米国の専門家らからなる国際チームは20日、世界のスーパーコンピューターの計算速度ランキング「TOP500」を発表した。中国が国産技術で独自に開発した新型機が初の1位で、日本の「京」より約10倍速かった。2位にも中国が入った。3位と4位は米、京は5位となり、日米欧が上位を占めてきたスパコンの勢力図は大きく変わった。中国の新型機「神威太湖之光」は1秒間に9.3京(京は1兆の1万倍)回の計算速度を達
日本銀行の黒田東彦(はるひこ)総裁は20日、東京都港区の慶応大学での講演後の質疑応答で、「日本で所得格差は拡大していない」と述べた。大規模な金融緩和で富裕層の資産価値が膨らむ一方、労働者の賃金は伸びていないと学生から指摘され、反論したものだ。 実際、日銀が2013年4月に大規模な金融緩和を始めて以来、株式や不動産などの資産価格は上昇し、実質賃金は3年連続で減っている。しかし、黒田総裁は、失業者が減って雇用者の総所得が増えた点を強調し、「今のところ日本で(所得格差の拡大が)起きているとは思っていない」と学生の指摘を否定した。 3年前の総裁就任時に、「2年で物価目標2%を達成する」と表明したことについて「信認を損なうリスクがあるのに、なぜわざわざ期間を示したのか」と学生から問われると、「デフレ脱却には強いコミットメント(約束)が必要だった」と説明。目標を達成できなかった責任には触れず、「道半ば
イギリスの教育専門誌がアジア各国の大学の最新のランキングを発表し、シンガポールの大学がトップに立った一方、このランキングで3年連続でトップだった東京大学は7位に転落しました。 日本時間の21日発表されたことしのランキングでは去年まで3年連続でトップだった東京大学が7位に転落しました。 日本の大学では京都大学が去年の9位から11位に、東北大学も去年の19位から23位に後退し上位100位以内の大学は去年より5校減って14校となりました。 一方で、トップはシンガポール国立大学、2位は、同じシンガポールの南洋理工大学と中国の北京大学となり、特に中国の大学は上位100校以内に日本を上回る22校が入りました。 これについてイギリスの教育専門誌は、シンガポールや中国の政府が大学に潤沢な資金を投入し優秀な人材を集めているのに対し日本では「20年間にわたって大学が資金の制約を受けており世界の大学との競争や国
日本一の高さを誇る東京スカイツリーのように、世界にも圧倒的な存在感を持ちその国のシンボルとなっている、ビルなどの超高層建築物、電波塔などの構築物が存在している。 そこで、半端ではない高さを誇る世界の建造物を調べてランキングにしてみました。こんな高いところからその国の街を一望してみたい! ※アメリカの「KVLY-TV塔」など、展望エリアのない電波塔は今回は省きました。 10位:台北101(509m)台湾・台北 10位にランクインしたのは台湾の台北にある、東アジア一の高さを誇る超高層ビル『台北101』。正式名称は「台北金融大樓」で、101の名前の由来は、地上101階だから。 地下1階~地上5階までがレストラン・ショッピングフロアになっており、地下2~5階までは駐車場、89~91階が展望台フロアになっている。台湾旅行に行くならここはマスト。 9位:ウィリス・タワー(527m)アメリカ・シカゴ 9
千秋楽は8月28日18時から東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで上演。日本全国の映画館のほか、香港、台湾の映画館でも生中継される。チケットは、最速抽選先行が明日6月21日にスタート。一般販売は7月30日に開始する。 「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』」は、2015年3月から6月にかけて上演された舞台の再演。7月30日から8月7日まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、8月13日から28日まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演されたのち、10月から12月には、上海、杭州、北京、長沙、広州、深センの中国6都市でキャストを替えたワールドツアー公演を行う。
【北京=矢板明夫】中国広東省の烏坎村の自治組織「村民委員会」の林祖恋主任(村長)=72=が17日、地元の治安当局に拘束されたことが大きな波紋を広げている。反発する村民らは19日から林氏の釈放を求める2000人規模の集会を開くなど、当局と激しく対立。現地からの情報によると、治安当局は外国人記者が村に入ることを阻止するために周辺道路を閉鎖し、村は陸の孤島になりつつあるという。 烏坎村は2012年、土地利用をめぐり村民と村指導部が激しく対立し、治安当局に拘束された村民代表が死亡する事件が発生した。村民による抗議活動が拡大したため、地元当局は異例の措置として普通選挙で村長を選ぶことを許可し、林祖恋氏が選ばれた。共産党一党独裁の下、村民らが当局の指定ではない候補を当選させたことで、当時、世界中のメディアから注目された。 しかしその後、村の選挙を認めた広東省党委副書記、朱明国氏が汚職問題で失脚したこと
