古館の「ふんどうくん」(左)。隣はFC愛媛の「オ〜レくん」土偶がモデルの「文蔵くん」(高知県文化財団埋蔵文化財センター)火炎型土器をかぶった「まいぶんちゃん」(新潟県埋蔵文化財調査事業団)四隅突出型墳墓に勾玉が乗った「よすみちゃん」(出雲弥生の森博物館) 発掘調査を行う各地の埋蔵文化財センターなどで、マスコットキャラクターを作るところが増えている。モチーフは土器、土偶から墳墓まで。背景には長引く不況で公共事業が減り、それに伴う発掘調査も減少している現状がある。合併や整理の対象になるのを避けるため、存在をアピールしようとの狙いだ。 先ごろ、松山市で行われた愛媛FC(J2)のイベントに同市考古館の「ふんどうくん」が登場した。茶色の板状で中央がくびれた姿は、弥生時代に瀬戸内海周辺で使われたまじないの道具「分銅形土製品」をかたどったものだ。 同館によると、着ぐるみを作ったのは2年前。
諸星大二郎の「妖怪ハンター」シリーズを原作とした井上淳哉の新連載「妖怪ハンター~闇の客人~」が、2011年1月21日にリニューアル創刊する新雑誌・月刊コミック@バンチ(新潮社)にてスタートする。 「妖怪ハンター」は、超常現象を研究する考古学者・稗田礼二郎の活躍を描いたシリーズの通称。井上は月刊コミック@バンチにて「BTOOOM!」の連載が決定しているが「妖怪ハンター~闇の客人~」は創刊特別連載として、並行して掲載される予定だ。 同時に月刊コミック@バンチは公式サイトにて、青稀シンの新連載「あねちゅう! 溺愛悶絶美奈子さん」も発表。頼りない弟を溺愛する世話焼きの姉というギャグコメディになる。 「妖怪ハンター~闇の客人~」編集長コメント 漫画編集者となる以前から、ずっと憧れていた諸星大二郎先生と仕事をご一緒出来ることの喜びと緊張感を、井上淳哉先生と共に噛み締めています。 いろんな反響があると思
南アフリカのブロンボス洞窟(Blombos Cave)から出土した約7万5000年前の両面石器(2010年10月28日提供)。(c)AFP/Image courtesy Science/AAAS 【10月29日 AFP】約2万年前に欧州で発明されたと考えられていた石器の作り方を、約7万5000年前の先史時代にアフリカ南部に住んでいた人類がすでに行っていたとする論文が、29日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。 「押圧剥(はく)離」という石器製作法は、動物の骨などを用いて石片の縁付近を押圧し、先端をとがらせて槍(やり)先端部を作る高度な技術。約2万年前に欧州で発明されたというのが定説だった。 ところが、南アフリカのブロンボス洞窟(Blombos Cave)で発掘された約7万5000年前(中石器時代)の石器を分析した米コロラド大学ボルダー校(University of Colo
英国に蔵書寄贈「待った」 考古学協会、16日再協議(1/2ページ)2010年10月11日11時21分 倉庫に棚積みされた、日本考古学協会の蔵書=2月、埼玉県所沢市、同協会提供 国内有数の考古学の専門書群5万6千冊余りの行き先が問題になっている。所蔵する日本考古学協会が受け入れ先を公募し、英国の研究所に寄贈が決まった。それに一部の会員が反発、16日に協会としての対応をあらためて協議することに。騒動には、蔵書を持て余し活用できなかったという長年の経緯もからんでいる。 ■預け先転々 長年活用できず 「学問の責務についての自覚を決定的に欠いている」「協会蔵書は、理事会の私物ではない」「信じがたい愚行」……。協会の有志が7月に発表した意見書には、強い表現が連なる。9月9日には、海外への蔵書寄贈に反対する会員489人の署名を提出。定款を満たすため、協会は10月16日に臨時総会を開き、寄贈先について再び
「そんなばかなことはありえない」 昨年11月、市民からの通報を受けた担当者は、半信半疑ながらも急いで現場に駆けつけ、破壊された古墳を目の当たりにした。 破壊されていたのは、東西約3・3キロ、南北約3・5キロの丘陵地帯に約700基の小規模古墳が密集する国内最大級の群集墳で、国史跡「巨勢山(こせやま)古墳群」(5世紀中頃〜7世紀中頃、奈良県御所(ごせ)市)の一部だった。 破壊の原因が、ゴルフ場の開発工事だったことはすぐさま判明した。 しかし、巨勢山古墳群の約8割は未調査のままで、御所市教委の担当者によれば「文化庁に現状変更の許可申請を出しても認められず、工事ができない場所」のはずだった。 古墳破壊は事件に発展し、ゴルフ場関係者らが立件された。しかし、文化財保護法に違反してまでゴルフ場開発工事を続けたのは、あきれるばかりの動機だった。事件化された「破壊」 奈良県警生活環境課などは今年8月、文化庁
八角形墳で斉明天皇(在位655〜661年)の墓であることがほぼ確実となった奈良県明日香村の牽(けん)牛(ご)子(し)塚古墳など、この地域に築かれた皇族クラスの古墳が、軒並み中世ごろの南海地震で損壊していたことが、専門家の調査でわかった。地震直前に大規模な盗掘を受けていたことも判明。盗掘時の破壊で古墳全体のバランスが崩れたことで、地震の揺れに耐えきれなかった可能性が高く、盗掘と地震の“負の連鎖”が浮かび上がった。 村教委によると、牽牛子塚古墳では、盗掘時の遺留品とみられる出土土器から鎌倉〜南北朝時代に盗掘を受けた可能性が高いという。この時期には各地の古墳で盗掘が増えており、時代の混乱期で世相が不安定になったためともいわれている。 古代遺跡の地震に詳しい寒(さん)川(がわ)旭(あきら)・産業技術総合研究所招(しょう)聘(へい)研究員(地震考古学)が現地調査したところ、被葬者を納めた石室(幅5メ
墳丘の周囲に敷かれた切り石の並んだ形状から、八角形墳とわかった牽牛子塚古墳=奈良県明日香村、渡写す 大化改新で知られる中大兄皇子(なかのおおえのおうじ=天智天皇)の母、斉明(さいめい)天皇(594〜661)の墓との説がある奈良県明日香村の牽牛子塚(けんごしづか)古墳(国史跡)が、当時の天皇家に特有の八角形墳であることが確認された。明日香村教育委員会が9日、発表した。墳丘全面が白い切り石で飾られ、内部の石室も巨大な柱状の切り石で囲われた例のない構造だったことも判明。斉明天皇は巨石による土木工事を好んだとされ、被葬者が同天皇であることがほぼ確実になった。 明日香村教委は、飛鳥地方の古墳群と藤原宮跡の世界遺産登録に向け、牽牛子塚古墳を昨年9月から調査。墳丘(高さ約4.5メートル)のすそは上からみると八角形状に削られており、北西のすそから3辺分の石敷き(長さ約14メートル)が見つかった
【風(3)変わるケータイ】 電車内で最近、小さな液晶画面をせわしなく指先でなぞる人たちの姿が目につく。新しい携帯ゲーム機でも出たのかと思ったら、スマートフォンだった。 アナログ世代の筆者(44)にとって、携帯電話の操作は、数字のキーを直接押すものとばかり思っていたが、画面にかすかにタッチするだけとは。ボタンを押す指先の感触がない分、どこか不安だ。関連記事記者もすっかりスマートフォン派 その…ケータイ“乗り換え”出費、悩める私記事本文の続き 「iPhone」(アイフォーン)、「iPad」(アイパッド)と言われても、どんな違いがあるのか。前者は名刺サイズの携帯電話、後者は電子書籍が読めるA4判ほどの大きさのパソコンというぐらいしか区別がつかない。 「2千年前のことには関心があっても、現代にはとんと疎い」。古代遺跡の取材を担当している筆者は、同僚からしばしばそう冷やかされる。時代に取り残されては
7月22日、考古学者チームが英遺跡ストーンヘンジの近くで新たな遺跡とみられる木製構造物の溝を発見していたことが分かった。写真はストーンヘンジ。6月撮影(2010年 ロイター/Kieran Doherty) [ロンドン 22日 ロイター] 考古学者のチームが英国の遺跡ストーンヘンジの近くで、「木製ストーンヘンジ」とも言える円形の溝を発見したことが分かった。チームを率いたバーミンガム大のビンス・ガフニー教授(考古学)が22日、ロイターに明かした。 レーダーを使った調査の結果、ストーンヘンジから1キロも離れていない場所で、2000─4000年前の新石器時代のものとみられる円形の溝を発見したという。 巨大な石が円形に並んだストーンヘンジが何のための使われたかについては、いけにえの儀式や天文学といったさまざまな説がある。 ガフニー教授は「これはストーンヘンジ周辺の景観に関するわれわれの考えを180度
コナベ古墳の立体画像。3段に築造された墳丘の様子や周辺に複数の小さな古墳がくっきりと浮かぶ(奈良県立橿原考古学研究所提供) 奈良県立橿原考古学研究所と測量会社「アジア航測」(本社・東京)は、宮内庁管理の陵墓参考地で奈良市の「コナベ古墳」(5世紀前半)と、堺市の「御廟山(ごびょうやま)古墳」(5世紀中頃)で航空レーザー計測による3次元画像を作製し、26日に大阪府吹田市の関西大で開かれた日本文化財科学会で報告した。 立ち入り制限が厳しい陵墓などの精密な墳形がわかり、「大型古墳を研究する上で画期的な手法」としている。 上空からレーザー光を照射し、地表の様子を測るシステムで、活断層調査などにも使われている。レーザー光は樹木の葉のすき間から地盤に当たり、木が生い茂っていても利用できる。昨年12月と今年2月、全長約200メートルの両古墳を計測。上空500〜650メートルからコナベ古墳は約100万点、御
白頭山は朝鮮と中国東北部との国境に位置し、頂上には青い水を満々とたたえた天池(チョンジ)という美しいカルデラ湖を持つ。この山は、玄武岩の溶岩台地の上にそびえたつ成層火山で、中国名では長白山という。その最高峰は、南側のカルデラ縁にある将軍峰で、高さは2750メートルある。白頭山は、金剛山と同様に朝鮮の代表的な名山である。朝鮮や中国東北部の人々にとっては、一生のあいだに1度は登ってみたいという、特別の山であり、日本の富士山以上に象徴的な存在である。しかし、山容は全く対照的で、富士山が独立峰であるのに対し、白頭山は際立った独立峰がなく、裾野から山頂にむけて、なだらかな緩斜面が続くため、麓からはあまり目立たない。 現在は、自動車で山頂付近まで簡単に行くことができるため、多くの観光客で賑わっている。日本からは遠く、日本人でここまで行く人はほとんどいないと聞く。 1000年前の大噴火 天池は北緯42度
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