「またも中国ではこんな信じられない事態が起こっている」「理解に苦しむ国ですね」などという主旨のニュース番組をよく目にする。その中国社会の中で一般の人たちはどう行動し、共産党政府にどんな戦いを挑んでいるのか。そんな彼らを取材し、2度の中国総局特派員経験をもとに現在の中国を描いたのが時事通信社、城山英己記者が上梓した『中国 消し去られた記憶 北京特派員が見た大国の闇』(白水社)。城山記者に政府と戦う民間の人たちの動きや国内での対立、そして今後の中国について話を聞いた。 ――城山さんは、02年から07年と11年から今年までの2度の中国赴任を経験されていますが、ご自身と中国社会はどう変化したと感じますか? 城山:最初の赴任時は、当時の小泉純一郎首相が靖国神社を参拝した影響などがあり、日中関係が良くない時期でした。また私自身もチャイナウォッチャーとして特ダネを取り、読者に新たな事実を提示したいという
加藤嘉一(かとう よしかず) 国際コラムニスト。楽天証券経済研究所客員研究員。1984年静岡県生まれ。2003年高校卒業後、単身で北京大学留学。同大学国際関係学院大学院修士課程修了。英フィナンシャルタイムズ中国語版コラムニスト、復旦大学新聞学院講座学者、慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、ハーバード大学ケネディ・スクール(公共政策大学院)フェロー、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院客員研究員、香港大学アジアグローバル研究所兼任准教授などを歴任。著書に『われ日本海の橋とならん』『中国民主化研究:紅い皇帝・習近平が2021年に描く夢』『リバランス:米中衝突に日本はどう対するか』(いずれもダイヤモンド社)など。中国語の著書も多数。 加藤嘉一「中国民主化研究」揺れる巨人は何処へ 21世紀最大の“謎”ともいえる中国の台頭。そして、そこに内包される民主化とは――。本連載では、私たちが
国境なき記者団(本部・パリ)による「報道の自由度」ランキング2016(180か国が対象)によると、2010年に11位だった日本は2016年には香港や韓国、タンザニアよりも下の72位までランクを下げた。 いったい、どのような調査で、日本の評価はここまで暴落したのか。 国境なき記者団はサイト上で調査方法を解説している。それによると、87項目からなる設問に、同団体に選ばれた回答者が答え、その結果を基にランキングしていることがわかる。アンケートでは次のような設問がある。 「メディアは一般大衆の幅広い意見を反映させているか」(10段階で評価) 「政府はジャーナリストを監視・脅迫するか」(10段階で評価) 漠然とした印象を問う設問が多い上、6~10段階で評価させたりするので、回答者の主観に委ねられる部分が大きそうだ。 日本での調査では、TV局や新聞社の記者、フリーのジャーナリスト、大学教授、弁護士、外
【香港=幸内康】中国で「民主の村」として知られる広東省烏坎(うかん)村の林祖恋・村民委員会主任(村長)が18日、収賄容疑で拘束された。 複数の香港メディアによると、村民が19日、林氏の無実を訴えるデモを行った。 林氏は違法に売却された土地の返還を巡り19日に村民大会を開き、21日には村民とともに上級政府に解決を訴えに行こうとしていた。香港紙・明報(電子版)によると18日未明、警察当局者とみられる約10人が自宅にいた林氏を連行した。中国当局の妨害工作との見方が出ている。 村では19日、村民大会が予定された午後になると、2000~3000人が自発的に広場に集まり、「全村民が林祖恋の 冤罪 ( えんざい ) を晴らす」と書いた横断幕を掲げ、行進した。警察当局者が車両を多数配置し、厳重な警戒態勢を敷いている。
4年ほど前に流行した「資産フライト」を覚えているだろうか? アベノミクスによる円安や規制強化で今や見る影もない。ブームに踊らされた人たちのその後を追いかけ、租税回避をめぐる包囲網の実態をリポート! 香港の中環(セントラル)に、その外観から「蟹ビル」と呼ばれる高層ビルがある。世界に約8000の支店を持つ、香港上海銀行(HSBC)の本店ビルだ。 今から4年ほど前まで、ここに多数の日本人が押し寄せていた。彼らの目的はほかでもない、口座開設だ。現地在住の日本人投資家が当時を振り返る。 「口座開設サポートを謳う日本人業者に引き連れられた一行をよく目にしたものです。小金を持ってそうな50代が中心でしたが、30代OLたちの姿もあった。ピーク時、本店だけで毎週300人の日本人が訪れていたといいます」 当時、日本では「資産フライト」が密かなブームとなっていた。資産フライトとは、リスク分散や節税・脱税目的で資
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く